ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.7.18 藍、碧、群青…沢山のブルーに癒されて、無事帰京

2017-07-18 23:53:23 | 
 昨日は一人夕食前に大浴場で入浴。乳頭温泉とは少し違ってあまり濁っていないけれど、湯の花が沢山の柔らかいとてもいいお湯だった。なのに夫は疲れるから、と入らずじまい。なんともったいないことか。夕食後はお腹ごなしにホテル周りを少しお散歩。近辺には熊が出るそうで、暗くなってからの外歩きは怖い。早々にホテルに戻り、ロビーラウンジで津軽三味線による民謡ショーを鑑賞。それから予約したヒノキ酵素風呂へ向かった。

 夫と同じ時間に予約していざ、男女に別れて入浴施設へ。シャワーキャップを被って、香りの良いヒノキのおがくずに横になる。顔だけ出して全身におがくずがかけられる。お正月に初めて体験した砂風呂よりも柔らかくふんわりと軽い感じ。おがくずに含まれる酵素が発酵し、50度から70度に温度が上がっているとのこと。
 5分もするとじんわり汗ばんでくる。10分を超えると顔に汗が垂れてくる。冷たいタオルで汗を拭いて頂くと、もう気持ち良くて極楽!である。規定時間では15分のところ、両脇の女性がまだあまり汗をかけないから、と5分延長された。一人だけギブアップするのも、と一緒に計20分頑張った。

 おがくずを払って頂いた後、シャワーで洗い流してラウンジに出てみると、夫の姿はない。これは待ちくたびれて先に露天風呂にでも行ったのに違いないと慌てて露天風呂へ。
 露天風呂、小町の湯は色とりどりの傘が飾られ、ライトアップされていてとても幻想的。ラッキーなことにどなたもおらず、貸し切り状態。酵素風呂の効果を逃さないために1時間は石鹸で洗わずにいてくださいとのことで、ただただじっとお湯に浸かる。

 さて、露天風呂の湯上り場でも夫の姿は見えず、部屋に戻ってみるもまだ帰っていない。鍵は夫が持っている。どうしたことか。まさか伸びているのでは・・・と行ったり来たり。
 結局、夫は私より開始の時間が遅れ、10分ほどでギブアップしたというけれど、会場から出たのはタッチの差で私の方が早かったようだ。行き違って待つこと20分ほど。
 夫は酵素風呂から上がってシャワーを浴びたからもうお風呂には入らなくていいや、とのたまう。折角の大浴場にも露天風呂にも入らず布団に入ったわけである。ああ、なんとも信じられないことよ。

 朝早かったので私もバタンキューで早々に寝付く。
 明け方、ようやく空が白んでくる頃にお手洗いに起きたので、そのまま24時間源泉かけ流しの大浴場へ。さすがにまだ早く私だけの貸し切りだ。上がって帰る頃にチラホラと早起きの方たちの姿を見た。そのまま起きるにはあまりに早く、また布団に入るが眠れたわけでもなく、そうこうしているうちに起床時間に。

 ざっと荷物を整え朝食はビュッフェ。目覚めてから入浴して、既に3時間も経っているのでお腹はペコペコ。珍しい郷土の味もあれこれ堪能。チェックアウトしてバスに乗り込んだ。

 今日は高原温泉を出、あきた白神駅から日本海を望む絶景ローカル列車五能線に乗り、十二湖駅まで移動。世界遺産白神山地の十二湖を散策するというコースだ。
 地図を見れば移動距離はかなりのもの。ホテルを出てから1時間半ほど秋田杉の美しい山道を走り、高速道路でお手洗い休憩を取り、再び1時間以上走ってあきた白神JRの駅を目指す。

 あきた白神駅の前にある、道の駅のような観光施設では、郷土色豊かなお惣菜なども販売中。美味しいというガイドさんのお勧めに従ってサラダを寒天で固めたものを購入。他にも“さるなし”というキウイフルーツに似た果物のソフトクリームが美味しいですよ、と聞き、それも頂く。淡いグリーンのソフトクリームは酸っぱすぎることなくとても美味だった。

 そして可愛らしい駅舎で1日10往復の単線、五能線を待つ。“リゾート白神”という人気列車には乗れなかったけれど、途中岩館駅で白神山地に生息するクマゲラと五能線沿線の夕日をイメージしたという「くまげら号」とすれ違う。今回は内緒で出て来たけれど、鉄男の息子が聞いたら地団駄踏んで怒りそうである。

 ボックスシートの窓を開ければ、風は涼しくて爽やかで気持ち良い。心がどんどん解放されていくのを実感する。気温は28度から29度くらいか。青い空、紺碧の日本海、かもめが舞い、心洗われる情景が続く。免疫力はどんどんアップして、ああ、まだまだ死ねない!というお決まりのセリフが口をついて出る。

