16日付しんぶん赤旗の3ページ
外国人技能実習生 死産
孤立出産 追い込まぬ社会に
が掲載された。
リンさんは、研修先の自宅で死産。一晩一緒に過ごし、その後に(33時間後)届けたが、これが「死体遺棄」だとして訴えられた。福岡高裁でも「有罪」判決。
外国人技能実習生の実態を無視した判決に福岡高裁前では抗議行動が。「リンさんは無罪、孤立出産追い込まぬ社会に」の横断幕を持って支援者が集まった。
外国人技能実習生の実態は、「無権利で安上りの労働力」であることが、ますます明らかになっている。
この記事を見て、日本はつくづく「人権後進国」だということを実感させられた。
名古屋の入管でウィシュマさんが亡くなった事件も、人の命を軽視する実態が明らかになった。
人権後進国=日本
中国やロシアの人権後進国は実態としてひどいものだが、日本の人権も国際的にみて遅れている。それに対して「人権外交」などと称してアメリカと一緒に行っているが、足元はどうなのか、自公政府は見つめるべきではないか。
ブラック労働、過労死、さらにヘイトスピーチもそうだが、外国人、とりわけアジア人への「蔑視」が相変わらず続いている。
それは戦前からの流れを引き継いでいる自民党的体質だ。
アジア人蔑視と侵略戦争はコインの表と裏。人権を考えると戦争はできない。
国連憲章や日本国憲法を読むと、「二度と戦争はしない」ために、ともに「基本的人権」を最大限にうたっている。
人権後進国・日本をなんとかして前にすすめようとしている政治・政党はどこか。
しっかり見ていく必要がある。
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