佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣り三昧・悪友谷本氏の釣行記-3

2021-08-26 19:40:58 | 釣り

釣行記、ニュージーランドの続きー3

翌2日目も朝は9時出発である、今日はジギング組と磯釣り組に分かれての釣行である、私は勿論いそつりである、昨日とはポイントをかえてCapeRunawayの無名磯にした。やはり水深はそれほどない。3ヒロくらいか、しかし投入すれば相変わらずの入れ食いである。アブラメやガシラも釣れる。それに今日はやたらとカウアイの回遊が多い。私はそれらを避けて今回の最大の目的であるNZグレが何とかつれないかとポイントやしかけを変えてみる、エサはオキアミでなくイカの切り身で花―と思いつつ投入していたら、するするとウキが入り、またカウアイかと荒っぽく合わせをくれる、ギュンギュンとフアイトする魚を浮かせてびっくり、縞目がみえるものの、なんとなんと良形のグレです。待望のNZグレです。

(NZではパローリ(PARORE)」というようです。天にも上がる気持ちとはあの瞬間を言うのでしょう、年甲斐もなく思わず「やったー」と雄たけびを上げました。マークや仲間の最高の祝福を浴びてもう有頂天です。

オーストラリアでは海草をエサにハーパーでやっている、今は夏だから冬の方が良いとの話、それからイロイロとチャレンジしたが時期が悪いのかそれっきりつれなかった。

この磯にも何回もヒラマサのビッグが回遊してくる。それを狙っていたマークがついにヒットさせた、その鬼のような竿を受け取りフアイトにはいったのはヨッシーである、真っ赤な顔で頑張る頑張るすごい引きだ、猛烈な突っ込みの後、磯を巻かれて無念のラインブレーク、ヨッシーはもんどりうって磯にひっくり返ってしまった、うーん残念無念。

そのごもジギングで20キロ以上もあるヒラマサを釣り上げて凱旋、持ち上げることも困難な有様の魚をもち写真に撮ってすぐにリリースした大ヒラマサは静かにNZの海に帰っていった。

ニュージランドの釣りにはいろいろな規制があるが最高の釣り場であった。

                             谷本正弘

 

 

 

 

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釣り三昧・悪友谷本氏の釣行記-2

2021-08-25 19:14:41 | 日々の思い

釣行記-ニュージランドの続きー2

シマアジやマダイのこがたの余りにも入れ食いなので少しポイントを変えて沖目を流しているとひったくるような当たりでカワウイの50㎝級が食いつく。かなりのフアイトで面白い。カワウイが当たりだすと、またバンバンとカワウイが続く。結構大型もあるが段々と釣る方も荒っぽくなり抜き上げをやっていたら、2号の磯竿がパーンという音をたてて2番の付け根から見事に折れてしまった。とにかくやたらな魚影である。

ランチタイムになってまたビックリ、マークが用意してくれたランチは、何とシマアジとキャプテンが手づかみで取ってきたイセエビの刺身である。それとパンとコーラとフルーツとコーヒーという何という贅沢、何というミスマッチ、しかし、NZまではるばるやって来た甲斐がある究極のランチであった。

午後になり弟がジギングをやると言って、ボートに乗って出ていった。残った我々と言えばそれからも入れ食いが延々と続く。ガイドのマークはいつもじっと足元を見ている。なぜかと言えば巨大なヒラマサが回遊するからだ。エサは磯で釣れたアジか40㎝くらいのカウアイである。鬼のような竿とリール、それにウキは風船という道具仕立てである。結局第1日目は数回足元にヒラマサの回遊があったものの、生き餌とのタイミングがわるくものにすることができなかった。

夕方になってボートが磯付けされ船内を覗いてまたびっくり、なんと20㎏はあろうかというヒラマサがよこたわっている。弟がジギングでものにしたようだ、ニコニコしている。そりゃそうでしょう日本ではみたこともないような大きさである。その日の夕食はマークの手作りの料理と今日の釣果で豪華なものになった、シマアジとヒラマサの刺身、それにキヤプテンの手づかみでとったイセエビ(1㎏くらいある大きなもの)のボイルしたものが1人当たり2匹、そんなにたべられたものではない、外米だったけどマークの心づくしのライス。わけのわからない英語で大いに笑い大いに飲み至福の夜が更けていった。つづく…

 

 

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釣り三昧・悪友谷本氏の釣行記-1

2021-08-24 19:09:36 | 釣り

私の釣り人生の1ページに付属する悪友の釣りを・・・

長い釣り人生で一番かかわりのある今中師匠と谷本正弘氏。

良いときも悪いときも何かひっ掛かってくる親友でありますが僕がブログを書き始めたときも文章がなってないとか、字が間違ってるとかよく言ってきていたが師匠に「ほっといたれ、好きに書いてるのやから、読まんとけ」と言われておとなしくなった、確かに彼の言うとおりであるが、師匠のように学校の先生をやろかという方とは違い、文筆家でもないのでうまく文章も書けないのです。

でも武富氏にブログを書くにあたって、いわれたことは、途中でやめられへんのやでと、そやから大変やで、やめといたらといわれて・・・あれからできるだけ休まずに12年は越したようです。

谷本氏が弟の釣り師(今は有名人)と出かけた「ニュージーランド釣行記」を何回かに分けて復元してみます。

2000年12月30日に彼が書いたものです。

今回、私の定年退職と還暦の記念ということで、弟と釣行を相談していたら、弟は8つの候補地を挙げてきた。その中からそれじやNZの磯釣りにしようやということに決定。2人のつもりが物好きはいるもので、2人の愉快な仲間が加わり4人の珍道中となった。

