櫻井神社の階段上の大神宮の参道の周りに今年も多くの幼稚園児たちのアートが空中に舞ってとても美しくて神秘的で不思議な風景となっていました。今回で3回目の参道での展示をどういう作品でどういう展示の仕方をしようとしたか観るのが本当に楽しみです。スタジオ・クラさんが関わっている幼稚園やアート教室の子供さんたちにどんな作品を創ってもらうかを考えるのも大変だし、子供たちに作ってもらうのも大変だし、それを繋げて、木々に展示するのも大変作業だったと思います。本当にみんなの力が結集した作品群でした。たった1日しか展示されていないのが本当にもったいないです。なんか自分も風と一つになっていくような森の精に囲まれているようなセンスオブワンダーを感じさせてくれる作品群でした。神社ならではの聖なる不思議も感じられるアートでした。カメラが壊れかかっているものを騙しだまし使っての撮影で、作品たちが寄りで撮ってもブレて写って申し訳ありませんが、雰囲気は伝わるかなと思います。
スタジオ・クラさん関係の作品は他にもあって、レジデンスで二丈にやってきて数か月滞在している海外からのアーティストさんの作品が本殿前の門の両側と社務所横の部屋にも飾られていました。写真作品やビデオアートがものすごく歴史を感じさせる門に存在しているのがこれも不思議な感じでした。そして一番祭りのスタッフに受けたのが、社務所横に飾られた、櫻井神社の禰宜(ねぎ)の外山氏の鶴と舞う肖像画でした。とてもよく似ていてなぜか空中に浮いていました。鶴の姿もよくこのポーズで描いたものだと感心させられました。バックの櫻井神社の門も浮き上がっていました。
これらの作品を創ってくれた子どもたちやアーティストさんたちに感謝申し上げます。そして、これらの制作から展示まで力を注いでいただいたスタジオ・クラさんの松崎さん以下スタッフの皆様にも感謝申し上げます。
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