しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

10/19「たけしのニッポンのミカタ」という番組でニッポンの農業を考えていた

2012年10月22日 17時40分38秒 | ニュース・テレビ関係

農業つながりで、ちょっと前の情報を。かなり、内容が満載で、2回くらいに分けて放送していいくらいだった。

まずは日本の食糧自給率がかなり低くて、このままでは食糧輸入大国としては、地球温暖化や戦争が起きたりすれば、日本が飯が食えなくなるという現状を紹介した上で、一つは植物工場での野菜栽培のことと、新潟の若い農家が日本を出て、台湾への自分の米の売り込む様子を紹介していた。

まずは植物工場のことです。

サンドイッチのチェーン店「サブウェイ」では店内に植物工場が・・・

もうすでに植物工場は自家用のやつが売られていると思います。2年くらい前で40万円くらいでした。

 

さて、台湾に米を売りに行った若い農家のことは・・・

日本の食糧を作るだけでなく、世界の食糧を作るという目標を日本の農家が持ち始めている。日本人なら出来る気がする。世界の農業を変えてやる。世界の人が飢えない世界を創ってやるという農家が世界からいっぱい出てこなくてはいけない。そんな中で、技術力のあるリーダーの役割を日本人がやらなくてはいけない。と思う。

日本が内向きといわれている。政治も経済もそう言われている。正に農業が内向きの象徴とも言える。しかし、玉木さんみたいに、10回も台湾にあきらめずにビジネスに出て行く人も出てきた。同世代の農家がもっと世界に出て行けばいい。

今僕たちが内向きと思っているのは日本がどこへ行こうとしているか、どういう日本を作ったらいいかを語り合っていないこと。日本の偉い人たちが自分の利益だけのためにしか動いていないこと。それ以外のことはなにひとつ考えていないこと。そして、人の話を聞かず、ただ自分の意見を言いっ放ししていることを会議と呼んでいることだ。そして、真剣に未来を考えていないことだ。だから、日本の未来図がいつまでたってもできないのだ。

そして、日本の未来図を描く前に、どういう世界の未来を創るかを話し合わなければならないのだ。どういう世界を創るかの未来図が先に世界の子どもたち全員に学校の宿題として出して、インターネットで話し合ったらいいと思う。大人の固い頭や心では平和が創れないが、子どもたちなら10年くらい話し合えば斬新な未来像が出来ると思う。大人はできるだけ余計なことをせず、正確な情報を与えていけばいいと思う。

今世界で、そして色々な分野で求められているのは凄いアイデアである。逆転満塁ホームランになる知恵である。叡智といってもいい。世界中から集められる、そして、みんながそのアイデアを見れる環境を創ったらいいと思う。孫さんよろしくお願いします。

 

仕事疲れか知らないがなんか話が大きくなっているが、国連とかでバカな政治家が国益を戦わせるよりは、大人が用意したのではない、世界子ども会議がインターネット上で、フリーの世界言語翻訳ソフトでダウンロードして、各地で行なわれるといいと思う。そして、ある程度話し合えば、子どもの目線から見える世界情勢が見えてくると思う。それに対して、凄く頭のいい大人がサポートして情報を与えていけばいい。私欲で関わろうとする権力者やバカな大人は子どもたちは見抜くと思う。


糸島農業高校創立110周年だそうです。あと「海を渡ったコメ農家」のこと

2012年10月22日 12時54分19秒 | 糸島関係

21日の西日本新聞より

海外研修などもやってるんですね。

日本の農業を救うには、または農家として生き残るためには、世界に自分で販売するか、世界で農作物を作って世界に売っていくしかありません。地産地消も大切ですが、「俺が世界を食わせてやる!!」というくらいの気概を持った国際人の育成が必要です。

奇しくも、昨日深夜に「海を渡ったコメ農家」というドキュメントをやっていました。世界に日本のコメ造り技術で打って出ようとしているお二人のコメ農家を紹介していた。米を食べなくなった日本人より、所得が上り、よりよい食糧を求めるようになった他のアジア人の胃袋に日本の美味い米を食べさせることをはじめようとされていた。

まず、お一人目は新潟の有機米農家の石附さん。中国の江西省で新潟の米の栽培を試験的にされていました。試験場の田んぼの写真をメールで送ってもらったり、現地に行って直接指導されていました。

今年は、中国でお米が見事に実りました。今年の米を種もみにして、来年は500ヘクタールで日本の米がつくられるそうです。ゆくゆくは5000ヘクタールまで広げる構想とのこと。

 

もう一人の日本人は新潟の魚沼で作った米を台湾に販売され、人脈を広げることで台湾でこしひかりを作ろうとされている、大島さんです。

台湾で行なわれたフードタイペイで黄千明氏と出会い、台湾で米を作ろうとされていました。また、新潟の様々な食品を台湾のデパートで売り込む約束をされていました。

あおそらく、日本の米作りの技術は世界一です。しかし、その技術を持っていても日本で栽培していては規模が小さく、アジアの人々の胃袋を満たすには至らないのだと思います。今回登場された人たちのように、世界に日本の米作り技術が出て行けば、さらに、日本の農家は海外の安い米に押されて、苦境に落ち入るかもしれません。

しかし、この番組で紹介された方々は、世界で米作りをして儲ける方法や技術、そして何より人脈ができています。その技術や方法が、日本に広がれば、1桁2桁違う農業ビジネスが日本で展開することになると思います。世界中でビジネスをする農家にならなくてはならないのだと思います。国もJAも個人農家を守ってくれません。自分の頭で考え、自分で行動するという、商業や工業やサービス業で行なわれている当たり前のことが国の縛りでできていなかったのです。食糧をコントロールしようとする、国のシステムがすでに農業をだめにしています。自分で作った農作物の値段を自分で決められる農業が必要なんだと思います。

もし、個人で経営が難しい人たちは仲間同士で農業法人などのチームを作り、都会のまとまった消費者さんたちと食糧購入の年間契約をして、農繁期には田植えや稲刈りの仕事を手伝だって貰ったりしていっしょに収穫を祝ったりして、生き残っていけると良いと思います。消費者といっしょに作物を作ることで、より必要とされる作物が生み出されると思います。

 

食糧危機はすでに始まっています。

自分で観て、自分で考え、自分で行動するる農業を糸島農業高校で教えられていることを願って。そして、消費者の人たちが、食糧危機を前にして、自分で観て、考えて、備える人になるよう教育されていることを願って。

なんちゃって。