我々4人は(ヨッシー・バッキー・クーニーと私ターニー)は12月13日関空発16時50分のエアーNZで一路ニュージランドは北島の磯釣り&ジギングへと出発した。途中クリストチャーチに立ち寄り、よく14日の10時45分にオークランドにやっと着いた。尻が痛くなるような長い旅だったけど眼下に広がる景色は一面の牧草地帯と火山国らしい富士山によく似た山々。

日本にはない素晴らしいけしきだ。全人口の400万人の半分近くが住むというオークランドから更に国内便に乗り換え、超小型機に揺られて約1時間でワタカネ(Whatakane)へ。そこでガイドのマーク・ドレイバー氏と落ち合う。マークは明るくしかも力ず強い、感じの良いナイスガイだった。

ほっとしたのもつかの間、肝心の竿が着いていない。聞いてみると何と飛行機が余りにも小さく、また竿ケースが余りにも長すぎるので入りきらず、次の便には何とかという返事。マークは船のキヤプテンのデーブに取りに来て貰うから、我々は先にステイ先に行こうという。OKをして、信号がまったくない道を走ること約3時間、一面のビーチと牧場の連続、人はいない。始めは珍しかった美しい景色の連続も3時間も続けられるといいかげんに他に何かないのかという気になってくる。

これ日本人の悪い癖とわかっていても、兎に角うんざりするほど緑と牛と羊の群れが続く、夕方になってやっと着いたのが、ワンガパラオア湾に面するNZ式民宿(コンドミニアム形式になっていた)だった。オーナー夫妻の明るい笑顔に迎えられて、早速旅の荷を解き明日の準備にかかる。夕食、入浴後は約2日間の旅の疲れでぐっすり寝る。なに、朝はゆっくり出るらしい。

翌朝はゆっくり起き、ゆっくり朝食、コーヒーの後、さあ出発。車で約10分のワイハウベイの波止場(コンクリートの斜面が1本だけあり車で引っ張ってきたモーターボートを下せるようになっているだけ。NZでは日本のような波止場は見なかった)から、モーターボートで約20分でケープ・ランナウエイの唯一の離れ磯である「OTARAROCK」にボートから飛び移る。磯付けの船やシステムがまだできていない。だから日本の磯より少し危険ともいえる。

早速マキエ作りをするが我々がNZに持ち込めたのは、オキアミではなく、添加剤のみ。それとガイドのマークが準備していた冷凍の鰯を混ぜて、しゃぶしゃぶにする。それをパラパラと足元に撒くと、いるいるマウマウという餌取がわんさか集まってくる。それにアジも混ざってる。サシエはと言えばその冷凍鰯のぶつ切りかイカのぶつ切りしかない。いずれもオキアミと違ってやけにサシエが大きい、だから普通のグレ針では役に立たない。結局使ったのはヒラマサ針とマグロ針だった。それに5号から6号のハリス、磯竿2号、または3号、浮きした2ヒロのフカセというという仕掛けでやってみた、すると何と第1投から直ぐにウキ入れがあり、食いついてきたのは、何と30㎝級のマダイではないか、浮き下2ヒロでいきなりマダイとは。それからはマダイの入れ食い、大きさはまちまちだが、兎に角入れれば釣れる。勿論全部リリースだが、日本ならどうだろうか、そのうちにシマアジが回ってきた、すると今度はシマアジの入れ食い、これも大きさはまちまちだが、30~40㎝で形には不満があるものの時期的にマダイと同様大型は無理らしい。(続く)

 

 

 

 

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だてや酔郷作品集3

2021-08-23 19:19:32 | 日々の思い

月刊つりのとも連載「しずくの海」より

だてや酔郷が連載の⑲でチヌを釣ったことで読者の投書があり、彼が釣れるなら俺でも釣れるかなとのことで、イカダつりを始めようかなと‥‥

その反響での㉒に文章になった。

その方が酔郷坊主倶楽部の会員にしてとのことで、やけのやんぱちで

酔郷坊主倶楽部の発足じやい・・・と

 

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子供麻雀教室

2021-08-22 19:43:42 | 趣味

麻雀=悪い、と、いうイメージが昔からあった、映画などでもばくちのシーンのひとつとしてよく使われていた。

ヤクザの決め事などでの映画の中で、麻雀での勝負で決着をつけるための、勝負師を雇っての代打ちでのシーンなどが良く出てくるために、いいようには取られないのが普通でした。

それが最近は国のネンリンピックにも入れられてきて、年寄りのボケ防止のためにもなるとのことから一般の考え方が変わってきつつあるようです。

先日亡くなられた全国麻雀連合会の会長をされておられた、木下氏は麻雀のイメージを変えるための色々な取り組みをされていた、その一つに麻雀屋というのを何とかイメージ的に麻雀クラブと呼ぶだけでも変わるのではないかと・・・

また今その悪いイメージの脱却に取り組まれておられる、マツオカ株式会社の松岡社長は子供の頭脳改革にも取り組んでおられる。

 

ゴルフの世界でも若い人が伸びてきているし、将棋の世界でも数多くのタイトルを若い藤井翔太棋士が取り子供たちの夢が大いに膨らんでいます、麻雀の世界でも新しくプロスポーツとしてMリーグというのが立ち上げられて、企業の参加で盛り上がってきている、それにともない、ゲームとしての子供たちの麻雀に対する考えも変わってきていてプロリーグのMリーグを目指したいという多くも現れてきているようです。

松岡社長の会社では子供のための教室も開かれて、各地から多くの子供が父兄同伴で訪れている。そして子供の書いた競技としての考え方や面白味などを作文にしたものがありますので見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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