私の兄は趣味で外車を次から次えへと乗り換えあて死ぬまでに約70台乗りました。
考えられない数字です。
その金額たるや、バカみたいのものです。弟は貧乏しているのに・・・
もともと住んでいた金剛が開発のために買収されたおかげでお金が入り、それを元に
現在の河内長野の家を1億程で買って引っ越しました。
その大半のお金を車につぎ込んだのです。
車の浪費以外は徹底したケチでとうしました。でも
少しは見習ところもあります、家の居間でのシャンデリアがついているのを見たことはありませんでした、私らが行っても、いつもスタンドだけで、大概の用事は済ましますし、台所の電球も流しの
ところにある手元灯のみで姉も食事の用意をし、食事もその明かりで済ませています。
もう一つそこまでと言うのを書きますと自分のベッドの世話をしてくださる介護の方の支払いで
500円上がることをイランといったので、私が支払うと言ってお願いしたこともあります。
車のことなら少々高くてもOKなのに、自分の体のことをケチって・・・
車にはもう乗れなくなっているのに、まだ廃車にするのをいやがった嫌いがあります。
その車10台 今処分していってます、なんせみんな大きな車ばかりなので困る、
欲しい方に適当な値段をつけてもらっています。
問題はリンカーンリムジンとキヤデラックのオープンカーです、
素晴らしい車なのですが、置くとこに困ります、、大きものですから。
このキャデは、今、片肺のみで動いているので少し修理をしなくてはなりません、それが
50万ぐらいかかりそうでこまったものです。
10台の車処分して果たしていくらになるのやら、葬儀代は出ると思うけど・・・
兄嫁は未だに家に誰も入れませんが、本当はボケてもいなくて恐い兄が死んでせいせいして
気楽にあるのではないか、お金の心配はいらんしと、私の甥はいうのです、不思議なのは
鳥を逃がしてやろうと思ったら一羽もいないのです、ネットの入口はきっちりとしまっているのに
死んだ形跡もないのです。木がいっぱいなのでネットで誰かが捕まえるにしてもむつかしいのです。
あとはコイを逃がしてやらなあかんのですが、・・・
でも本人は好きなことして良い人生だったのでしょう。