伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/09/21

2019-09-21 18:20:14 | 一日一章・聖書通読日記
レビ記 10:1-3

さてアロンの子ナダブとアビフとは、おのおのその香炉を取って火をこれに入れ、薫香をその上に盛って、異火を主の前にささげた。これは主の命令に反することであったので、 主の前から火が出て彼らを焼き滅ぼし、彼らは主の前に死んだ。 その時モーセはアロンに言った、「主は、こう仰せられた。すなわち『わたしは、わたしに近づく者のうちに、わたしの聖なることを示し、すべての民の前に栄光を現すであろう』」。アロンは黙していた。

アロンが大祭司に、アロンの息子ナダブとアビフが祭司として任職されて早々、大事件が発生しました。ナダブとアビフが神様から命じられた方法とは異なる方法で薫香を捧げた結果、神の怒りが降って二人は主に撃たれて死んでしまったのです。彼らが滅ぼされたのは、イスラエルを代表して神に礼拝を捧げる身でありながら、神の命令に背き、自分勝手な方法で神を礼拝したからです。火は神の権威と力の象徴、神聖と栄光を現すものです。神の絶対的なきよさを冒涜する者は主の御怒りを免れることはできません。

https://www.bible.com/bible/81/lev.10.1-3.ja1955

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レビ記 10:4-11

モーセはアロンの叔父ウジエルの子ミシヤエルとエルザパンとを呼び寄せて彼らに言った、「近寄って、あなたがたの兄弟たちを聖所の前から、宿営の外に運び出しなさい」。 彼らは近寄って、彼らをその服のまま宿営の外に運び出し、モーセの言ったようにした。 モーセはまたアロンおよびその子エレアザルとイタマルとに言った、「あなたがたは髪の毛を乱し、また衣服を裂いてはならない。あなたがたが死ぬことのないため、また主の怒りが、すべての会衆に及ぶことのないためである。ただし、あなたがたの兄弟イスラエルの全家は、主が火をもって焼き滅ぼしたもうたことを嘆いてもよい。 また、あなたがたは死ぬことのないように、会見の幕屋の入口から外へ出てはならない。あなたがたの上に主の注ぎ油があるからである」。彼らはモーセの言葉のとおりにした。主はアロンに言われた、 「あなたも、あなたの子たちも会見の幕屋にはいる時には、死ぬことのないように、ぶどう酒と濃い酒を飲んではならない。これはあなたがたが代々永く守るべき定めとしなければならない。 これはあなたがたが聖なるものと俗なるもの、汚れたものと清いものとの区別をすることができるため、 また主がモーセによって語られたすべての定めを、イスラエルの人々に教えることができるためである」。

主の祭壇から出た火によって焼き滅ぼされたナダブとアビフの遺体を運び出すために、モーセは彼らの従兄弟にあたるウジエルの子ミシヤエルとエルザパンに、神の幕屋の中から宿営の外に運び出すようにと命じました。髪の毛を乱し衣服を裂くとは、中近東の人々が死を嘆き悲しむ感情表現ですが、ナダブとアビフの父アロンも、兄弟であるエレアザルとイタマルも、彼らに触れることも、喪に服して泣くことさえも許されませんでした。なぜなら彼らの上には主の注ぎ油があるから、聖なる者として聖別されていたからです。いと聖なる神の側近くに仕える者は、それほどまで徹底的に汚れから遠ざかる必要がありました。

https://www.bible.com/bible/81/lev.10.4-11.ja1955

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レビ記 10:12-15

モーセはまたアロンおよびその残っている子エレアザルとイタマルとに言った、「あなたがたは主の火祭のうちから素祭の残りを取り、パン種を入れずに、これを祭壇のかたわらで食べなさい。これはいと聖なる物である。 これは主の火祭のうちからあなたの受ける分、またあなたの子たちの受ける分であるから、あなたがたはこれを聖なる所で食べなければならない。わたしはこのように命じられたのである。 また揺り動かした胸とささげたももとは、あなたとあなたのむすこ、娘たちがこれを清い所で食べなければならない。これはイスラエルの人々の酬恩祭の犠牲の中からあなたの分、あなたの子たちの分として与えられるものだからである。 彼らはそのささげたももと揺り動かした胸とを、火祭の脂肪と共に携えてきて、これを主の前に揺り動かして揺祭としなければならない。これは主がお命じになったように、長く受くべき分としてあなたと、あなたの子たちとに帰するであろう」。

異火を捧げて神に撃たれたナダブとアビフに代わり、弟のエレアザルとイタマルが祭司として神の御前に仕えることとなりました。そこでモーセはナダブとアビフが食べ残した素祭の残りを聖なる場所で食べるようにとエレアザルとイタマルに命じ、酬恩祭を主の前に揺り動かして揺祭として捧げ、その肉はその子たちの分として受けるようにと、祭司の務めを引き継がせました。このように大祭司そして祭司の務めはアロンの子たちが受け継ぐ世襲制として神が定められたものです。

https://www.bible.com/bible/81/lev.10.12-15.ja1955

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レビ記 10:16-20

さてモーセは罪祭のやぎを、ていねいに捜したが、見よ、それがすでに焼かれていたので、彼は残っているアロンの子エレアザルとイタマルとにむかい、怒って言った、 「あなたがたは、なぜ罪祭のものを聖なる所で食べなかったのか。これはいと聖なる物であって、あなたがたが会衆の罪を負って、彼らのために主の前にあがないをするため、あなたがたに賜わった物である。 見よ、その血は聖所の中に携え入れなかった。その肉はわたしが命じたように、あなたがたは必ずそれを聖なる所で食べるべきであった」。 アロンはモーセに言った、「見よ、きょう、彼らはその罪祭と燔祭とを主の前にささげたが、このような事がわたしに臨んだ。もしわたしが、きょう罪祭のものを食べたとしたら、主はこれを良しとせられたであろうか」。 モーセはこれを聞いて良しとした。

神が命じられた通りに祭司の務めを行わなかったためにナダブとアビフが主に撃たれたことは、モーセにとってもショッキングな事件でした。そこでモーセは急遽祭司となったエレアザルとイタマルが神に命じられた通り祭司の務めを果たしたかを確かめるため、聖所の中に捧げものの残りがないかくまなく探しました。すると祭壇の上で焼いた残りの肉が食べ残されていたために、彼らを叱責しました。するとアロンが答えて、兄弟が突然死んだ深い悲しみの中にあるのに食欲がわくわけがないと反論しました。アロンの言葉を聞いたモーセは、もっともな理由であると認めて良しとしました。モーセとしてはエレアザルとイタマルまで主に撃たれることのないようにとの心配から出たものだったかもしれませんが、神は厳格であると同時に人の悲しみに寄り添われるお方、憐れみ深いお方です。

https://www.bible.com/bible/81/lev.10.16-20.ja1955
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【今日の聖句】 2019/09/21

2019-09-21 07:35:46 | 今日の聖句
テサロニケの信徒への手紙二 3:5 新共同訳‬‬

どうか、主が、あなたがたに神の愛とキリストの忍耐とを深く悟らせてくださるように。

神に喜ばれるきよく正しい生涯を貫くことは、私たちの意志や努力だけでは到底成し得ません。神の愛とキリストの忍耐を身に着けることにより、悪と不条理に満ちたこの世に打ち勝つ私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/2th.3.5.新共同訳
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