伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/08/22

2020-08-22 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
エステル記 10:1-3

アハシュエロス王はその国および海に沿った国々にみつぎを課した。 彼の権力と勢力によるすべての事業、および王がモルデカイを高い地位にのぼらせた事の詳しい話はメデアとペルシャの王たちの日誌の書にしるされているではないか。 ユダヤ人モルデカイはアハシュエロス王に次ぐ者となり、ユダヤ人の中にあって大いなる者となり、その多くの兄弟に喜ばれた。彼はその民の幸福を求め、すべての国民に平和を述べたからである。

エステル記を締めくくる10章はたった3節と短いですが、ここにエステル記が旧約聖書の中で、またイスラエルの歴史の中で、とても重要な書物となっている経緯が記されています。ともするとアマレク人の子孫ハマンとイスラエル人モルデカイの権力抗争の様相にも見えるかもしれませんが、なぜハマンは退けられ、モルデカイが高く引き上げられたのか、それは自分の栄華を誇ることに終始したハマンと異なり、モルデカイが民の幸福を願い、すべての国民に平和を述べたため、アハシュエロス王のみならず、ペルシャ帝国のすべての民から人望を集めたからです。このモルデカイの政治のおかげで、その後に出た預言者エズラ、また総督ネヘミヤがエルサレム再建を果たす際に、ペルシャ王からの絶大な信任を得て、存分に職務を果たすことにつながったのです。このモルデカイの姿勢こそが神に喜ばれる者の持つ資質、たとい国家権力の頂点を極めても、神と人とに仕える僕の姿勢に徹することが、神の栄光を証することとなります。私たちもモルデカイに倣い、神と人とに仕える忠かつ義なる僕となるならばさいわいです。

https://www.bible.com/bible/81/est.10.1-3.ja1955
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【今日の聖句】 2020/08/22

2020-08-22 05:25:25 | 今日の聖句
マタイによる福音書 23:11 新共同訳

あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。

世間の人々は出世するほど権威を振りかざし偉そうに振る舞うのが通常ですが、むしろ遜って人に仕えることを、まことの神は私たちに望んでおられます。実るほど頭を垂れる稲穂かな、との句のように、自ら率先して神と人とに仕えることを喜びとする私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.23.11.新共同訳
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