JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

低音の魅力

2017-05-01 18:35:54 | 無線
 私が青春のころ、低音の魅力というキャッチフレーズで
フランク永井が”有楽町で逢いましょう”でヒットを飛ば
していました。
 田舎物の少年は有楽町の華やかなネオンに憧れを抱いた
ものです。

 低音の魅力といっても話がおかしな方向に行きましたが
最近は40mの国内の局のラグチューを暇なときは聞いてお
ります。
 みなさん良い音で話しをされていますね。
 同じSSBでも7100より下のほうで、アワードサービスを
している局の音とずいぶん違うものです。
 いい音の局のすべてが大きなパワーで運用しているわけ
ではないでしょうが、皆さんAUDIO系にいろいろと工夫を
されているんでしょうね。
 
 昔のフィルタータイプのSSB無線機ではよくキャリー周波
数を出し入れして音が変わるといってやったものです。
 いまのDSP回路で作られるSSBではちょいとキャリアー周
波数を変えるなんて芸当はできなくなりました。

 私が使っているFT-5000の場合はTX DSPバンドフィルタ
ーの周波数特性を選択できます。
 工場出荷時は300-2700のようですが、50-3000、100-
2900、200-2800、400-2600、3000WBとメニューで変更
できるようです。
最後の3000WBというのはどういう意味か知りませんがメ
ニューで設定を変えてみますと、同じマイクでしゃべっ
てもずいぶん違うように聞こえます。

 地声が割りと高いほうですから、400-2600に設定すると
かなり明瞭度が上がった感じになります。
 40mの低音を利かせた音のまねをしたいとは思うのです
が、つける鼻薬が違うように思います。
 DXを追いかけるのであれば、やはり高い声のほうがパイ
ルでも際立て聞こえるかとは思うのですが、といってYLさ
んの声になるわけでもないですが。

 ローバンドのDXはCWに重きを置いていますから、これ
まではあまり意識もせずきましたが、いつかあんなほんわ
かとした音も出してみたいものです。
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