Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

2人で映画~”英国王のスピーチ”

2011-03-31 | カルチャー

音楽の趣味はあうのですが、映画や本の趣味があわない私と夫。なので、一緒に映画を観た、という記憶があまりありません。
2人で一緒に見に行った、もっとも最近の映画といえば『新造人間キャシャーン』なんですから2004年製作。
宇多田ヒカルの元夫が監督で、伊勢谷友介と麻生久美子主演。映画があまりにもつまらなくて、つまらなくて、『なんじゃこりゃあ~』と、夫と一緒に憤慨しあいました。もともと、前評判で酷評されていたこの映画を、なぜにわざわざ観に行ったかと言うと、・・・・・・二人ともテレビ放映していたアニメの『新造人間キャシャーン』が好きだったものですから・・・

広島の市街地の中心部 八丁堀で閉館した老舗映画館を買い取って、再生したのが『八丁座』。
名画座系の小規模映画館を4館持っている女性館主が、億単位の借金をしてのチャレンジだと聞いていたので、かねがね行ってみたい、と思っていました。ソファは地元家具メーカーの特注で、館内の飲食にもこだわりを持っているらしい。
夫も『八丁座』なら行ってみたいと言うし・・・・・キャシャーン以来の数年ぶりに2人で映画に行きました。
← アカデミー作品賞『英国王のスピーチ』。王妃役の女優が大竹しのぶに見えました。


新館オープンご祝儀か、アカデミー賞の受賞効果か・・・・・一日5回上映のうち、4回目までがすでに満席でした。私達がゲットできた指定席も、もう残り少なく前から2列目。シネコンと違い、こじんまりした館では、大スクリーンではないので、前から2列めでも、そこまで首すじにこたえなかった・・・・・・

肝心の映画は、第二次世界大戦前後のお話ですが、当時の英国王室(相当な植民地も持っていた時代)のライフスタイルが意外に庶民的だったので、『へぇ~、王様も意外に生活感あるんだわ~』と思っちゃいました。
主演のコリン・ファース。よく知らない俳優だわ~と思っていたら、私の好きな映画にちょくちょく出ていた。『恋に落ちたシェイクスピア』『イングリッシュ・ペイシェント』『ラブ・アクチュアリー』など。その都度、雰囲気が違うので、同じ俳優だと気付きませんでした。
外国人の顔が区別できなくなるのは、加齢の特徴のひとつだとか・・・・・・

← 弟に恋人を奪われて傷心旅行に出ていた男の人の役だったはず・・・・


映画館の入場料割引策のひとつに、『夫婦のどちらかが50歳以上なら、夫婦2人で2,000円』というペア割引があるんです。
ひとりで定価1,800円するものが、2人で2,000円って、すごくお得感がありませんか
なので、ここは損得勘定が働らかないでか・・・・・・・・と、珍しく夫と映画を観に行ったのです。
齢を取るってことは、たまにはいいこともあるのね。あとは、一人でもシニア割引がきく60歳をじっ・・・と待つとか・・・・・・


広島ブログ


ランキング参加中です。ポチッとね

広島ブログ