社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

財界の、財界による、財界のための政治

2015-09-09 07:08:44 | 日記

「生涯ハケン」を認める「派遣法改悪案」が強行可決された。

それも10月1日からはじまる「みなし制度」を何が何でも中止
させるため、法案成立から施行まで10日もない。

前回は、法案成立から施行まで、政省令改正や周知期間として
187日を要した。

「みなし制度」がはじまれば、企業は正社員にしなければなら
ない。これをいかに敵視しているか。
そのためには法案の施行ルールさえもねじ曲げての強行採決で
ある。

「生涯ハケン」

若い人の生活をいっそう引き下げ、未来を奪う法案だ。
また人を育てる「人材」育成にもマイナスとなる。

卒業後の正社員のイスを減らし、派遣のイスを増やす。
正社員のイスのために、わが子の学力=点数をもっと上げな
ければ。落ちこぼれになりたくなければ・・・
かくして激烈な競争に陥っていく。

誰のための政治か?
自民・公明政治の「末期症状」がでている。

次は「戦争法案」だ。国民の多数が反対し、それが日を追っ
て増えている。
しかしアメリカ軍のためには、財界のためには、何が何でも
成立させようとしている。

国民の声が通る政治を。
この民主的要求をとどめることはできない。


国あげての粉飾支援

2015-09-08 12:37:09 | 日記

東芝の過去決算の発表が7日行われた。
粉飾決算の闇はどこまでなのか。

今日の赤旗新聞は、原子力産業との関わりで問題提起
している。

「国あげての粉飾決算」の題である。

東芝は、9年前にアメリカの原子炉メーカーを5,000
億円で買収した。その時の「のれん代」が4,000億円。
企業の買収、いわゆるM&Aを行うと、のれん代が、
どんどん膨らんでいく。

B/Sでは、「その他の資産」に入っている。
1.4兆円のうち、のれん代が、1兆円といわれてい
る。このなかに原子炉メーカーの買収による4,000億
円ののれん代があるわけで、決算報告では、
「なお、のれんに関する減損の要否については、直近
実績から想定されるリスクを織り込んだ将来計画に基
づき減損テストを実施した結果、減損は必要ないもの
と判断いたしました。」

3・11福島原発事故いらい、「のれん代」はまちが
いなく減損している。
これにまったく手を付けないのはおかしい。

安倍首相の「原発のトップセールス」政策から、ここ
に手をつければ、火の粉は安倍首相、政府の原子力政
策まで及ぶ。

かくして闇は深まる。

トップ企業でもある東芝の「粉飾決算」は、政府がら
みであることは間違いないであろう。
原発推進の政治がここでも顔をだしている。

粉飾決算の責任が問われている現前社長に役員報酬1億
円も、彼らにとっては必要なのだろう。
庶民の怒りはますます沸騰する。


サンマの季節

2015-09-07 07:04:36 | 日記

煮てよし、焼いてよし、さらにさしみは最高!

「大漁どんぱく」でのたくさんのサンマ。

海の恵みを感じる。


  釧路港でのサンマ

早朝に水揚げされたサンマをすぐに箱詰めにし、
宅急便で送る。
その日に到着するため、サンマの刺身を食べる
ことができる。

昔は漁師や港でしか食べられなかったもの。
この贅沢が家庭でも味わえる。

青魚だから刺身はダメ、は昔のお話し!

このサンマの資源が減少しているというニュース
が流れている。
海水温の変化、魚種交替、乱獲・・・

いろいろ原因が取りざたされているが、まずは
「乱獲」規制はできることだ。
外国船の、規制前のかけこみ的な実績づくりが
みられが、一日も早いルールが必要だ。

ルールといえば、国内に目を転じると、「岩盤
規制」の破壊などと、勇ましい言葉が飛びかっ
ている。
いわゆる「新自由主義」だ。

安倍首相は「岩盤規制」をドリルで壊すなどと
勇ましいことをいうが、中身は巨大企業とアメ
リカの利益のためのルール破壊だ。

もっとすさまじいのは、憲法による自衛隊の海
外での「岩盤規制」を、安部ドリル=「戦争法
案」で壊そうとしていることだ。

16日採決との報道が流れている。
自衛隊の海外での「規制」を壊そうとしている
自民・公明の暴挙を止めなければ。

来週が最大の山場になる。


思いを絵に、文字に

2015-09-06 05:53:44 | 日記

昨日は、「戦争法案」反対のデモ行進が幸町公園から北大通を
通って、再び公園にもどるコースで行われた。

こうした手づくりの横断幕などは、書いた人たちの思いが
伝わってくる。

自民・公明、そして安倍首相は、「戦争をおこさないため
の法案」だと繰り返している。
同じことを何回も言うことが「ていねいな説明」だと思っ
ている。

しかし、参議院で審議すればするほど、「戦争を起こさな
い」などの言い分が、ウソであることが明らかになった。
「法案」は、もうボロボロ状態だ。

とりわけ、自衛隊の「暴走」が目に余る。
戦争は、必ず軍隊の暴走から始まる。
それも、きっかけは「でっち上げ」だ。

戦前、日本軍による中国の満州全面占領へのきっかけは、
関東軍の謀略であった。(柳条湖事件)
ベトナム戦争も、ベトナム側の魚雷艇の攻撃があったと
いう「でっち上げ」が行われた。
湾岸戦争も、大量破壊兵器が存在し危険だと戦争の火ぶた
をきった。(結果は無かった)
このとき、イラク軍が病院で赤ちゃんを殺害したというク
ウェートの少女「ナイラ証言」が世界をかけめぐり、涙を
さそい、湾岸戦争が「正義の戦争」だと印象付けた。
これも全くの「でっち上げ」であった。

