伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/09/15

2019-09-15 21:10:16 | 一日一章・聖書通読日記
レビ記 4:1-7

主はまたモーセに言われた、 「イスラエルの人々に言いなさい、『もし人があやまって罪を犯し、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをした時は次のようにしなければならない。 すなわち、油注がれた祭司が罪を犯して、とがを民に及ぼすならば、彼はその犯した罪のために雄の全き子牛を罪祭として主にささげなければならない。 その子牛を会見の幕屋の入口に連れてきて主の前に至り、その子牛の頭に手を置き、その子牛を主の前で、ほふらなければならない。 油注がれた祭司は、その子牛の血を取って、それを会見の幕屋に携え入り、 そして祭司は指をその血に浸して、聖所の垂幕の前で主の前にその血を七たび注がなければならない。 祭司はまたその血を取り、主の前で会見の幕屋の中にある香ばしい薫香の祭壇の角に、それを塗らなければならない。その子牛の血の残りはことごとく会見の幕屋の入口にある燔祭の祭壇のもとに注がなければならない。 またその罪祭の子牛から、すべての脂肪を取らなければならない。すなわち内臓をおおう脂肪と内臓の上のすべての脂肪、 二つの腎臓とその上の腰のあたりにある脂肪、ならびに腎臓と共に取られる肝臓の上の小葉である。 これを取るには酬恩祭の犠牲の雄牛から取るのと同じようにしなければならない。そして祭司はそれを燔祭の祭壇の上で焼かなければならない。 その子牛の皮とそのすべての肉、およびその頭と足と内臓と汚物など、 すべてその子牛の残りは、これを宿営の外の、清い場所なる灰捨場に携え出し、火をもってこれをたきぎの上で焼き捨てなければならない。すなわちこれは灰捨場で焼き捨てらるべきである。」

第四の捧げものは、誤って罪を犯してしまった場合のためのいけにえです。故意に犯した罪は神を冒涜するものですから赦されません。罪のためにいけにえは、その人がどのような立場の人であるかによって捧げものと捧げ方が異なります。それは罪を犯した人の立場次第で、その影響の及ぶ範囲が異なるからです。最初に、大祭司が罪を犯した場合についてです。神と人との仲裁者である大祭司は最も神に近く、その影響は全人類に及びますから、責任重大です。その手順は燔祭の捧げものよりも更に厳しく規定され、傷のない全き子牛の犠牲の血を主の祭壇に7度注ぎかけ、土台にも注ぎかけられます。これは7という完全数からわかるように、徹底的な悔い改めときよめを意味します。また脂肪は酬恩祭の犠牲と同様、神へのなだめの香りとして焼かれ、更に皮や汚物は宿営の外の灰捨て場で焼き捨てられました。このように皮や汚物に至るまで徹底的に焼き尽くされ、罪のかけらも残らなくすることが、大祭司の罪のためのいけにえでした。これはエルサレムの城外にあるゴルゴダの丘で十字架に掛けられたイエスによる贖罪の雛形です。イエスは神と人とを和解させる永遠の大祭司として、自らの肉体をもって罪の購いを成し遂げられたことがわかります。

https://www.bible.com/bible/81/lev.4.1-7.ja1955

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レビ記 4:13-21

「もしイスラエルの全会衆があやまちを犯し、そのことが会衆の目に隠れていても、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをなして、とがを得たならば、 その犯した罪が現れた時、会衆は雄の子牛を罪祭としてささげなければならない。すなわちそれを会見の幕屋の前に連れてきて、 会衆の長老たちは、主の前でその子牛の頭に手を置き、その子牛を主の前で、ほふらなければならない。 そして、油注がれた祭司は、その子牛の血を会見の幕屋に携え入り、 祭司は指をその血に浸し、垂幕の前で主の前に七たび注がなければならない。 またその血を取って、会見の幕屋の中の主の前にある祭壇の角に、それを塗らなければならない。その血の残りはことごとく会見の幕屋の入口にある燔祭の祭壇のもとに注がなければならない。 またそのすべての脂肪を取って祭壇の上で焼かなければならない。 すなわち祭司は罪祭の雄牛にしたように、この雄牛にも、しなければならない。こうして、祭司が彼らのためにあがないをするならば、彼らはゆるされるであろう。 そして、彼はその雄牛を宿営の外に携え出し、はじめの雄牛を焼き捨てたように、これを焼き捨てなければならない。これは会衆の罪祭である。」

