Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

関西にチョッコっとvol.1~比叡山から近江八幡

2015-10-13 | 旅のあれこれ

広島ブログ
3連休を利用して、関西に旅行に行ってきました。
オットも誘ったのですが、10月10日~12日は、西城酒まつりの日、ということで、オットは旅行よりは酒を選びました。
カメラ師匠のO先生、親友K子ちゃんなど、5人で1台のワゴン車に乗り合わせ、まず目指したのは、比叡山 延暦寺。
最澄を祖とする比叡山は、高野山と並んで、日本仏教界の2大巨頭。のちに法然、親鸞などのビック゛ネームの修業場所というのもあり、日本仏教界のオールスター勢揃いな感じです。さすがなありがたさ。

国宝の根本中殿は、正面から撮影禁止なので、遠く離れて1枚パチリ。
中殿の中は、ろうそくの灯明だけで、足元が暗ーーくて、荘厳そのもので、「これは、いるね?」「絶対いるいる」とK子ちゃんと言い合いました。森羅万象のパワーみたいなものが、ぐんぐん来ました。見えないチカラみたいな??
  
      

延暦寺、というお寺そのものは、無くて(知らなんだ)ここらいったい全体が、延暦寺。広い範囲に、建物が点在しているので、東と西との間は、シャトルバスも出ていました。こんな山の上に、よくぞこんなもの作ったな、と感心。
ものすごい山の中にあるので、原生林が素晴らしかったです。
この山の幽玄さは、その場に足を運んでみると、心身で"なにか"を感じるとることができます。大きく息を吸うと、森の精みたいなものがスゥ~、と胸に入ってくる気がしました。

比叡山山頂には、元遊園地(!!)を改装したガーデンもあります。何とも場違いな??とはいえ、どんな場所で咲いても花は無粋にはならないので、場違いも素直に受け入れる。
                 
               
            
比叡山を降りて、向かった先は、琵琶湖の支水の西湖。せま~いあぜ道を、ソロソロ進んで着いた先は、素晴らしい景色の一面の葦が、湖面に浮かぶ様子。
時代劇のロケにでも使われそうな。一面の葦の向こうに比叡山。山の向こうに夕日。静寂の中に野鳥の声。1枚の水墨画のような景色でした。
この旅行で美味しいものも食べたし、素晴らしいものも見たけど、なんといっもこの景色が№1。心のフィルムにしっかり焼き付けてきました。
私のスマフォ画像では、この素晴らしさを伝えきれないのが、残念なり。

あまりにもマニアックな場所なので、他にカメラ小僧たち1人もいませんでした。この場所を、風景写真集から見つけたO先生が、山や太陽の位置から目星をつけて、グーグルマップをずっと検索して「
ここだ!!ここしかない!!」と賭けた、まさにその場所。
グーグルマップの素晴らしさよ、よくぞ、こんな場所に私たちを連れてきてくれたもんだ。いや、違う。O先生の野生の勘と、根気の素晴らしさよ。
          
         
         


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