伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/08/18

2020-08-18 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
エステル記 6:1-3

その夜、王は眠ることができなかったので、命じて日々の事をしるした記録の書を持ってこさせ、王の前で読ませたが、 その中に、モルデカイがかつて王の侍従で、王のへやの戸を守る者のうちのビグタナとテレシのふたりが、アハシュエロス王を殺そうとねらっていることを告げた、としるされているのを見いだした。 そこで王は言った、「この事のために、どんな栄誉と爵位をモルデカイに与えたか」。王に仕える侍臣たちは言った、「何も彼に与えていません」。

エステルが王とハマンを2日に亘って王妃の催す酒宴に招いたその夜、なぜか眠気を催さなかったため、過去の政治や出来事を記録した日誌を取り寄せて読ませたところ、王の暗殺計画をモルデカイが阻止したこと、しかし何の褒美も与えていないことが判明しました。しかしこれはたまたま王が寝られなかったから明らかになったことではなく、モルデカイを亡き者にしようとするハマンの陰謀を未然に防ぐための神の大いなる取り計らいだったのです。神に忠実に仕える者を、神は全力で守り通されます。

https://www.bible.com/bible/81/est.6.1-3.ja1955

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エステル記 6:4-9

王は言った、「庭にいるのはだれか」。この時ハマンはモルデカイのために設けた木にモルデカイを掛けることを王に申し上げようと王宮の外庭にはいってきていた。 王の侍臣たちが「ハマンが庭に立っています」と王に言ったので、王は「ここへ、はいらせよ」と言った。 やがてハマンがはいって来ると王は言った、「王が栄誉を与えようと思う人にはどうしたらよかろうか」。ハマンは心のうちに言った、「王はわたし以外にだれに栄誉を与えようと思われるだろうか」。 ハマンは王に言った、「王が栄誉を与えようと思われる人のためには、 王の着られた衣服を持ってこさせ、また王の乗られた馬、すなわちその頭に王冠をいただいた馬をひいてこさせ、 その衣服と馬とを王の最も尊い大臣のひとりの手にわたして、王が栄誉を与えようと思われる人にその衣服を着させ、またその人を馬に乗せ、町の広場を導いて通らせ、『王が栄誉を与えようと思う人にはこうするのだ』とその前に呼ばわらせなさい」。

王暗殺の陰謀を未然に防いだモルデカイへの報酬をどうしたらよいかと考えていた王の前に、モルデカイを自宅に立てた木に掛けて呪い殺そうと企てたハマンがやってきました。そんなハマンの下心をつゆも知らない王は、モルデカイに栄誉を与えるためにどのようにしたらよいかと相談を持ちかけたところ、驕り高ぶったハマンは、自分以外に栄誉を受ける者などいないと勝手に勘違いして、自分が受けたいと思う最高の栄誉を並べ立てました。漫才のジャンルに勘違い漫才というものがありますが、まさにそれと同じ滑稽な勘違いをハマンは演じたのです。それもすべて自分の地位に酔いしれ、周りが見えなくなっていた高慢が招いた愚かさです。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」との俳句の如く、地位が高くなればなるほど謙虚さを忘れず、自ら身を慎む私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/81/est.6.4-9.ja1955

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エステル記 6:10-14

それで王はハマンに言った、「急いであなたが言ったように、その衣服と馬とを取り寄せ、王の門に座しているユダヤ人モルデカイにそうしなさい。あなたが言ったことを一つも欠いてはならない」。 そこでハマンは衣服と馬とを取り寄せ、モルデカイにその衣服を着せ、彼を馬に乗せて町の広場を通らせ、その前に呼ばわって、「王が栄誉を与えようと思う人にはこうするのだ」と言った。 こうしてモルデカイは王の門に帰ってきたが、ハマンは憂え悩み、頭をおおって急いで家に帰った。 そしてハマンは自分の身に起った事をことごとくその妻ゼレシと友だちに告げた。するとその知者たちおよび妻ゼレシは彼に言った、「あのモルデカイ、すなわちあなたがその人の前に敗れ始めた者が、もしユダヤ人の子孫であるならば、あなたは彼に勝つことはできない。必ず彼の前に敗れるでしょう」。 彼らがなおハマンと話している時、王の侍従たちがきてハマンを促し、エステルが設けた酒宴に臨ませた。

驕り高ぶったハマンの愚かな勘違いは、すぐに大恥となって自分の身に降りかかります。王が栄誉を与えようとする者にどのようにしたらよいかとハマンに相談した王は、ハマンが答えた最高級の栄誉を、なんと憎き敵であるモルデカイに対して、ハマンが先頭に立って一つ残らず実行するようにと命じたのです。心底から悔しい思いをしながらモルデカイの栄誉をたたえたハマンは、逃げ帰るように自宅に戻って、事の次第を妻と親しい友人たちに打ち明けると、モルデカイがまことの神の民イスラエル民族であるならば、彼に打ち勝つことはできないと警告しました。そうこうするうちに王の使いが王妃エステルの宴席に出席を促すために遣わされてきました。まるでドミノ倒しのように、モルデカイとハマンの形勢が一気に転じ始めたのです。

https://www.bible.com/bible/81/est.6.10-14.ja1955
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【今日の聖句】 2020/08/18

2020-08-18 06:05:35 | 今日の聖句
ヨハネの手紙一 1:7 新共同訳

しかし、神が光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩むなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます。

いと高く聖なる光の中におられる神と親しく交わりを持つためには、私たちもまた光の中を歩まねばなりません。罪の暗闇の中を歩む生き方を捨て、御子イエスの十字架の血潮で罪きよめられ、御言葉の光の中を歩ませていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/1jn.1.7.新共同訳
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