羅臼町を終わって、標津にむかう国道から国後島を撮った。ロシアの実行支配におかれている島。羅臼町では「北方領土」返還に関わって、当時の人たちの高齢化もあり、一日も早い交渉が待たれている。来年はロシア大統領の訪日も予定されており、残された元島民の願いの実現にむけて力をつくしていくことを訴えた。「はるかクナシリニに白夜はあける」ときが来るまで。
また、アベノミクスによる格差拡大について訴えた。「アベノミクスの恩恵が地方にまわってきていない」という人がいるが、認識はまったく違う。逆に地方の犠牲の上に大都市に利益が集中している。それを拡大しているのがアベノミクスであり、いっそうの新自由主義ではないか。
自民党型政治から「国土の均衡ある発展」ということが聞かれなくなった。都市間競争、生き残りをかけた自治体間競争。なんという言葉だろうか。競争にはお互いを高め合うすばらしいものがあるが、これでは「弱肉競争」である。新自由主義はもちろん後者である。市場経済万能論。大人と子どもがハンディなしで戦えと言っているようなものだ。
大企業の民主的規制。いつか、選挙の争点に浮上させたいものである。
寒い中、丸二日間にわったて同乗していただいた乗員、そして各地で応援していただいた方々に感謝!
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