しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

東峰村のITで村をまとめる作戦

2011年09月08日 13時21分15秒 | ニュース・テレビ関係

昨日の西日本新聞によると、

2005年旧宝珠山村と旧小石原村が合併して東峰村ができた。それでも人口流出が止らず過疎化が進む同村が取った対策が、光ファイバー網を村の全世帯に敷き、住民の情報伝達の活性化をすすめることだった。

村の総務課の職員3人で番組制作する「とうほうテレビ」は旧宝珠山村と旧小石川村のお互いの情報を伝えることでの両村の住民の距離を縮める役割を果たしたいと頑張っているとのこと。2ヶ月に1本1時間番組を作っているとのこと。

ちゃんとした番組を作ろうとする企画から撮影から編集までとそれくらいかかると思います。

また画期的なのは「高齢者見守りシステム」として、65歳以上の独居高齢者のうち、民生委員が見守り必要と判定した人を対象にして、光ファイバー網につながったテレビが24時間つけっぱなしか、電源が切られたままかの状態になると、村の役場のパソコン画面に「警告」が表示されるとのこと。警告が表示されると。役場の職員が電話を入れるか、直接訪問して安否確認をするシステムなんだそうです。

村にとって、維持コストがかかるのが欠点だか、広告を募集して、経済的運営を図りたいとのこと。

過疎の村の活性化のひとついのモデルケースだと思います。できない理由を並べて何もしないのが役場だと思っていましたが、東峰村のチャレンジ精神に敬服します。

常に新しい情報をキャッチし加工して、流していかなければならないしんどさがあるかも知れませんが、村民の意識を変え、団結していく求心力を作れると思います。村費で地元の若者を東京や都会のIT運営会社に修行に出させるか、都会に飽きたIT技術者を呼び込んで、新しい人材と仲良くなって、新しい流れを作って欲しい。要は情熱とアイデアと行動力です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