伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2019/09/05

2019-09-05 07:40:08 | 一日一章・聖書通読日記
出エジプト記 34:1-7

主はモーセに言われた、「あなたは前のような石の板二枚を、切って造りなさい。わたしはあなたが砕いた初めの板にあった言葉を、その板に書くであろう。 あなたは朝までに備えをし、朝のうちにシナイ山に登って、山の頂でわたしの前に立ちなさい。 だれもあなたと共に登ってはならない。また、だれも山の中にいてはならない。また山の前で羊や牛を飼っていてはならない」。 そこでモーセは前のような石の板二枚を、切って造り、朝早く起きて、主が彼に命じられたようにシナイ山に登った。彼はその手に石の板二枚をとった。 ときに主は雲の中にあって下り、彼と共にそこに立って主の名を宣べられた。 主は彼の前を過ぎて宣べられた。「主、主、あわれみあり、恵みあり、怒ることおそく、いつくしみと、まこととの豊かなる神、 いつくしみを千代までも施し、悪と、とがと、罪とをゆるす者、しかし、罰すべき者をば決してゆるさず、父の罪を子に報い、子の子に報いて、三、四代におよぼす者」。

神がモーセに授けた戒めを自ら記された石の板は、イスラエルの民が金の子牛を造って拝んだために砕かれ、神との契約は破棄されました。その石の板に代わり、神は先に授けた石の板と同様の板を造り、翌朝それを持参してシナイ山に登るようにと命じられました。モーセは主の御言葉に従い、その日のうちに石の板2枚を切り出して造り、あくる朝早く板を持参してシナイ山の頂に登りました。すると主は雲の内にあって山に降られ、モーセの前を通り過ぎて、神のご性質を表した栄光の御名を告げられました。私たちが主の御名を呼び求めるとき、底に私たちの神に対して抱くイメージが明かされます。私たちにとって神はどのようなお方でしょうか。憐れみ深く、恵み深く、慈しみ豊かなまことの神、罪を憎み、悪に報いられる神、しかし大いなる憐れみの故に怒ること遅く、悔い改める者を赦す神、そのようなイメージを持つ者こそ、まことの神と出会うことのできる者です。

https://www.bible.com/bible/81/exo.34.1-7.ja1955

*****

出エジプト記 34:8-17

モーセは急ぎ地に伏して拝し、 そして言った、「ああ主よ、わたしがもし、あなたの前に恵みを得ますならば、かたくなな民ですけれども、どうか主がわたしたちのうちにあって一緒に行ってください。そしてわたしたちの悪と罪とをゆるし、わたしたちをあなたのものとしてください」。 主は言われた、「見よ、わたしは契約を結ぶ。わたしは地のいずこにも、いかなる民のうちにも、いまだ行われたことのない不思議を、あなたのすべての民の前に行うであろう。あなたが共に住む民はみな、主のわざを見るであろう。わたしがあなたのためになそうとすることは、恐るべきものだからである。 わたしが、きょう、あなたに命じることを守りなさい。見よ、わたしはアモリびと、カナンびと、ヘテびと、ペリジびと、ヒビびと、エブスびとを、あなたの前から追い払うであろう。 あなたが行く国に住んでいる者と、契約を結ばないように、気をつけなければならない。おそらく彼らはあなたのうちにあって、わなとなるであろう。 むしろあなたがたは、彼らの祭壇を倒し、石の柱を砕き、アシラ像を切り倒さなければならない。 あなたは他の神を拝んではならない。主はその名を『ねたみ』と言って、ねたむ神だからである。 おそらくあなたはその国に住む者と契約を結び、彼らの神々を慕って姦淫を行い、その神々に犠牲をささげ、招かれて彼らの犠牲を食べ、 またその娘たちを、あなたのむすこたちにめとり、その娘たちが自分たちの神々を慕って姦淫を行い、また、あなたのむすこたちをして、彼らの神々を慕わせ、姦淫を行わせるに至るであろう。 あなたは自分のために鋳物の神々を造ってはならない。」

憐れみ深い主の御名を告げられたモーセは、イスラエルが犯した罪を自分の罪として悔い改め、その罪を赦し、心の頑なな民ではあるものの、あなたの民として共に歩んでくださるようにと嘆願しました。主はモーセの祈りに答えて、再びイスラエルの民と契約を結ぶと告げられました。そのためにも、これから告げ知らせる主の戒めを固く守り、主が導かれるカナンの地の先住民たちと妥協することなく、ただ神のみを拝し、偶像の神々を拝まぬように、再び偶像の神を造らないようにと命じられました。私たちの神は常に未来志向、過去の罪や過ちをいつまでも根に持って引きずることなく、再びやり直すようにと命じられるお方です。私たちが心から悔い改めるならば、過去と同じ過ち、殊にまことの神以外のものをわが神とする罪をを二度と犯してはなりません。神の憐れみに触れ、過去の罪を赦していただいた以上、ただ神にのみ仕え、心から神を喜び礼拝する、神の民とならせていただきたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/exo.34.8-17.ja1955

