相変わらず「ランサムウェア」の感染が続いている。
身代金要求という犯罪集団のひとつである「ロックビット」が摘発された。
ネットは国境がないため、どこの国にいるかわからない。
そのため11カ国から成る国際的な捜査連合で摘発したとのこと。
要は犯罪者のサーバーを摘発したということだ。
Bloombergの記事によると「1万1000のドメイン、ランサムウエアの拡散に寄与していたアフィリエイトなどを押収」とある。
すさまじい数だ。
逮捕はウクライナとポーランドの二人だそうだ。
サーバーを押さえて、そこから「サイトを封鎖」と書き込み、活動を停止させた。
しかしネットのサーバーは各国に分散しているし、「自爆」のソフトもあるだろう。
さらにランサムウェアはいくつもの集団や個人犯罪者がいる。
「RaaS」(ラース)というランサムウェア攻撃を行うサービスまである。ネットには犯罪ほう助のサービスがあふれている。
16日には、広島の総合スーパーがランサムウェア攻撃を受け、業務が停滞している。
2年前にはランサムウェア攻撃をおこなう「REvil」が、欧州刑事警察機構により7人が逮捕されている。
詳細な経緯が公表されているのが「シルクロード」事件だ。
こちら ⇒「シルクロード」の興亡
ネットの詐欺も進化している。
政府が「NISA」など投資を煽っているため、投資詐欺も増えている。
盾と矛、
ネットに安全はない、と自覚したほうが良い!