10月31日で日米共同訓練(レゾリュート・ドラゴン23)が終了した。監視行動ご苦労様でした。
矢臼別演習場では、演習場外にある別海町西春別駅前にある滑走路にC130輸送機が3機も飛来し、ハイマース(HIMARS)を演習場に運んだ。
この滑走路の使用が常態化したのではないか。
さらに、駐日米大使が矢臼別へ視察に来ていた。
そして、レゾリュート・ドラゴンは、石垣~沖縄~九州~岩国~北海道と日本全体と米軍の共同演習へと大きく拡大した。
日本全国を使い、どのようなシナリオであったのか?
訓練は年を追うごとに、どんどん拡大されている。
陸上自衛隊の訓練が単独ではなく、多くが米軍を中心とした外国との共同訓練に大きく変貌している。
「専守防衛」を投げ捨てた安部~岸田政権と自公政府の「軍事最優先」の結果だ。アメリカ軍部は笑いがとまらないであろう。
今年度は陸上自衛隊の外国との訓練が異常に多い。
カーン・クエスト23(モンゴル)
サザン・ジャッカルー23(米豪軍)
レゾリュート・ドラゴン23前段(米海兵隊)
タリスマン・セイバー23(米豪軍)
オリエント・シールド23(米陸軍)
スーパー・ガルーダ・シールド23(インドネシア)
レゾリュート・ドラゴン23後段(米海兵隊)
ハリィ・ハムトゥック23(東ティモール)
ライジング・サンダー23(米国)
ヴィジラント・アイルズ23(英陸軍)
ヤマサクラYS-85(日米豪)
カマンダグ23(米比海兵隊)
これが4月から11月までの陸上自衛隊と外国との訓練だ。
あまりにも異常ではないか。
「専守防衛」のタガが外れると、いったいどこまでふくれあがるのか。。
矢臼別演習場では、この今冬の真冬の訓練として米海兵隊の実弾射撃訓練が1~3月に予定されている。
2月といえばマイナス20度のなかの訓練だ。
軍事訓練がますます拡大強化されている。それもアメリカ軍を中心に、世界の軍隊との共同訓練へと。
「世界に羽ばたく自衛隊」のごとく。
異常な日本を「専守防衛」の、もとにもどすことが必要だ。