しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

養老猛司さんの講演の記事のこと

2012年11月27日 23時12分01秒 | 学習・教育関係

11/25の西日本新聞の学習塾大手の全教研が開催した養老猛司さんの講演会の記事が全教研の記事広告として掲載されていた。その記事は僕が子供たちを自然の中で遊ばせないといけないと言っていたことが間違ってないと、感じさせてくれた。僕は宇宙の法則を感じられる人間にならないと、人間でなくなるというようなことをあちことでしゃっべって、伝えようとしたのだが、ちょっと抽象的であまり手ごたえがなく、周りに伝わらなかったと実感していた。

養老先生という頭がいい人の説明がわかりやすかったので、最後の1段の部分を転載させていただき、みなさんに読んでいただきたい。

自然は厳しいし、嘘がありません。しかし、自然には脈々と命の連鎖があり、そこには宇宙の法則が流れ、子供たちが自分もその宇宙の法則の一部であることを知り、命の一つであることを認識し、自然とつながっていることを認識できれば、一人でいるときでも宇宙と繋がっていることで、孤独でなくなります。冷静に自分を見つめることが出来ます。物事の本質を見分けようとします。外見的に見えていることの本質を見分けないと、問題は解決できません。自然と対峙すると自然は多くの刺激を人間の脳に与えます。その与えられた刺激に対する自分の反応を認識することで自分を知る訓練ができます。その自然から与えられる刺激の多くはゆったりしていて、感じようとしなければ感じられないほど優しかったり、微細だったりします。その刺激は太古からずっと人間が感じていた刺激であり、人間性を創る背景に常にあったものです。子供たちに葉っぱ数枚を見せて似ているところと、似てないところを発見させるゲームをしてみてください。それだけでも多くの宇宙の法則を観てとれます。では。

養老先生、全教研さんありがとう。