ここまで露骨にいわれると。
バイデン大統領が、岸田首相に軍事費の倍化を3回も説得してきたと自慢している。(米カリフォルニアの集会で)
そういえば安部元首相もトランプ前大統領に、防衛計画にもないイージスアショアやF35の大量の爆買いを約束した。
当時、なんという「卑屈さ」なのかと驚いた。歴代の日本の首相のなかでも突出していた。
やはりその後継者である岸田首相も、輪をかけている。
歴代の首相もできなかった憲法違反の他国を攻撃できるトマホークなどの兵器をアメリカから大量に購入することを決めてしまった。ちなみにトマホークは核弾頭の搭載も可能だ。
憲法違反の「安保法制」「秘密保護法」などもシナリオはアメリカが書いたといわれる。
そして中国包囲網のいっかんである南西諸島のミサイル基地化もいっきに進もうとしている。
日本では「攻められたどうするのだ」と盛んに喧伝している。
中国からすれば、アメリカの代理で再び中国を攻撃できる日本ということだ。78年前は日本が大規模に中国を侵略していた。
ここには「外交」がまったくないといえる。
日本の経済政策もアメリカの「指示」を忠実に実行してきた。
自公政府の経済政策の方向を見るには、アメリカの対日要求をみれば良くわかる。
日本の大企業の株主もアメリカが第一番になっている。
こちらの記事⇒
その財界いいなり、そしてアメリカいいなり、
日本は国家として「自主独立」の道をどうすすむのか。
自・公、維新、国民の4党にはできない相談ではないか。
日本共産党の「綱領」の出番だ。
日本社会の根本的な分析、そしてその方向である「統一戦線」「社会的連帯」「市民と野党共闘」・・・
だからこそ「妨害と分断」が激しい。
それを乗り越えるときがきているのでは。
日本国憲法が指し示している。
追記
沖縄の慰霊の日。
唯一の地上戦で約24万人もの命が失われた。
巨大な米軍基地とともに、いま自衛隊のミサイル基地が続々とつくられつたる。
再び戦争が・・・
不安が大きくなっている。
デニー知事が「外交を」と訴えた切実な声を自公政府は受け止められるのか。