次はイスラエルの全会衆が罪を犯した場合です。これは今日では国家の罪、組織的な罪、共同体の罪、教会の罪に当たります。この場合、捧げものとして指定されたのは雄の子牛で、大祭司が犯した罪のための購いの犠牲に準じた形で執り行われれ、全会衆の代表者としてイスラエルの長老が捧げものをしました。この場合もまた、犠牲の血を7度祭壇に注ぎ掛けることにより、徹底的な罪の悔い改めを行う必要があります。聖なる神の僕とされた私たちも、自分の属するコミュニティを代表して、世の人々よりも更に高い基準で、徹底的な罪の悔い改めが必要です。

https://www.bible.com/bible/81/lev.4.13-21.ja1955

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レビ記 4:22-26

「またつかさたる者が罪を犯し、あやまって、その神、主のいましめにそむき、してはならないことの一つをして、とがを得、 もしその犯した罪を知るようになったときは、供え物として雄やぎの全きものを連れてきて、 そのやぎの頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、主の前にこれをほふらなければならない。これは罪祭である。 祭司は指でその罪祭の血を取り、燔祭の祭壇の角にそれを塗り、残りの血は燔祭の祭壇のもとに注がなければならない。 また、そのすべての脂肪は、酬恩祭の犠牲の脂肪と同じように、祭壇の上で焼かなければならない。こうして、祭司が彼のためにその罪のあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。」

神の民を代表する者が罪を犯した場合の犠牲の供え物は、子牛ではなく雄やぎを捧げるようにと命じられました。捧げ方は酬恩祭の手順に準じ、その上に血による購いが追加されています。やぎの頭に手を置くのは、自らの罪の身代わりとなることを意味します。人の上に立つ者の罪は、相応の代償が必要となります。

https://www.bible.com/bible/81/lev.4.22-26.ja1955

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レビ記 4:27-35

「また一般の人がもしあやまって罪を犯し、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをして、とがを得、 その犯した罪を知るようになったときは、その犯した罪のために供え物として雌やぎの全きものを連れてきて、 その罪祭の頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、その罪祭をほふらなければならない。 そして祭司は指でその血を取り、燔祭の祭壇の角にこれを塗り、残りの血をことごとく祭壇のもとに注がなければならない。 またそのすべての脂肪は酬恩祭の犠牲から脂肪を取るのと同じように取り、これを祭壇の上で焼いて主にささげる香ばしいかおりとしなければならない。こうして祭司が彼のためにあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。 もし小羊を罪祭のために供え物として連れてくるならば、雌の全きものを連れてこなければならない。 その罪祭の頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、これをほふり、罪祭としなければならない。 そして祭司は指でその罪祭の血を取り、燔祭の祭壇の角にそれを塗り、残りの血はことごとく祭壇のもとに注がなければならない。 またそのすべての脂肪は酬恩祭の犠牲から小羊の脂肪を取るのと同じように取り、祭司はこれを主にささげる火祭のように祭壇の上で焼かなければならない。こうして祭司が彼の犯した罪のためにあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。」

最後に一般人が罪を犯した場合については、民のつかさが罪を犯したときの手順に準じたものでしたが、捧げる動物は雌の山羊か子羊となり、民のつかさの場合よりも経済的負担の軽いものでした。ます。神様は罪を犯した人の経済状況には配慮されましたが、それでも罪の購いの犠牲は必ず捧げることを求めておられます。その人の立場や貧富の差を問わず、罪は決して放置してはならないもので、必ず犠牲の血をもって神の赦しを乞わなければならないものでした。人は意図せずとも罪を犯してしまいやすい存在であることを前提に、誤って犯してしまった罪に目をつぶって誤魔化すことなく、罪と真正面から向き合い、神の御前に持ち出して赦していただくことこそ、人の本分です。

https://www.bible.com/bible/81/lev.4.27-35.ja1955
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【今日の聖句】 2019/09/15

2019-09-15 06:00:25 | 今日の聖句
ローマの信徒への手紙 10:10 新共同訳

実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。

信仰は心の中だけで完結する精神論でもなく、行いのみにより獲得する成果主義的なものでもありません。言動一致する信仰の実践を通して、神に義と認められまことの救いを得させていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/rom.10.10.新共同訳
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