日銀方針の破綻

今週の日曜版（6月10日号）で建部正義中
央大学名誉教授が「経済これって何？」で
わかりやすくお話している。

日銀は、物価の目標を６度先送りして、今
は目標の期限を削除してしまった。
方針の「破綻」である。

異次元の金融緩和はとどまることを知らず、
日本が異常な経済になっていることに対す
る警告が国内外から出されている。

アホノミクスからドアホノミクスへとひど
くなっていると表現した教授もいる。

ハルマゲドンをもじって、アベマゲドンと
表現しているものもいる。

アベノミクスが６年目に入って、日本の経
済がかかえる爆弾をがすます大きくなって
いる。
株価そのものが極端な「官製相場」になっ
ており、これも異常な状況だ。
マイナス金利で地方の銀行も苦境に陥り、
スルガ銀行に代表されるように、偽造によ
る違法融資にまで手を染めている。

今でさえ格差の拡大と貧困の広がりに苦し
められている庶民にとって、この爆弾を大
きくしないこと、そしてソフトランディン
グさせなければ。
被害を受けるのは庶民だ。

そのためにも安倍首相を辞めさせることが
もっとも必要なことだ。