石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

稲刈り

2018年10月08日 | 田んぼ・お米作り講座
お米つくり講座の前日の雨で田んぼがぬかるんでいたので、稲刈りは植えた場所の隣の田んぼで行いました。
「大勢いたのに、思ったよりも刈れなかった・・・」との声を聞きました。初めての体験でもちろん慣れない作業でもありますが、稲刈りは大変でこそお米が食卓に上るまでの有難さも増すのではないかと思います。稲刈り作業を体験して、子どもたちはどのように感じたでしょうか。暑い中、ご参加ありがとうございました。

お米つくりは野菜と違って確かに手間がかかると感じます。もみ撒きから精米まで使用する機械も多様だし、作業もあぜの草刈りやモミを畑に運び、わらを粉砕したり。水の管理は田植え前から稲刈り1カ月前までの約3カ月。川に板で堰を作り用水に水を取り込む板を設置します。水の管理は生活習慣のひとつで水が漏れていないか見守り、雨が降る前は田んぼの水口を止めたり、日照りの時は水を多く入れるようにしたり。父が当たり前のようにしていたことを、実際自分がやると「やばい!田んぼに水が入っていない!一番下の田んぼが乾いている!」と大慌てで水を沢山入れることも。
今年は緊張感のあるお米つくりでした。今後も自然災害もあり気象状況も同じとはないと思います.
なにはともあれ自然相手ですから心配しても仕方がない、時期が来れば準備をして米作りを行うのが農家なのです。来年の種もみも確保しました。1カ月後には田んぼを耕耘して来年に備えます。



稲刈りイベントの翌日、我が家の稲刈りも無事終わりました。田んぼが広く感じます。
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