先日、機会があって、こちらに立ち寄ることが出来ました。建物や庭園を見るのが、大好きなので、以前から、興味があったのです。
それは、新神戸駅の山麓の坂道の途中に、突然現れる大きな和風建築。そこが、竹中大工道具館。
新神戸駅から徒歩3分の場所に、このたたずまい。
日本を代表するスーパーゼネコンなのに、いまだ株式上場せず。社名も昔ながらに「工務店」を名乗るわが道をゆく大企業 竹中工務店の私設博物館です。
この門を見るだけで、日本の伝統美が凝縮されているようです。
邸内の日本庭園の計算しつくされ、整備しつくされた美しさに、目を奪われます。
500円という破格の入場料で、チケットがこれまた、すごくラプリー。ずっと保管しておきたいような入場券です。
和風な屋外ながら、屋内は、ふんだんに木が使用され、スタイリッシュでモダン。無駄な装飾は無いのに、この階段のシンプルな機能美に見とれました。
踊り場にさりげなく置いてある椅子さえも、タダモノでは無い。特に真ん中の椅子、わが家に連れて帰りたいわ。
インテリアや造作にだけ見惚れてちゃいかん。展示物もちゃんと見てきました。
このでっかい昔のノコギリみたいなのは、オガというそうです。だから、おが屑っていうのか・・・・・と、こんな場所で、日本語のルーツを知る。
この組み木細工の見事さに、放心状態。工芸品では無くて、もうアートですよね。日本の伝統工芸、すっごい!!細工がこまかすぎて、目がチカチカしました。
博物館や美術館の来客者というと、高齢者や女性が多いけど、この博物館は、スーツ姿の男性ビジネスマンが、ひっきりなしに訪れ、他の博物館とは、ちょっと異色な感じ。みなさん、建築業界の方なのかな????
スーツ姿のビジネスマンたちは、熱心に見学し、熱心に写真を撮って(撮影可)、メモしてました。
竹中大工道具館は、佇まいといい、展示物といい、現代にあって、"ものづくり"のストーリーが視覚化された素晴らしい場所でした。
異業種のワタクシでも、こんなにワクワクするので、建築ギョーカイ人は、行くべし!!と思う←特定の方へのメッセージではありませんよ~
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素晴らしい技術力です。
エジプト建築,ギリシャ建築の計算しつくされた緻密さもすごいけど,日本建築の「美」も惚れぼれしますね。
木肌のリズムや日本庭園って規則性がないから見ていて飽きないと言われるけど,確かにその通りだ。
日本初のドームというと、東京ドームですかね?
東京ドームには、ライブを見に行きましたが、古いだけあって、居住性がイマイチ。女子トイレがホントに少なくて(涙)
とってもオススメです。本日は、匠夫妻と忘年会しておりまして、匠にも行くべし!!と伝えてきました。
ただ、歳のせいか、最近は和ものに惹かれます。
一番行きたいのは重森美玲の作庭なんです。