Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

昭和がそのまま@田

2019-05-15 | そとごはん

   広島ブログ

老後のささやかな夢は、休日に自転車か徒歩でモーニングサービスを食べに行くというものでしたが・・・・飲食店不毛地帯の坂の上にマイホームを持ったのでムリと諦めていたのですが・・・・ このお店であれば、その夢が実現可能なことに気づきました。
といっても、徒歩30分くらいはかかるが(爆)

20年間気になりながらも未訪問だったコーヒーショップ田(でん)は、矢野から熊野へ続く旧道沿いにずっと同じ場所、同じ外観であります。

オットは20代の頃、この地域の支店に勤務していて、お取引先回りの途中に、しょっちゅうここで休憩していたんですって。
当時の銀行員は、午前・午後に1回ずつ、喫茶店でリフレッシユするのがお約束だったみたいです(爆)
自分以外にも外回りの途中の営業マンたちが大勢たむろっていたそう。

ということで、オットは約30年ぶりの訪問。
ドアを開けたとたんに『タイムスリップしたみたい』と感激していました。
当時と全く同じ造作だったようです。
1人で切り盛りされているママさんにお聞きしたら、創業44年ですって。メニューにSince1976の文字がキラリン★☆彡さてさて、お若く見えるけどママさんは、おいくつなのかしら??
地域のお年寄りの憩いの場になっているのは間違いない客層。平均年齢75以上と見た。
オットとワタシが間違いなく最年少のお客でした。

モーニングサービスのサンドイッチの切り口がとっても端正。包丁がキレキレなんだろうな。こういうところに、商売人としての人柄が出ますね。
ゆで卵がほのかに温かいのが、うれしいし。
コーヒーはサイフォンでポコポコと良い音立ててました。なごむ~。
テーブルでサイフォンから注いでもらったコーヒーが深くてコクがあって。シツレイながらこんな場所でこんなコーヒーが飲めるなんて!!という驚きのレベルでした。
昭和風な喫茶店ではなく、ホンモノの昭和。昭和の時代がそのまんま残っている遺跡みたいなお店。
古いけれど、きちんとメンテナンスされて廃れてる感は全くないし、なんと居心地よいことか。

また来よう、絶対来よう。モーニングサービスを食べに、テクテク30分歩いてでも絶対また来よう。

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