しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

妻夫木聡と安藤政信の言葉もカッコイイ

2011年10月27日 12時38分27秒 | ニュース・テレビ関係

ZEROで紹介されていたインタビューがかっこいいと思っていたら、次の日の朝4時頃のニュースでまた流れてきたので、思わず記録した。

見た目がかっこいいだけじゃなくて、言葉も二枚目だよね。カッコイイ!

 

僕は「本質を見つめなおす」という言葉に一番反応してしまった。

前にも書いたけど今の若者たちが日本人というナショナリズムより、地球市民的価値観を身に付けていて、地球人としてモノを観る視点ができあがっているのか、それとも根っこが無いのか。

今回の東北の震災でコミュニティーの大切さがよく見えた。コミュニティーが仲がいいと一緒に津波から逃げたり、避難所で助け合ったり、いしょに漁港をきれいにしたり、漁船を共同使用したり、いろいろな面で、コミュニティーの土地に根っこのある人々は繋がっているなあと感動させられてきた。その感動が他のコミュニティーに大きく影響を与えていると思う。

そこで、妻夫木君の「本質を見つめなおす」という言葉がなんか心に引っかかったのだと思う。

テレビでは物売りのCMか番宣だらけで、表層、つまり見た目を一番の価値に置いた商品の宣伝や、内容の無い番組をさも面白い番組のように見せた番宣に溢れている。人々を見かけを良くする事ばかりにエネルギーを注ぐような価値観を植えつける活動ばかりさせている。新聞や雑誌の紙面の40%くらいが広告で、記事はどこの新聞でも発信元から記事発表されたままだし、そのことがどういう未来に影響するかなんて教養のある視点で記事は書かれていないし、雑誌はただ売りたいだけで、取材さえしていない捏造記事でも発行が許される。

だから本質の見えない価値の薄い「表層社会」を作り上げてしまった。

不正を正すというような情熱も無く、新聞を売りたいという商熱しかない。だから、不正は蓄積され、既成事実の「しょうがないこと」として普通の歴史としてまた積み上げられていく。

そのことが、自分の未来をより不自由になると知っていて、子供たちや若者は何を言っても何をしても変わらない社会であるとあきらめ、損か徳かで判断してデモをすることや、抗議をする活動に参加しない。

公務員は公僕であり国民や市民や町民や村民のために安全と安心できる生活を提供するために存在する。しかし、公務員は民間社会を知らないので、自分が給料分国民に奉仕しているかを確認できないし、第三者機関から査定されないから国民も確認できない。だから調べられることが無いから、実情は国民の足かせとなり、不正を自ら行い、怠け、天下りや省益や政治的駆け引きが優先され、国民はだませる存在でしかないと思っているかのようだ。

国の累積赤字は1000兆円を超えた。日本には郵貯や簡保に大量の預金があり、国債の所有者は日本人や日本の会社で、土地や有価証券を国が持っているので外国の国の赤字とは違うというが、TPPに参加すれば、農業が駄目になるだけでなく、政治がこれだけ機能しないのだから、金融の自由化で根こそぎ日本の資金や自動車や電化製品の輸出で儲けたお金も、短時間でアメリカの金融企業に持っていかれることが予測できる。おそらく、日本はアメリカの自治州に成り下がるだろう。

前にもかいたけど、政府、マスコミ抜きで民間が運営する大事な問題を国民が国民同士で話し合えるサイトをグーグルやヤフーで至急作って欲しい。国民の知恵を終結するサイトになるのでは。

原発や復興やTPPなど大事なことを国民自らが決めた方がすっきりする。本質を公表しない政治家や役人などの表層社会者に決めさせたくない。

僕たちはおそらく、地球市民として、日本だアメリカだ中国だとか、国益で地球的問題を考えることが限界に来ていて、国連とかも限界が見えていて、世界の民間人で全人類的ビジョンをつくるべき時に来ているのだと思う。

 

 

ああ僕は何を考えているのだろう。でも中学生や高校生でこのブログを見た人は、この気分分かるよね。君らが一番未来の不幸をこうむることになる。小学生くらいの子は自分の子供が成人になる前に死ぬ確率が今よりかなり高くなることは、今から十分予測できる。僕たちおじさんたち世代以上の世代は自分のことや目の前の生活にしか関心が無く、愚かで責任感が無く、自立心がないから、権力者の行なう社会の不正を正せないかもしれないと思う。

すまないと思う。

 

次のブログでこのブログのタイトルになっている「愛しい糸島プロジェクト」のことを書こう。

 

 

 


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