伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/08/12

2020-08-12 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
ネヘミヤ記 13:1-9

その日モーセの書を読んで民に聞かせたが、その中にアンモンびと、およびモアブびとは、いつまでも神の会に、はいってはならないとしるされているのを見いだした。 これは彼らがかつて、パンと水をもってイスラエルの人々を迎えず、かえってこれをのろわせるためにバラムを雇ったからである。しかしわれわれの神はそののろいを変えて祝福とされた。 人々はこの律法を聞いた時、混血の民をことごとくイスラエルから分け離した。 これより先、われわれの神の宮のへやをつかさどっていた祭司エリアシブは、トビヤと縁組したので、 トビヤのために大きなへやを備えた。そのへやはもと、素祭の物、乳香、器物および規定によってレビびと、歌うたう者および門を守る者たちに与える穀物、ぶどう酒、油の十分の一、ならびに祭司のためのささげ物を置いた所である。 その当時、わたしはエルサレムにいなかった。わたしはバビロンの王アルタシャスタの三十二年に王の所へ行ったが、しばらくたって王にいとまを請い、 エルサレムに来て、エリアシブがトビヤのためにした悪事、すなわち彼のために神の宮の庭に一つのへやを備えたことを発見した。 わたしは非常に怒り、トビヤの家の器物をことごとくそのへやから投げだし、 命じて、すべてのへやを清めさせ、そして神の宮の器物および素祭、乳香などを再びそこに携え入れた。

エルサレムの城壁再建を成し遂げた後、ネヘミヤはいったんアルタシャスタ王の元に復命し、12年後に再び王に暇を請い求めてエルサレムに帰還しました。ネヘミヤ不在の12年の間に起こったことが、聖職者の職権濫用と世俗化でした。ネヘミヤがいたときに、律法の書にアンモン人とモアブ人は神の民イスラエルに加わってはならないと記されていたことを発見して彼らとの混血児を追い出したのに、ネヘミヤが不在の間に神の宮を監督する立場にあった祭司エリアシブが、アンモン人のトビヤと縁組みし、神殿で用いる器物を保管していた部屋をトビヤのための部屋として転用したと記されています。エルサレムに再び帰還したネヘミヤはこの悪事を知って激怒し、部屋からトビヤの私物を運び出し、部屋をきよめて、元通り神殿の器物のための部屋に戻しました。真のリーダーたる者は周囲の外敵と懇意になって和を保とうとするのではなく、聖なる神の民としてのアイデンティティーを守ることによって神の権威の下に平和を保つべきです。

https://www.bible.com/bible/81/neh.13.1-9.ja1955

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ネヘミヤ記 13:10-22

わたしはまたレビびとがその受くべき分を与えられていなかったことを知った。これがためにその務をなすレビびとおよび歌うたう者たちは、おのおの自分の畑に逃げ帰った。 それでわたしはつかさたちを責めて言った、「なぜ神の宮を捨てさせたのか」。そしてレビびとを招き集めて、その持ち場に復帰させた。 そこでユダの人々は皆、穀物、ぶどう酒、油の十分の一を倉に携えてきた。 わたしは祭司シレミヤ、学者ザドクおよびレビびとペダヤを倉のつかさとし、またマッタニヤの子ザックルの子ハナンをその助手として倉をつかさどらせた。彼らは忠実な者と思われたからである。彼らの任務は兄弟たちに分配する事であった。 わが神よ、この事のためにわたしを覚えてください。わが神の宮とその勤めのためにわたしが行った良きわざをぬぐい去らないでください。 そのころわたしはユダのうちで安息日に酒ぶねを踏む者、麦束を持ってきて、ろばに負わす者、またぶどう酒、ぶどう、いちじくおよびさまざまの荷を安息日にエルサレムに運び入れる者を見たので、わたしは彼らが食物を売っていたその日に彼らを戒めた。 そこに住んでいたツロの人々もまた魚およびさまざまの品物を持ってきて、安息日にユダの人々に売り、エルサレムで商売した。 そこでわたしはユダの尊い人々を責めて言った、「あなたがたはなぜこの悪事を行って、安息日を汚すのか。 あなたがたの先祖も、このように行ったので、われわれの神はこのすべての災を、われわれとこの町に下されたではないか。ところがあなたがたは安息日を汚して、さらに大いなる怒りをイスラエルの上に招くのである」。 そこで安息日の前に、エルサレムのもろもろの門が暗くなり始めた時、わたしは命じてそのとびらを閉じさせ、安息日が終るまでこれを開いてはならないと命じ、わたしのしもべ数人を門に置いて、安息日に荷を携え入れさせないようにした。 これがために、商人およびさまざまの品物を売る者どもは一、二回エルサレムの外に宿った。 わたしは彼らを戒めて言った、「あなたがたはなぜ城壁の前に宿るのか。もしあなたがたが重ねてそのようなことをするならば、わたしはあなたがたを処罰する」と。そのとき以来、彼らは安息日にはこなかった。 わたしはまたレビびとに命じて、その身を清めさせ、来て門を守らせて、安息日を聖別した。わが神よ、わたしのためにまた、このことを覚え、あなたの大いなるいつくしみをもって、わたしをあわれんでください。

