Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

読書の春

2015-05-03 | カルチャー

  広島ブログ 

たまには、食べ物以外のこともね。
NO BOOK、NO LIFEなので、読書は常に身近。手近に読む本が無かったら、料理本だろうが、持って出かけます。

実家の父の書棚から持ち出した上橋 菜穂子著の「鹿の王」を読んでいるさいちゅうに、「鹿の王」の本屋大賞の受賞が決まりました。
面白かったんだけど、カタカナ名前の登場人物が多くて『え~と、これ誰だったっけ?』と、
・・・・・・・巻頭の登場人物一覧と、見比べ見比べ読み終わりました。
最近、カタカナが覚えられないのは、加齢のせいでしょうね。

               

絲山秋子の「離陸」も読み終わりました。
絲山秋子は、大学卒業して、長くメーカーの総合職で働いてたビジネスウーマンなので、仕事場面の描写にリアリテイがあって、共感できるのです。
               

この『離陸』は・・・・・・ねたバレ注意!Σ(×_×;)!
主要人物が次々死んじゃう。突然、前触れも無く死んでしまう。そして、最後まで謎も解けない。なのになんだろう、この静かで力強い満足感。やっばり絲山秋子作品は、讀みごたえがあります。

人が死ぬことを、この作品では"離陸"と言っています。
もともと"星になる"とか"空から見守る"とか、空と近しい表現をされることが多いけど、"離陸"という表現が胸にスッと落ちました。
最近、ご近所の方が急逝されて、毎日挨拶を交わしていた人が、突然いなくなった、という事実にちょっと慄然としたので、ますますそう思いました。

そして、エンターテイメントはこちら。『超高速参勤交代』
最近、映画化もされたけど、こちらは娯楽作品。あっと言う間に読めます。
  


  広島ブログ ランキング参加中です。ポチッとお願いします。


ランキング参加中です。ポチッとね

広島ブログ