伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/01/25

2017-01-25 07:55:41 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 17:1-5
「ユダの王アハズの第十二年にエラの子ホセアが王となり、サマリヤで九年の間、イスラエルを治めた。 彼は主の目の前に悪を行ったが、彼以前のイスラエルの王たちのようではなかった。 アッスリヤの王シャルマネセルが攻め上ったので、ホセアは彼に隷属して、みつぎを納めたが、 アッスリヤの王はホセアがついに自分にそむいたのを知った。それはホセアが使者をエジプトの王ソにつかわし、また年々納めていたみつぎを、アッスリヤの王に納めなかったからである。そこでアッスリヤの王は彼を監禁し、獄屋につないだ。 そしてアッスリヤの王は攻め上って国中を侵し、サマリヤに上ってきて三年の間、これを攻め囲んだ。」

北イスラエル王国最後の王となったホセアは、それまでの王たちほどには悪を行わなかったとありますが、主の御前にはほどほどの悪も、徹底した悪も、罪には変わりありません。ホセアは一時的にはアッスリヤに隷属しましたが、エジプトと二股掛けて都合の良い方に向く風見鶏のような政策を採ったため、アッスリヤ帝国に攻め込まれて監禁され、北イスラエル王国はついに滅びました。

私たちも、自分の都合の良いように、ほどほどの信仰生活を送っていないでしょうか。黙示録に記されたラオデキヤ教会のように、熱くもなく、冷たくもない、生ぬるい信仰者は、主から吐き出されてしまいます。私たちは決して彼らのようにではなく、御言葉を忠実に守り行い、神様に熱心に仕える、主に喜ばれるクリスチャンでありたいと願います。

http://bible.com/81/2ki.17.1-5.ja1955

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列王紀下 17:6-8
「ホセアの第九年になって、アッスリヤの王はついにサマリヤを取り、イスラエルの人々をアッスリヤに捕えていって、ハラと、ゴザンの川ハボルのほとりと、メデアの町々においた。 この事が起ったのは、イスラエルの人々が、自分たちをエジプトの地から導き上って、エジプトの王パロの手をのがれさせられたその神、主にむかって罪を犯し、他の神々を敬い、 主がイスラエルの人々の前から追い払われた異邦人のならわしに従って歩み、またイスラエルの王たちが定めたならわしに従って歩んだからである。」

北イスラエル王国が滅んだのは、アッスリヤ帝国が強大だったからではなく、イスラエルの民が主に向かって罪を犯し、神様が追い払われたカナンの先住民たちの忌むべき慣わしに従って他の神々に仕え、自分たちで好き勝手に決めた方法で信仰生活を送っていたからだと総括しています。その結果、せっかくエジプトの奴隷から解放されて神様の祝福の地に入れられたのに、他国の支配下に置かれて見知らぬ地に強制移住させられてしまいました。信仰の逆戻りは空しい結末に終わります。私たちは最後まで徹底して神に仕え続け、永遠のいのちに至る切符を手放すことなく、まことの祝福を受けることができますように。

http://bible.com/81/2ki.17.6-8.ja1955

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列王紀下 17:15-18
「そして彼らは主の定めを捨て、主が彼らの先祖たちと結ばれた契約を破り、また彼らに与えられた警告を軽んじ、かつむなしい偶像に従ってむなしくなり、また周囲の異邦人に従った。これは主が、彼らのようにおこなってはならないと彼らに命じられたものである。 彼らはその神、主のすべての戒めを捨て、自分のために二つの子牛の像を鋳て造り、またアシラ像を造り、天の万象を拝み、かつバアルに仕え、 またそのむすこ、娘を火に焼いてささげ物とし、占いおよびまじないをなし、主の目の前に悪をおこなうことに身をゆだねて、主を怒らせた。 それゆえ、主は大いにイスラエルを怒り、彼らをみ前から除かれたので、ユダの部族のほか残った者はなかった。」

