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介護保険 制度の再設計を!

2020-12-07 07:40:41 | 日記

東京商工リサーチから「2020年『老人
福祉・介護事業』の倒産状況」が発表
された。      こちら ⇒

介護事業の倒産が過去最多、休廃業・
解散も過去最多となった。

介護報酬の相次ぐ引き下げと新型コロ
ナによる現場の疲弊と減収とのダブル
パンチにみまわれている。

来年度に向けて、介護報酬の改定作業
が大詰めを迎えている。
財務省は「引き上げる環境にない」と
財政審に提言している。

財務省による社会保障の削減は相変わ
らずだ。

介護保険制度20年、さまざまな軋み、
矛盾が生まれている。
介護保険導入で国の負担を大幅に削減
した問題が、ボディブローのように、
高齢者とその家族にしわ寄せがきてい
る。

結果的に、介護保険は国の財政負担を
減らすために導入したわけだ。

制度そのものの見直しの必要な時がき
ているのではないか。

最大のカギは「国の負担」を大幅に増
やすことだ。

日本共産党は導入時に、「保険と社会
保障」の組み合わせを提唱した。

そのためには国の負担を増やさねけれ
ばならない。

財務省主導の介護保険の改悪は止めさ
せなければならない。

そうした意味でも政治の責任は重い。
自民・公明、その補完勢力には任せら
れない。

ここにも政治変革が求められている。


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