ネヘミヤ不在の間にイスラエルが堕落した点は他にもありました。せっかくエルサレムの町にレビ人たちが居住するようになって神の宮の勤めを再開したのに、レビ人たちのための捧げものがおろそかになったため、日々の糧を得るためにレビ人たちがエルサレムから逃げ出してしまったのです。そこでネヘミヤは忠実な働き人を任命し、レビ人の宮勤めによる収入を安定的に供給することによって、神殿の勤めを再興しました。またエルサレムの城内で安息日を守らず、仕事や商売をする人々を発見したネヘミヤは、ユダのつかさたちを召集して厳しく責め、レビ人たちに命じて門を閉じさせて外国人の商売人たちがエルサレムに入ることのできないようにし、安息日を守るように改めました。礼拝は神を畏れ敬う者が何事にも勝って最優先すべき信仰生活の基礎です。礼拝が守られなくなるとき、信仰生活の堕落が始まります。

https://www.bible.com/bible/81/neh.13.10-22.ja1955

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ネヘミヤ記 13:23-31

そのころまた、わたしはアシドド、アンモン、モアブの女をめとったユダヤ人を見た。 彼らの子供の半分はアシドドの言葉を語って、ユダヤの言葉を語ることができず、おのおのその母親の出た民の言葉を語った。 わたしは彼らを責め、またののしり、そのうちの数人を撃って、その毛を抜き、神の名をさして誓わせて言った、「あなたがたは彼らのむすこに自分の娘を与えてはならない。またあなたがたのむすこ、またはあなたがた自身のために彼らの娘をめとってはならない。 イスラエルの王ソロモンはこれらのことによって罪を犯したではないか。彼のような王は多くの国民のうちにもなく、神に愛せられた者である。神は彼をイスラエル全国の王とせられた。ところが異邦の女たちは彼に罪を犯させた。 それゆえあなたがたが異邦の女をめとり、このすべての大いなる悪を行って、われわれの神に罪を犯すのを、われわれは聞き流しにしておけようか」。 大祭司エリアシブの子ヨイアダのひとりの子はホロニびとサンバラテの婿であったので、わたしは彼をわたしのところから追い出した。 わが神よ、彼らのことを覚えてください。彼らは祭司の職を汚し、また祭司およびレビびとの契約を汚しました。 このように、わたしは彼らを清めて、異邦のものをことごとく捨てさせ、祭司およびレビびとの務を定めて、おのおのそのわざにつかせた。 また定められた時に、たきぎの供え物をささげさせ、また初物をささげさせた。わが神よ、わたしを覚え、わたしをお恵みください。

先にも触れましたが、ネヘミヤ不在の間に祭司エリアシブが神を畏れぬ異邦人との融和政策を採ったため、ユダヤ人社会の中に外国人との雑婚が起こり、ヘブル語を話せない子どもたちが半分近くエルサレムに居住するようになってしまいました。この事態を重く見たネヘミヤは、彼らを責め、律法の戒めに基づいて、神の民イスラエルの純潔を守るように誓わせました。またサマリヤ人サンバラテの婿となった祭司エリアシブの孫を追い出し、祭司とレビ人たちをきよめて、その聖なる職務を復帰させました。神に仕えるべき祭司の家系にある者が自ら異邦人、しかもエルサレムの城壁再建を妨害したサンバラテやトビヤと婚姻関係を結ぶとは、言語道断の神に対する冒涜行為です。私たちも神に敵対する者と安易に血縁関係を結んではなりません。

https://www.bible.com/bible/81/neh.13.23-31.ja1955
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【今日の聖句】 2020/08/12

2020-08-12 07:00:15 | 今日の聖句
マタイによる福音書 6:34 新共同訳

「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

思い煩いの正体は実体のない漠然とした不安です。実際には起きていないことをさも現実のように錯覚させるサタンの策略に惑わされることなく、昨日も今日も明日も変わることなく私たちを守ってくださる神にすべてを委ねて、今日を精一杯生きる私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.6.34.新共同訳
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