釧路市の来年度の予算分析が、地元新聞で
はじまった。
依存財源が他都市より大きい、という分析
が毎度のごとく出てくる。
私は交付税=依存財源とう位置づけそのも
のが市民に誤解を与えるものだと訴えてい
る。
交付税のそもそも論をみれば、依存財源と
いう言葉は政府から見たたちばであること
がわかるだろう。
そうはいっても、アベノミクスによる地方
衰退は、市民税の減少に大きく表れている。
釧路、帯広、苫小牧の3市を比較している
が、市税の金額ではなく「財政力指数」の
比較が適している。それも時系列で。
決算カードから作成
釧路市の合併後のH17年度から作成した
が、合併前は0.51であったが、合併後は
0.4台に落ち込み、その後は低下が止まら
ない。
現市政からの低下が顕著ではないか。
帯広、苫小牧は持ち直している。
産業振興に躍起だが、成功しているとは
いえない。
もうひとつ、市民税というひとくくりで
はなく、法人税と所得税に分けてみるこ
とも必要。
同じ程度の人口規模とすると、釧路の所
得と法人税が少ない。
産業構造や生活の底上げが必要であり、
やはり「基幹産業」にしっかりと目を向
けるべきではないか。
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