社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

命の問題を数で採決!

2023-06-09 07:18:12 | 日記

「入管法」の改悪案が、立法事実が崩れてしまったにもかかわらず、数の力で委員会で強行採決をしてしまった。
入管で亡くなったウィシュマさんの遺族が傍聴しているさなかのことだ。
自公、維新、国民の議員には心の痛みがないのか、と言いたい。

マスコミも難民申請中に「強制送還が可能」と報道。この間の審議でも「何のための立法か?」といわれる状況であった。

日本共産党の仁比議員は「数で決めてはならないことがある」と民主主義のイロハで批判した。
 You Tube ⇒ (13分)

多数決は民主主義の原則ではあるが、数で決めてならないことも民主主義のイロハだ。

国会の審議の劣化がはなはだしい。
安倍政権いらい、まともに答えない、一般論・抽象論から一歩もでない、はぐらかす、ウソを言う・・・などひどいものだ。

今回の「入管法」は人の命にかかわるものであり、世界から「日本は人権を考えていない」とみられてしまう。

その底流には「外国人は犯罪者」という戦前からの「排外主義」が根強く流れているのではないか?
意図的に「嫌韓・嫌中」を流し、アジアを蔑視する風潮も影響しているのではないか?
石原元東京都知事の「三国人」発言も戦前の亡霊のようであった。
いまの在日批判も聞くにたえない。

国会の劣化といえば「マイナ保険証」もひどい。
審議中にもボロがどんどん発覚し、強行採決後も後から後から・・・
健康保険証は命にかかわる問題でもある。

そもそも最初から制度設計ができていない。
「ログイン・ログアウトって何?」
「赤ちゃんから銀行口座を。誰が管理するの??」
「他人の年金を見ることが・・・」

「そもそもマイナカードは不安で信用できない」という国民が増えている。

自公の国会議員は、国民の生活の現場を知ろうとしなくなっている。(原因は小選挙区制と政党助成金)

IT大企業の、財界の利益ばかりを考えているのでは?

ここでも「財界いいなり、アメリカいいなり」の議員ばかりだ。

政治を変える道は、自・公、維新、国民の犠牲気を減らすしかない。