佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

ヒラマサの思い出

2021-02-11 19:14:19 | 釣り

先日グレ釣りの思い出を書きましたが、もう少し古いヒラマサブームの思い出が

出てきましたので、また書きますが、こんなことはもうないのでは・・・

昭和59年の6月の事です。

このとしの南紀はヒラマサの回遊で釣り人みんながヒラマサに集中した、

クラブ員のT氏と2人で大阪を夜の11時に出て口和深の下谷渡船に着いたのは午前2時30

当時人が多いので着順に名前と弁当の申し込みをするそれによって磯割を決める。

登録は21,22番でした、これなら目的の三ツ石に上がれそうと一安心。

本来この磯は本命は底物に石鯛場であるが、今は遥かにヒラマサ狙いのひと人です、

子の三ツ石に26人からの人が上がったがそれでも底物師も5人ほどいた。

このすごい人に圧倒されていたが仕掛け作りをしていると、もう竿が曲がっている人が

いるが、どうも魚の引きとは違う、おかしいなと思ったら糸が空を向いて上がってる、

これは先週くしもとのタライでマキエに群がった渡り鳥の(ハシボソミズナギドリ)ではと、?

グルリと見渡すと案の定オキアミの入ったカゴにダイビングしてハリだけでなく道糸にも羽根が

絡み飛べなくなった鳥が暴れまくっているのです。釣り人はこの鳥を避けてヒラマサにエサを

届けなくてはならないのです、同行のT氏、さすがにベテラン沖向きの離れ磯のシモリで際で

かけた、呼び声でタモをもって駆け付けた、底物師の竿をうまくあしらってるが、何せ大物

あちこちとタモをもって走り回りやっと頭から掬えた、70センチを超すヒラマサだった。

その後2匹釣れたが、あまりにも鳥が絡むので嫌になり竿をたたんだ。

この日の仕掛けは道糸8号にハリスは7号ハリ12号のかご仕掛けでした。

足の踏み場もない沖の三ツ石

 

 

コメント (1)
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