昨日は冬もの寝具に替えて初めての夜。暖かくぐっすり眠れた。明け方お手洗いに起きて、あと2時間は寝るぞと思ったのだけれど、結局眠れずじまい。それでもいじましくベッドから出ずに予定通りの時間にゆるゆると起き出した。
今日は、今月初めての何にも用事や約束のない貴重な日曜日だ。洗濯機を廻し、葛根湯を飲んで(まだ派手なくしゃみが連続で出る)から果物だけ頂いて(昨夜のイタリアンが高カロリーでかなりもたれたので)、薬を飲み、掃除。クリーニングしたものを受け取りがてら、頼んでいた年賀状を受け取り、その足でずっとご無沙汰している洋菓子屋さんのカフェレストランにモーニングプレートを頂きに行くことに。
モーニングといっても一仕事終えた後なのでブランチタイム。窓側はちょっと寒かったので、内側のソファー席に座らせて頂いた。私が自転車に乗れていた頃は夫とサイクリング方々時折来ていたのだけれど、自転車を封印して以来、ここまで歩いてくることはなくなってしまった。ロイヤルミルクティで食事を頂いた後は、カフェラテもおかわりして実に優雅なひととき。すっかりご機嫌になって少し遠回りしながら帰宅した。
公園の木々もすっかり紅葉している。街路樹の落ち葉をがさがさと踏みながら歩く。息子が小さな時に日曜日というとお世話になった遊具のあれこれを見ながら懐かしさで一杯になる。これまたよくお世話になっていた有機栽培が売りの無人露地販売所で九条ネギを買い求めてきた。
昨朝NHKの「チコちゃん」の再放送で、年をとると涙腺が緩くなるのはなぜ、という質問があったけれど、共感力が増す、自分の経験に重ね合わせることが多くなって自分に引きつけて考えるから、ではないかと予想したらその通りだった。なるほど孫が可愛いのも自らが育てた子どものことを思い出すからなのかな、と改めて思った。そういえば、父も母も息子を見ながら「○○(私)の小さいときとそっくりだねえ。」と何度も何度も繰り返していた。夫は夫で小さい子や赤ちゃんを見るとなんだかすぐうるうるしている。
かくいう息子は、内定先の会社の小学生相手のイベントに参加していた模様。彼が通った、家の真ん前にある小学校も、今では団地の駐車場が拡張されて通路が閉ざされたため、最短距離ではいけなくなっている。以前は家の前の踊り場から学校の校庭も見渡せたのに、今やすっかり見晴らしが悪くなっている。本当にどのくらいぶりでこの道を歩いただろうと思いながら、そんな昔のことを振り返る。
いったん帰宅してもまだまだお昼を少し回った時間。夕飯の下ごしらえなどをして休憩した後は、最寄り駅前のヨガスタジオのワークショップに参加した。夏にも一度参加したことのあるトップインストラクターTさんの「やわやわde回復ヨガ」の90分クラスだ。ヨガマットや自分の体重を使いながら全身のコリをほぐすもの。首から足首まであちこちのコリをほぐすのだが痛いこと、痛いこと。あっという間に汗だくになったが、最後のシャヴァーサナですっかり身体が整って、どこも違和感なくぺったりと平らになった感じ。とても気持ちよく大の字になってその効果を実感出来、思わず先生にお礼を言った。シャワーを浴びてすっきり。食料品の買い物を済ませて帰宅した。
ああ、地元密着の幸せな日曜日。電車に乗ってどこかに出かけなくても、こんなに心も身体も満ち足りた一日が過ごせる有り難さよ。家事もちゃんと済ませ片付けものもして、身体も整えることが出来て。これでまた明日からの1週間頑張れそうだ。
さて、来週はアリミデックスを3週間飲んで初めての通院日が控えている。今月は1回の通院だから腫瘍マーカーの測定もあるし、レントゲン撮影もある。少しおとなしくなってくれているとよいのだけれど・・・。