6日午後、市民と四野党合同宣伝(釧路町大型スーパー前)
これほどプーチンの「おろかな戦争」はない。
1日夜の駅前行動に続いて2回目の四野党合同宣伝が行われた。
国連の常任理事会ではロシアの拒否権で決議はできなかったが、40年ぶりに開かれた国連総会の緊急特別会合で141か国の賛成で「非難決議」が採択された。(40年前はイスラエルのゴラン高原併合)
反対はロシアをはじめ、たった5ヵ国であった。
歴史は「侵略戦争」を許さない、国連憲章のめざす平和のルールへの流れは強まっている。
歴史はムダに流れていない。
力対力、軍事対軍事、さらに核兵器対核兵器の対抗は破滅への道だ。
日本維新の会と安倍晋三元首相は、だから「核兵器の共有」が必要だと繰り返し述べている。
「核兵器の共有」とは、自衛隊の基地にアメリカの核兵器を置き、アメリカとともに日本の自衛隊が核のボタンを押すことになる。
こんなことを進めれば、各国で核兵器の保有がはじまって、まさに人類滅亡のシナリオではないか。
6000万人ともいわれる途方もない人命が失われた第二次世界大戦。そこから生まれた国連憲章の前文「われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い」、そのために「集団的自衛権」ではなく「集団安全保障」こそ平和への道だ。
「集団的自衛権」は軍事同盟のことだ。これが世界大戦に進んでいった大きな原因でもある。
「核兵器の共有」=保有ではなく、唯一の被爆国である日本こそ「核兵器禁止条約」を結ぶべきである。
ついこの間まで国際法上「核兵器は違法」ではなかった。しかし「核兵器禁止条約」が発効したからには「違法」となった。
くり返し言うが「歴史はムダに流れていない」