オリンピック開会まで4日。新型コロナの第5波が広がっている。それも変異型のデルタ株だ。
すでにオリンピック村から感染者がでている。ウィルスに対抗する「バブル」は穴が開いている。
今朝の朝日に第4波で「病院外死亡51人」と調査結果が報道された。札幌でも入院できずに亡くなった方がいた。
医療先進国と自負している日本。命の危険がありながら入院できずに亡くなる。あってはならないことだ。本人、家族の無念の思い、悲しさ、悔しさを思うといたたまれない。
もっとベッドを、医師を、看護師をと多くの国民は願っている。
しかし、6月の国会では今年度の1万床病床削減が可決された。自民・公明の国会議員は何を考えているのか。
そしてオリンピックの開催だ。さらにパラリンピックでは有観客にしたいと願望が話されている。
人類が幾たびものパンデミックで多くの命を落としながら確立してきた感染症の科学的知見。専門家の警鐘も全くきかず、「暴走」ともいうべき菅首相と自公政権。
第5波でいったい何人の命を奪うのか。その家族の無念さへの思いにいたらないのか。
こうした創造性、感性の欠如した政治家は退場しかない。
衆議院の任期は10月21日。
「五輪より命を」
ここからブレない日本共産党の議席を大きくするしかない。