「戦争法案」が、もし可決されるなら、こうした事が再び
行われるであろう。


存立事態

2015-09-05 07:35:05 | 日記

「戦争法案」のなかの集団的自衛権を行使するための「存立事態」の具体的なものが、ことごとくウソであったことがわかってしまった。

この「存立事態」

先の大戦、太平洋戦争をはじめる「宣戦布告」=「開戦の詔勅」にも使われている。

經濟斷交ヲ敢テシ帝國ノ生存ニ重大ナル脅威・・・
・・・帝國ハ今ヤ自存自衞ノ爲蹶然起ツテ・・・

日本への経済封鎖が「生存に重大な脅威」、だから「自存自衛」のため戦争をやる。

安倍首相の「ホルムズ海峡の機雷封鎖」を思い出してしまった。

軍部の「暴走」をどんどん追認し、はては戦争に。

アフリカのジブチに海賊船対処で自衛隊が駐屯している。
国会での説明は「海賊」

ところが、すでに南スーダンへの自衛隊の「兵たん拠点」になっていることが、井上議員によって明らかになった。

ここでも「暴走」だ。

国民の目に隠れて、「戦争法案」の先取りを行っている。
「法案」が可決さたなら、南スーダンでの「駆けつけ警護」をやるとバクロ文書にかかれている。

まさに自衛隊員による「戦闘」がはじまる。


軍人政治家

2015-09-04 06:38:59 | 日記

いわゆる制服組のトップである統合幕僚長の「暴走」が、
再び明らかにされた。
昨年の総選挙の直後に、
「戦争法案は夏までに」
「沖縄の『新基地』協力に推進」
              赤旗記事は→
驚いた。

選挙直後であり、与党協議すら始まっていない段階で、
アメリカ軍の陸軍参謀総長に約束している。

ということは、安倍首相は幕僚長の言うことをそのまま
実行していることになる。
この発言は政治家としてのものであり、これでは総理大
臣の上にたつ、「軍人政治家」ではないか。

強大な国家権力のなかの司令塔が「政府」であるが、そ
のなかの「軍事組織」がどんどん大きくなっている。
戦前の日本のように、政府が軍人に握られてはならない。

危険な「兆候」だ。

ただちに国会招致を!


赤い実

2015-09-03 07:43:44 | 日記

昨日の赤い実につづいて・・・



リンゴ?
 にしては丸すぎる。
ミニトマト?
 そうだ。そうに違いない。

人はそう思い込むと他のものがみえなくなる。

「戦争法案」と呼ぶことは、とんでもない誤解だ!
「平和安全法制」であり、日本がより平和になり、
積極的に世界平和に貢献するのだ。

安倍首相がパネルを使って、鳴り物入りで説明した
「集団的自衛権」の具体例、
➀母と子が米艦に乗って避難している時、この米艦
を攻撃してくる第三者を自衛隊が反撃。
➁またホルムズ海峡の機雷封鎖は、日本の存立危機
であり、自衛艦による機雷の掃海が必要だ。

この二つが、参議院の審議で成り立たなくなってし
まった。法案の条文上、ウソであった。

だったら「集団的自衛権」の容認は、なんのために?

そして、自衛隊がアメリカ軍に無制限についていく。
アメリカ軍に運ぶ武器弾薬は、クラスター爆弾、劣化
ウラン弾、毒ガス、はては核兵器まで。
条文上は、可能であることがはっきりしてしまった。

自衛隊の暴走もわかってしまった。
国会審議がはじまった時に、自衛隊の幹部350人を
集め、その準備文書がバクロされてしまった。
来年の3月には、スーダンの「駆けつけ警護」をや
る。

爆撃にむかっている米軍機の給油が可能になり、敵
からは、完全に反撃の対象に。
「集団的自衛権」の行使だ。

審議すればするほどボロがでまくっている。

それでも「平和安全法制」だと言い張る自民・公明。
彼らの演説を聞くと「信じ込んでいる」としか思え
ない。あるいは平気でウソを言っているか。

冒頭の「赤い実」は、ズズランの実である。
いかにも美味しくみえるが、スズランは花、葉、根
実と、すべてに毒がある。

にもかかわらず、14日に強行採決をねらっている。

国民の声を聞かない政権は、必ず倒れる。


ハマナス

2015-09-02 06:25:48 | 日記

9月にはいった。
木々の実が赤くそまってきている。
ナナカマドの実が緑色のなかから目立ちはじめた。
ハマナスの実は熟している。

 ハマナス、おいしそうにみえますね!

ハマナスの花言葉のひとつに「美しい悲しみ」がある。
「美しい日本」は、安倍首相のいう戦前の代名詞。
かたちや見栄えで、どれほど多くの悲しみが生まれたか。

「国民の命を守る」
本当にそうだろうか、と思っている人は多い。

ハマナスの花や実が好きな人は多い。
しかし、葉のうらにある枝や幹には、バラの何十倍もの
棘(とげ)がある。

「平和のために必要な法案だ」といっても、条文を読め
ば読むほど恐ろしい。国会では審議すればするほど、政
府のいうことがボロボロになってきている。

「戦争法案」の本質を見抜いた人々が、どんどん増えて
いる。若いひとたち、子どもをもつおかあさん、宗教者、
経営者も。

国会を取り囲んだ12万人の人たちのみていると、そう思
う。
さまざまなしがらみ、声を出すことによる将来への不安、
そして圧力をはねのけて参加してきている。

あとで後悔するより、今こそ・・・

11日、あるいは14日が近づいている。