*****

出エジプト記 34:18-26

「あなたは種入れぬパンの祭を守らなければならない。すなわち、わたしがあなたに命じたように、アビブの月の定めの時に、七日のあいだ、種入れぬパンを食べなければならない。あなたがアビブの月にエジプトを出たからである。 すべて初めに生れる者は、わたしのものである。すべてあなたの家畜のういごの雄は、牛も羊もそうである。 ただし、ろばのういごは小羊であがなわなければならない。もしあがなわないならば、その首を折らなければならない。あなたのむすこのうちのういごは、みなあがなわなければならない。むなし手でわたしの前に出てはならない。 あなたは六日のあいだ働き、七日目には休まなければならない。耕し時にも、刈入れ時にも休まなければならない。 あなたは七週の祭、すなわち小麦刈りの初穂の祭を行わなければならない。また年の終りに取り入れの祭を行わなければならない。 年に三度、男子はみな主なる神、イスラエルの神の前に出なければならない。 わたしは国々の民をあなたの前から追い払って、あなたの境を広くするであろう。あなたが年に三度のぼって、あなたの神、主の前に出る時には、だれもあなたの国を侵すことはないであろう。 あなたは犠牲の血を、種を入れたパンと共に供えてはならない。また過越の祭の犠牲を、翌朝まで残して置いてはならない。 あなたの土地の初穂の最も良いものを、あなたの神、主の家に携えてこなければならない。あなたは子やぎをその母の乳で煮てはならない」。

まことの神を礼拝する者は、神の民に相応しい生き方を送る者とならなければなりません。否、自ら率先して神の戒めを守り行わずにはおられない者となるはずです。心から神を畏れ礼拝する者のために、神の民に相応しい生き方の秘訣、具体的な行動規範として、モーセを通して律法を授けられました。ですから律法は決して私たちをがんじからめに縛り付ける「べからず集」ではなく、私たちが率先して守り行いたくなるような、神を愛し神に従う者の理想的な姿を描いたものです。律法を愛することは神を愛すること、律法を守ることは神に従う喜びの人生の実践です。

https://www.bible.com/bible/81/exo.34.18-26.ja1955

*****

出エジプト記 34:27-35

また主はモーセに言われた、「これらの言葉を書きしるしなさい。わたしはこれらの言葉に基いて、あなたおよびイスラエルと契約を結んだからである」。 モーセは主と共に、四十日四十夜、そこにいたが、パンも食べず、水も飲まなかった。そして彼は契約の言葉、十誡を板の上に書いた。 モーセはそのあかしの板二枚を手にして、シナイ山から下ったが、その山を下ったとき、モーセは、さきに主と語ったゆえに、顔の皮が光を放っているのを知らなかった。 アロンとイスラエルの人々とがみな、モーセを見ると、彼の顔の皮が光を放っていたので、彼らは恐れてこれに近づかなかった。 モーセは彼らを呼んだ。アロンと会衆のかしらたちとがみな、モーセのもとに帰ってきたので、モーセは彼らと語った。 その後、イスラエルの人々がみな近よったので、モーセは主がシナイ山で彼に語られたことを、ことごとく彼らにさとした。 モーセは彼らと語り終えた時、顔おおいを顔に当てた。 しかしモーセは主の前に行って主と語る時は、出るまで顔おおいを取り除いていた。そして出て来ると、その命じられた事をイスラエルの人人に告げた。 イスラエルの人々はモーセの顔を見ると、モーセの顔の皮が光を放っていた。モーセは行って主と語るまで、また顔おおいを顔に当てた。

神はモーセに、神が告げられた律法の言葉を石の板に書き記すようにと命じられました。それは神と神の民イスラエルが交わした契約書として、永久に残すべきものだからです。今日の私たちは、毎週の礼拝で唱和する信仰告白をもって、神との契約を確かなものとして心に刻みつけるのです。モーセが石の板に神の戒めを書き記すのに40日40夜を費やしました。その間、栄光の神の御側近くに共にいたことになります。そのためモーセが石の板を持ってシナイ山から降ったときには、モーセの顔から神の栄光の光が輝いていました。神に近付く者、神と共に生きる者は、神の栄光に感化されて、自ら神の栄光の光を放つ者とされます。私たちの生き様が、神の栄光を証するものとなることができるならばさいわいです。

https://www.bible.com/bible/81/exo.34.27-35.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2019/09/05

2019-09-05 05:30:12 | 今日の聖句
箴言 序 27:17 新共同訳

鉄は鉄をもって研磨する。
人はその友によって研磨される。

良い友とは単に自分に好意的であるだけでなく、過ちを指摘して正し、至らぬ点を補い合って互いに高め合う関係を持つ者同士を指します。主に在って信頼するに足る良き友と巡り合わせていただき、互いに切磋琢磨して人間的にも霊的にも高嶺を目指す私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/pro.27.17.新共同訳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする