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格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

津久井やまゆり園事件から5年

2021-07-26 12:18:05 | 日記

5年前、入所者19人が殺害され26人が重軽傷を負った。あまりにも衝撃的な事件であった。それも元職員の「障害者には生きる価値がない」という言動に、二重の衝撃を受けた。

去年の3月、被告の死刑が確定したが、なぜこのような事件を起こし、それを実行した人間がうまれたのか、事件の本質はまだ解明されていない。

それどころか、自民党の国会議員から「LGBTは生産性がない」という発言や今回のオリンピック・パラリンピックをめぐって、障害者への虐待を自慢する人物、ナチス・ドイツによる600万人の虐殺を「ホロコースごっこ」など遊びに例えるなど、依然と後を絶たない。

5年経っても、「優生思想」的発言が次から次へと出てくる。個人の尊厳や人権をないがしろにするこうした発言はどこから生まれてくるのか。
 ナチスのT4作戦⇒

世界人権宣言や国際人権規約、その後さらに豊かになったさまざまな条約。どれほど国民の間に浸透してきているだろうか。

私は、最大の障害物はいまの「自民党型政治」、自民・公明政治にあると思っている。

菅首相の「自己責任」の強調や「新自由主義」経済を推進する自・公政治。そこに「格差と貧困の拡大」や他人を思いやれない考えがまん延してるのではないか。

自民党のなかでLGBTは「種の保存に背く」「道徳的に認められない」と異論がでて、法案づくりがストップしたとの報道もある。あきれるほど旧態依然の状態だ。

そもそも菅首相から明確なメッセージが出されていない。

いよいよ政治を変えるときだ。
自公政権をどうしたら倒せるか。東京都議選の結果が示している。

そのためにも日本共産党の議席を大きくしたい。