今週のしんぶん赤旗日曜版のトップ記事は「機能性表示食品」の制度がなぜできたのか、その深掘りだ。
1ページ、6~7ページの特集
10年前、なぜ「規制緩和」が実現できたのか。
その裏に、財界とアメリカの圧力があった。
安全より利益優先の姿勢がありありとしている。
項目は、
米国で死者が出たのに強行
市場の拡大を見て日本の財界が要求
健康食品業界から多額の献金
「機能性表示食品」、維新が求める
商品名も事業者名も非公開
特に野党を名乗っている「維新」が、安部政権と歩調を合わせて強力に「解禁」を推し進めてきた。
野党の足並みを乱し、自民党に協力する姿がはっきりしている。
驚くべきことは、16年に「安全性」の情報開示をしたところ、全面黒塗りのコピーであったことだ。情報開示請求の訴訟も起こしたが、報告書の本体が公開されていないとのこと。
ここまで徹底的に成分などの「安全性」を秘密にするのか。
自民党への企業団体献金が、国民の命と健康まで犯し続けている姿がある。
自民党の「裏金事件」を二度と起こさないためにも「企業団体献金」の禁止しかない。
このページの左にやくみつるさんの四コマまんががある。
1~3コマは、
忘却とは忘れ去ることなり
忘れえずして忘却を「装」う
心の「卑」しさよ
4コマ目には、笑ってしまった www
追 記
共同通信のニュースで、
「消費者庁は12日、機能性表示食品の届け出がある約1700事業者に実施した調査で、小林製薬の製品以外に、11事業者の18製品で計117件、医療従事者からの健康被害報告があったと発表」
と報道。
しかし、消費者庁は製品の名前を公表していない。
省庁が国民の立場に立ちきれていない。
やはり企業利益最優先の自民・公明への忖度か。自公政権を終わりにしなければ。
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