佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣りの学習

2017-01-14 18:38:27 | 釣り

ハネ釣り 

我が家の改装により色々と要らないものや,

のこしている本などの見直しで

うずもれていた昔の本が読みなおすことができる。

 

その第1段にハネ釣りにかけては右に並ぶものがいない、今中師匠の「ハネ釣り必勝法」からひも解いてみたいと思います。(だれか挑戦してみてください)

この本は「日本フイッシング協会」から出されたもので、今中毅著、森永誠

監修によるものです。

 

ただ岸和田の山田渡船が身売りしてから少しハネに対する気持ちが離れてきたのか?最近は釣り堀に身が入っている感じがしないでもないが、

 本人も少しはきにしているようなことを先日も話していたが、可愛がっている弟子のM氏が釣り堀の事をやっているので、むげにも出来ないのであるが、

 実際以前ほどハネが釣れないということもあるのではないのかなー

私が余計なことを云うと叱られそうだが・・・・

全盛期の頃のこの本、これからも波止で釣をする人にはもう一度見直しても良い本

今回書かれておられるのは、エビエサに限定して書かれています。

 

1項の、エビ撒き釣りの歴史から始まり、2項の釣り具と装備、3項の釣り場

4項の仕掛け、5項の釣り方、6項のマキエ、7項のアタリと取り込み

8項の実践レクチャーまでを何回かに分けて、ひも解いてみます。

 

 第1項 エビ撒き釣りの歴史

 

このエビを撒いて釣るというのは昭和の初めごろから始まったようで、

大阪湾では、以前から朝バネ釣りというのがありました、

私(佐藤)が八丈島にヒラマサ釣りに通っていたころに、この様な朝一番の仕事に行く前に、ヒラマサを1匹釣りそれを売って「おこずかい」にしたという釣りの話がありましたが、大阪湾でも仕事の前に釣りをするという風習があったようです。

それが高じて現在にいたってると・・・

この釣りは、琵琶湖でとれる、あるいは中国方面から輸入されたシラサエビを

撒くことによって、短時間で釣果を求める釣りになります。

釣り方には、フカセ釣り、カゴ釣り、底撒きカゴを使った釣りという方法が

あるが、身近な波止(防波堤)で、大きなスズキやハネに出会えるという感動が楽しみとしてある。

 

第2項 釣り具と装備

 1、       竿について

  ハネ釣りも竿については、ハネ専用の竿もでているので、できればそれを

  使ってほしい、というのもチヌ竿などで代用されてる方も多いようですが

  チヌ竿では少し柔らかすぎて取り込みに時間がかかり、周りの人に迷惑を

  かけてしまうから。

 

  波止の場合は大勢の人が並んで釣りをしているので、出来れば硬調子の竿

  を使うようにしましょう。

 

2、        リール

  リールには両軸リール(ベイトリール)とスピニングリールがあります。

  どちらがエビ撒き釣りに適しているかというと、

  責める場所によって異なります。

 

  (両軸リール)

  浅く近く攻めるのに適している

  仕掛けを毎回同じ所に投げられる、

  糸がよれない

  魚の大きさがだいれくとに伝わる

 

  (スピニングリール)

  遠く  深く攻めるのに適している。

  初心者には最も扱いやすいリールである、ただし、なれないとキヤステイングのポイントが一定に

  ならず、かなりアバウトになる。

 

  両軸リール、スピニングリールのいずれにしろ、底撒きカゴを投入するときには、必ず

  アンダースローで行ってください。

   そのポイントは、アンダースローができる範囲内でしか釣りをしないと  云う事になります。

3、        玉網(タモ)

   タモの枠はバランスのいい50センチぐらいがいいでしぅう。

  そしてタモの柄は、5~6mを用意しておくのがよい

4、        エビ活かしクーラー

   エサの生エビを入れておくものでこの釣りの最も重要な道具のひとつです。

  シラサエビが元気であることが第一ですので、安いエビ活かしクーラーは

  水温が上がってしまいシラサエビが弱ってしまい釣りになりません。

   また大きさは、8Lのものがよいでしょう。

  このクーラーに付けておくと便利なものが、「竿受け」と「小物入れ」

  竿は直接地面に置くと傷がつくのでこの竿受けに掛けると痛めない

  小物入れには魚を締めるナイフや電池あるいは魚はずしに便利なラジオペンチなども用意して

  おきましょう。

 5、        ウキ

   現在はハネ専用のウキがメーカーから出ていますので、それを求めるのが

  釣果アップにつながります。

   専用ウキは、ハネの前アタリを見逃さないように作られており、前アタリも分かりやすいという利点

  があります。

 6、        オモリ

   サルカン付きタル型オモリが市販されており、非常に便利ですのでこちらを使用してください。

7、        からまん棒

    仕掛けが絡むことを防止するためのものですので、必ず使うようにしてください。

 8、        ハリ

   生おで。エビ専用のハリをお求めください。

  サイズは8~9号をお勧めします、これはエビに負担をかけないためです。

 9、        ハリス

   初心者は1,7~2号のハリスを使用してください。

  この号数であれば、ハリスを呑まれても切れることはないn

 10、ストリンガー

   ハネ釣りの必須の道具と云っても過言ではありません。

  その理由は

  まず釣った魚を生かしておける、通常のクーラーでは確実に死んでしまうがストリンガーを使えば

  帰るまで海に入れておける。(新鮮なままもって帰れる)

   釣りすぎたときには生かしたままで、リリース出来る

   またこのストリンガーは救命ロープとしても利用できる。

 

 次回へ

 

 

 

 

 

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