社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

今の季節に流れる「枯葉」

2023-11-24 12:24:48 | 日記

カーラジオから「枯葉」が流れていた。
今の時期に聞きたくなる歌でもあり、イブモンタンの哀調ある声はいっそう切なさを強める。

釧路の木々の葉はすっかり落ちてしまった。
景色はもう冬だ。

天気予報では日本海側での大雪・暴風雪が。

さて日本経済の「失われた30年」であるが、自公政治の結果であることもはっきりしてきたのではないか。

非正規労働、不安定な低賃金労働のまん延、これが格差の拡大と貧困化を強めてきた。

これを国会で「法律」をつくり、労働基準法の労働者保護の規定をどんどん壊してきた。

労働者の平均賃金がピーク時より60万円も下がっている。
おまけに繰り返してきた消費税増税だ。インボイスによる「増税」もはじまった。

これでは消費は落ち込むばかりだ。

安部政権時代に低賃金ならば「副業」で稼げとばかり、「副業」による長時間労働もまん延してきた。

さらに「投資」だ。
「カネがカネを生む」投資こそ経済を発展させるとばかりに、NISAが大宣伝されている。いまやスマホでの「ワンクリック投資」まで勧めている。
学校教育でも「投資教育」を進めている。

額に汗する労働が卑下される、まさに経済発展の「邪道」ではないか。

東京新聞で「配達の現場から どう守る 仕事 暮らし」の3回連載が掲載された。

スマホの「プラットホーム」を利用したAMAZONやUberの配達問題だ。

日本は、このスマホの「プラットホーム」労働への規制をまったくやろうとしない。

フリーランスこそ「自由な労働」だともてはやしている。
そしてIT技術の発展だと喜んでいる。

そうではない。記事では「アプリに『働かされる』」との表題で、厳しい労働実態が取材されている。
「自由という名の奴隷労働」ではないのか。

さまざまな法規制も、大企業支援の自民・公明では、まったく期待できないし、やろうともしない。

先日、「ケインズ経済学」にふれたが、これが「賢明に管理された資本主義」の結果ではないか。

自民党政治家にウェーバーの「結果責任」を都合よく解釈する「無責任」がまん延している。

歌に流れる「あの頃は今日よりも 人生は美しく
太陽は明るかった」
まさに日本のことを歌ったのではないか。

いよいよ政治を変える時代が到来している。