北イスラエル王国の行った愚かな行為の数々が記されていますが、これらは現代社会に生きる私たちに対する神様からの警告でもあります。今の日本にも、同じようなことが満ちあふれていないでしょうか。いつまで経ってもクリスチャン人口が1%にも満たず、物質的・経済的な豊かさ至上主義、テレビや雑誌で占いを目にしない日はなく、愛が冷え憎み合い殺し合う神様の御心に適わない世の中。私たちはこのような世界に生きる中で、世の光、地の塩となって、自らの信仰を堅く保つと共に、何とかして一人でも多くの滅び行く人々に福音を伝えなければなりません。

http://bible.com/81/2ki.17.15-18.ja1955

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列王紀下 17:19-20, 22-23
「ところがユダもまたその神、主の戒めを守らず、イスラエルが定めたならわしに歩んだので、 主はイスラエルの子孫をことごとく捨て、彼らを苦しめ、彼らを略奪者の手にわたして、ついに彼らをみ前から打ちすてられた。

イスラエルの人々がヤラベアムのおこなったすべての罪をおこない続けて、それを離れなかったので、 ついに主はそのしもべである預言者たちによって言われたように、イスラエルをみ前から除き去られた。こうしてイスラエルは自分の国からアッスリヤに移されて今日に至っている。」

アハズ王によって、北イスラエル王国のみならず南ユダ王国まで主の戒めを捨てて歩んだために、ついに主は北イスラエル王国をアッスリヤ帝国によって滅ぼし、主だった住人たちを強制移民させて南ユダ王国への警告とされました。これは決して過去の出来事ではなく、聖書を読んでいる私たちに対しても同様に主は警告されています。私たちはイスラエルの歴史を学びつつ、自らの信仰生活に適用して、同じ過ちを繰り返して自らの身に及ばないように努めたいと願います。

http://bible.com/81/2ki.17.19-20,22-23.ja1955

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列王紀下 17:24-29, 33-34
『かくてアッスリヤの王はバビロン、クタ、アワ、ハマテおよびセパルワイムから人々をつれてきて、これをイスラエルの人々の代りにサマリヤの町々におらせたので、その人々はサマリヤを領有して、その町々に住んだ。 彼らがそこに住み始めた時、主を敬うことをしなかったので、主は彼らのうちにししを送り、ししは彼らのうちの数人を殺した。 そこで人々はアッスリヤの王に告げて言った、「あなたが移してサマリヤの町々におらせられたあの国々の民は、その地の神のおきてを知らないゆえに、その神は彼らのうちにししを送り、ししは彼らを殺した。これは彼らが、その地の神のおきてを知らないためです」。 アッスリヤの王は命じて言った、「あなたがたがあそこから移した祭司のひとりをあそこへ連れて行きなさい。彼をあそこへやって住まわせ、その国の神のおきてをその人々に教えさせなさい」。 そこでサマリヤから移された祭司のひとりが来てベテルに住み、どのように主を敬うべきかを彼らに教えた。 しかしその民はおのおの自分の神々を造って、それをサマリヤびとが造った高き所の家に安置した。民は皆住んでいる町々でそのようにおこなった。

このように彼らは主を敬ったが、また彼らが出てきた国々のならわしにしたがって、自分たちの神々にも仕えた。 今日に至るまで彼らは先のならわしにしたがっておこなっている。彼らは主を敬わず、また主がイスラエルと名づけられたヤコブの子孫に命じられた定めにも、おきてにも、律法にも、戒めにも従わない。』

北イスラエル王国の人々が強制移民させられたのと同時に、他の国々からサマリヤの地に移住させられた人々もいました。主を敬うことなく生活していた彼らの前に獅子が現れて被害を及ぼしたところ、彼らはイスラエルの神に従う生き方をしていなかったからだと悟りました。しかし残念なことに彼らはサマリヤの祭司に学んだため、かつての北イスラエル王国のように自分勝手な信仰生活を送ることになりました。私たちもまた主の御心に適う信仰生活を送るためには、主の御言葉を正しく学ぶ必要があります。

http://bible.com/81/2ki.17.24-29,33-34.ja1955
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【今日の聖句】 2017/01/25

2017-01-25 06:55:15 | 今日の聖句
伝道の書 7:9
「気をせきたてて怒るな。怒りは愚かな者の胸に宿るからである。」

怒りで心が支配されてしまうと、気が動転して、取り返しのつかない過ちを犯す罠に陥ります。神の戒めと忍耐によって心を正しく治め、いかなる時も平常心を保って、平安に満ちた信仰生活を営む私たちでありますように。

http://bible.com/81/ecc.7.9.ja1955
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