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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.12.21 職場婦人科検診結果受領雑感

2018-12-21 21:34:56 | 日記

 いよいよ今年も押し詰まってきた。余すところジャスト10日である。
 それにしても、いまだに10月以降のPCの不調がボディーブローのように延々と影を落としている。
 年賀状の住所録の最新版が飛んでしまっている。夫にプリントアウトしてもらったら、既に亡くなった方あり、引越し前の方あり、一体何年前のものか・・・と昨年頂いた年賀状とつき合わせて見直していたら気分が滅入ってきた。
 この期に及んで宛名印刷も始められていない、もちろん宛名がプリントされていなければコメントが書けない。これほど手付かず、などという事態は何十年もの間で最悪のパターンだ。

 頼みの明日からの3連休も、あれやこれや予定がぎっしり。これはもう眠る時間を削るしかない・・・というのではいかにも身体に悪いではないか。

 さて、今月初めに受診した職場婦人科検診の結果が届いた。当日に伺っていた結果以上でも以下でもなく、ほっとした。

 子宮がん検診:頚部細胞診、内診、経膣超音波
  総合所見 今回の婦人健康診断では以上所見を認めません。なお、今後気になる症状があるような場合は婦人科を受診することをおすすめします。

  診察所見 異常所見なし
  細胞診  子宮頸部 NILM(異常なし)
 超音波断層撮影 異常なし 今後も検診を受けてください。
     
 乳がん検診:視触診、超音波
  総合所見 (左)術後所見・管理継続
       (左)のう胞:要経過観察(1年後)

  診察所見 (右)異常所見なし
       (左)術後所見
  超音波断層撮影(右)異常所見なし
         (左)術後所見、のう胞

 まあ、昨年・一昨年に引き続き“集団検診レベルでは”ということを差し引いても、健側に明らかに異常所見がないということでほっとする。当然過信はしていないけれど、夏の健康診断の結果も含め、ひとまず緊急で対応しなければならない健康上の大きな問題はなし、であるということだから、今のペースで多発転移乳がん治療に専念すればよい、というお墨付きを頂けたわけだ。

 もちろん実際の体調はそんな甘いものではないし、現にマーカーは上がっているし、両肺の影もじわじわと大きくなっている。ゼローダを止めて次の抗がん剤治療に入る前に、体力回復するために今だけマイルドなホルモン治療をして凌いでいる、ということを忘れて遊び呆けていてはいけない。けれど、きつい治療を頑張るためにはまず身体を休めて(余り休んではいないが)きちんとリフレッシュすることが必要だ。それでこそ年明けから治療薬変更となっても前向きに立ち向かえるだろう。(つまりは目の前にニンジンがぶら下がっていないと走れない単純な奴なのである。)

 ステージⅣ歴がもうすぐ11年の患者であることは変わりない。治療の副作用で体調が悪い時を除けば、外見からはとても病人に見えないくらい積極的に動いているし、好きなことをさせて頂いている。そのことに感謝してもしきれない日々である。
 
 ここからは記録のために。
 一昨日帰宅すると、今年最後のお花が届いていた。ピンクとクリームのチューリップが2本ずつ。淡いクリーム色のフリージアが2本。そして野菊のようなマトリカリアが1本。花言葉はそれぞれ「恋の宣言」、「あどけなさ」、「楽しむ」であるという。いい香りが室内をふんわりと漂う。
 先日、瞑想ヨーガ教室で頂戴した花束も、玄関の寒い場所に飾ってあるせいか、まだまだいたって元気に長持ちしてくれている。そして、前回2週間前に届いたお花も水切りをすればなんともない。そんなわけで家の中、あちらこちらに花がある。
 恥ずかしいくらい掃除をサボっているので、家の中が荒れているのは事実だけれど(しゅん・・・)ふと目をやればあちこちにお花があるのはとても嬉しいこと。
 少しでも幸せな気持ちで忙しい年末が送れたら、病気もちょっぴり大人しくしてくれるだろう、という根拠のない思い込みで又明日からの3連休を過ごそうと思う師走の夜である。
コメント
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