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石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

令和7年度お米作り講座について

2025年03月11日 | 田んぼ・お米作り講座
この時期になるとお問い合わせが多くなってきます。
今年もお米作り講座開催いたします。4月1日ブログで募集いたします。お待ちくださいませ。

東京の田んぼ年々減少、日野市の倉沢地区では唯一の田んぼです。市内でも昨年は浅川沿いの田んぼが宅地化され、住宅地の隙間に田んぼがある状況になっていました。同じ田んぼをやっている農業者として、なんとも残念な・・・でも農家には農家の事情もあり相続であったり後継者問題であったり。続けたくても続けられない事情もあるのであれば仕方がないことです。ただ、その田んぼがある景観は農地を所有する農家だけでなく地域やそこを通るだけの瞬間でも「いい風景だな・・・」と人々の気持ちを和ませたりたたずむだけでも自然に身を置いてる穏やかな気持ちになったり。生産するだけの田んぼの役割以外も多く、どうにかならなかったのかな…こんな時こそ行政が残すべき景観農地を保持しようと動けなかったのかな・・・と思う方が多いと思っています。

我が家も父が8年前に亡くなり、農地は私が相続しました。農家は男性が継ぐものと思われがちですが私は三姉妹の次女。父とは10年以上一緒に作業をしてきたのでやれるはず、という気持ちと不安の半々。父や祖父が農業をしていた姿や土地への思いや愛着も見てきて育ち、自分が農業を継ぎ続けることでこの場所が変わらず続くのであれば・・・と。でもやはり次世代へのバトンタッチについてはやはり世間と同じようにこの先どうなるかはわかりません。

田植え体験や野菜の収穫体験を通して農園に来られた方がその時だけでも「いい風景だな」「懐かしい、ホッとできる」など農の風景も農業者としての管理も作業の一つです。

東京の田んぼ・お米作りに関わっていただける参加者の方おまちしております!
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