一昨日、90歳近い高齢者の付き添いで市立病院に行った。
病院の受診カードと紙の保険証だけでスムーズに終わった。
認知症もあり、一人では無理だ。
私にとって紙の保険証は、有効期限もすぐ確認できるので便利だ。
マイナ保険証だとすぐには分からないし、個人情報満載の他人のマイナカードは持ちたくない。
こうした現在の紙の保険証の「何が問題なのか」と誰もが思うだろう。
マイナ保険証の「大混乱」を受けて政府は、紙の保険証とマイナカードの二つを持って行ってほしいと苦肉の策を提案している。これ自体「大失態」ではないか。
マイナ保険証・・・そもそも制度設計からまちがっている。
いったん中止すべきだ。
それにしてもマイナ保険証、誰のための改革か?
国民、患者のためでないことははっきりしたのではないか。
IT産業のためではないか?という疑問がある。財界・大企業がスポンサーである自民党ならではだ。
2万円のポイント付与で強引に普及、これだけで2兆円の税金だ。
さらに機器の購入もいれれば、いったいどれほどの税金を投入しようとしているのか。
これほどの税金なら、なぜ医療の改善に使わないのか。
釧路の医師不足は深刻だ。
医療費の負担も、物価高のなか、病院への足がとまっている。
自民・公明には、まともに住民の声を政治に届けるという「政治家」の姿はない。
来年には車の免許証のマイナカード化がはじまる。
これも大混乱の予想が?
交通警官も読取り機械を携帯しないと免許があるかどうかもわからない。
職場の点検は?
免許の期限切れは?
機械が故障したら?
これほど不便なことはない。
そもそもあらゆる個人情報と紐づいたマイナカードを常時持ち歩くなど、恐ろしいことではないか。
ましてや他人のマイナカードを持つなど!