しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

週末林業塾「林道づくり」に参加?

2015年01月18日 03時32分55秒 | 農業・環境関係

今、糸島市林業研究クラブの吉村さんを取材中で、その延長で昨年は森の健康診断の報告会、森林ボランティアの木の皮剥ぎ、そば打ち体験、等経験したのですが、いつもながらでインタビューしていて、インタビューのたびに林業の奥の深さを感じていて、言葉のインタビューというよりは、森の中での吉村さんを観察したくて、森に入る体験として、今回の林道作りに同行させていただきました。

まずは糸島市飯原(いいばる)にある物産販売所の「雉琴(きじこと)の市」に朝8時集合ということで、初めて雉琴の市に行きました。残念ながら公交通でその時間に行けるものが無かったのでタクシーに乗りました。

朝8時開店なのですが、8時前にあまり商品が無かったのが、近所の農家さんたちが入れ替わり、立ち代りやってきて、8時ちょっとすぎには店内にたくさん新鮮野菜やくだものが並べられました。お米や竹糠床とかもありました。

集合・出発・準備

今回の作業のメンバーは僕も入れて全員で8名でした。どこの山かわかりませんが、けっこう奥の方でした。登りの道を車が入れるところまで行って、僕以外の人は全員チェーンソーに油を入れて、試運転して、完全装備で出発です。

 

 道の無い山林へ

歩道があるところまで来て、急に道の無いところを昇り始めました。もうこの辺で僕はギブアップしたくなりました。とにかく道の無い急な斜面を登らなくてはならないのです。ずっと斜面ににいるので、ゆったり休もうとしても、いつも身体に負荷がかかり、息はハアハアしているのが止らず、心臓が痛くなっていました。平らなところにいるだけでどんだけ楽なのかを(麓に戻ったとき)実感しました。前回森林ボランティアの木の皮剥ぎ体験とは大違いでした。自然は人間に都合よくはできていません。なめたらあかんのです。森で働く人は、それを難なく乗り越えて斜面を平面を歩くときと同じように楽に進んでいるように見えました。森の人は凄いのです。

林道を作る作業

下見で道の中心になる木にピンクのテープが巻きつけてあり、このテープを巻きつけられた木の左右5mくらいに生えている低木を切り(除伐というらしいです)、ついでに、付近の間伐もやっていくのです。森のあちこちで、チェーンソーと木の倒れるときの音が響いてきます。皆さん黙々と木を切っています。どの木を切るべきか、皆さんの判断でバンバン切っていきます。特に間伐は木を見上げたり、周りを見てよく考えて、後の作業を考えて、どの木をどの方向に切るか判断しなければなりません。怪我をしないよう要領よく、気を張って、体と頭を使うことが必要です。そうしないと、チェーンソーの反乱に合うかもしれないのだそうです。

僕には小さいのこぎりが与えられチェーンソーで切られなかった、もっと細い木や、木に絡まったつるを主に切っていきました。

反省と感想

道らしい風景がみられて、少し嬉しかったです。いい空気を吸って充実感はあるのですが・・・。みなさんとにかく体力が凄いと思いました。チェーンソー片手に急斜面をすいすい山の急斜面を登る姿はかっこよかったです。しかし、あと1ヶ月くらいは僕は山に入りたくないです。きっと斜面ばかりに立っていたせいか足ががくがくになりました。

林業は男の仕事だとつくづく思いました。

林業塾の皆さんそして吉村さんありがとうございました。


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