Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

京都風物詩

2010-03-29 | 旅のあれこれ

長男くんの大学生活のための住まいの本人の希望は、パス・トイレが別のセパレートタイプ、ということだけだったので『古くてOK、ぼろくてOK、安全対策不要』という条件で探しました。


結果、最寄駅からは少し歩くものの、その分お家賃が安め。
オートロックなどはないものの、キャンパスまで自転車で15分くらい、という京都駅からは私鉄で四つほどの古いマンションに決めました。最上階の四階ですが、もちろんエレベータは無し。


京都というのは、碁盤の目のようにキッチリと整備された道路というのイメージがあったのですが・・・・・・住宅街には、実に狭い路地が多く、一方通行だらけの迷路のようでした。
最寄駅から、徒歩15分ほどのマンションまでをゆっくり歩いて向かうと・・・・・・
広島では絶対に成り立たないような個人商店の多いこと。
スーパーやコンビニもあるけれど、昔ながらの商店が昔ながらの店構えで、ちゃんと営業している。

こんな店ばっかりなんですよ。
草もち、桜餅が並ぶ和菓子屋さん、出前(←ケータリングではない)しそうなお蕎麦屋

鳥肉専門店の隣にあった焼き鳥やの玄関、京都ならではのお茶屋。

ちゃんとお寺もあったし、この町家はなんとカフェ。


ゆったりと川も流れています。
狭小な川幅が微妙にカーブして、川べりには大きな木と造り酒屋の高い煙突と白壁。
川面では洗濯物が揺れてました。小さな橋を、徒歩で渡るのもいい感じ。


目的地のマンションのすぐ近くにも、造り酒屋があり、その敷地では今を盛りの桜が満開


春の陽光の中を親子3人でマンションまで歩きながら、目にするもの何でも好ましくて、いい町だなぁ~・・・・・・・と、単純な私は、第一志望に落ちた末に選んだ街だったということはすっかり忘れました


京都駅のお土産コーナーでは、ダンナさんが、この↑造り酒屋さんのお酒を『お近づきのしるしに・・・・・』と、勝手に親近感をだいて、いそいそと購入していました。



それでも・・・・・・京都駅のホームで新幹線の窓の向こうから、控えめに手を振っていた長男くんの姿を見ると、やはり寂しさで泣けてきました。
数日後には、また入学式で会うのに・・・・・ね。

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