 30分ほどの電車の旅を堪能し、十二湖駅に到着。ここはもう青森県、今回期せずして青森県にも初上陸である。
 白い神が宿る嶺に降る雨や雪は、母なる樹ブナの根に蓄えられ、森の生命を支える命は繰り返し、私たちもその輪の中にいる・・・そんなキャッチコピーがぴったりの世界自然遺産白神山地である。

 再びバスに乗り込み、二つ目の池、王池等を車窓から眺めながら、十二湖散策の拠点となる物産館を目指す。
 緑のグラデーションの中、湖面が煌めく美しい池が次々と顔を出す。そしていざ、十二湖を代表する青池目指してウオーキングスタートである。鬱蒼と茂るブナやミズナラなどの広葉樹の深い自然林に囲まれた鶏頭場の池は、かつて訪れた上高地の明神池を彷彿とさせる。森林浴をしながら、思いっきり深呼吸すると、肺が喜んでいるのが判る。

 前方からは「おお!」「綺麗!」という声が上がる。青池である。コバルトブルーの湖面が本当に言葉に出来ないほど美しい。お天気が良いから尚更だ。イタリアの青の洞窟のような色、濃淡のブルーの絵の具をそのまま溶かしたような、なんとも言えない美しさだ。池の周りにはウッドデッキが整備され、まさしく絶好のフォトスポットである。十二湖といえば、青池、というのも頷ける。

 満ち足りた思いで青池を後にして、物産館まで戻りお買い物タイム。バスに乗り込み、山道を抜けて国道に入ったところで、注文していたお弁当の遅いお昼だ。
 この間、ひたすら来た道を戻って空港を目指す。八郎湖サービスエリアで最後のお手洗い休憩。ここでは遠く男鹿半島、八郎潟が見渡せる展望台があるということで、単純な私は184段の階段を上った。夫は途中でダウン。釣鐘もついて野生のオニユリも愛でながら、膝をがくがくさせながら無事帰還した。

 順調に空港に到着したものの、あいにく羽田が雷雨で到着便が遅れていた。お土産を物色し、お茶をしてやり過ごす。20分遅れて無事離陸。クラスアップOKで最前列の座席に座ることが出来た。着陸後もスイスイと降りられて、巧い具合に最寄り駅行のリムジンバスに乗り込めた。
 こちらは雨が降ったらしく路面が濡れている。高速は空港を出た所からなぜか渋滞。車内でサンドイッチ等を夕食にして、2時間近くかけて到着した。

 夫と手分けをして片づけと洗濯をし、入浴を済ませた。後は眠るだけ。
 心の洗濯は十分だ。明日から3日間、また頑張って働こうと思う単純な私である。
 
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2017.7.17 涼を求めて東京脱出、秘湯は熱くて茹蛸状態

2017-07-17 17:51:14 | 
 連休3日目。今日も予想気温は35度である。少しでも涼しいところへ、と思い切って1泊でみちのくへ移動することに。
 最寄駅前からリムジンバスで羽田空港へ。なぜかセットした目覚まし時計が鳴らず、夫から「起きなくていいの?」と起こされる始末。慌てて身支度を整え、家を飛び出してセーフ、である。

 リムジンバスは渋滞知らずで、予定より40分ほど早く到着。集合時間より小一時間も早い。添乗員さんからeチケットを頂き、ラウンジでゆっくりお茶をして態勢を整える。
 飛行機は予定通り離陸。旅ではこの場面が一番幸せ、の機上の人に。窓際に陣取った夫は、やれあれが霞ケ浦、やれ凄い入道雲だ、とカメラ片手に喧しい。寝起きがスムーズでなかった私は、いまだ眠いような感じでテンションが低め・・・。そうこうしているうちに、フライト時間わずか1時間余り、初めての空港に降り立った。

 添乗員さんやツアーの参加者の皆さんと合流してバスへ乗り込む。人気のツアーだそうで満員御礼。バス2台仕立て60名様ご一行である。回りを見れば50代以上の、家族連れか年配のご夫婦ばかりである。

 ガイドさんのふるさと訛りの歓迎のご挨拶でほっこりと心が和む。窓から見えるは緑眩しく長閑一色な田園風景である。秋田県を訪れたのは生まれて初めてだ。
 夫いわく、北海道に一族郎党がいる義母は、庄内空港が出来る前にまずは秋田まで電車で移動して、さらにバスで1時間かけて秋田空港に行き、そこから札幌へと飛んでいたそうだ。その庄内空港も今年で25周年を迎えるという。そういえば結婚した当時は庄内空港はなかったっけ、と遠い昔のように思い出す。

 東北応援の旅がしたいと震災以降ずっと考えていながら、震災後に訪れたのは福島止まり。それより北上したことがなかった。太平洋側岩手、宮城は結婚して間もない頃に一度訪れた切りなので、もう四半世紀もご無沙汰している。

 ガイドさんのお話によると、こちらは空梅雨でまるで雨が降らず、連日32,3度の暑い日が続いていたのだが、昨日突然大量の雨が降った後で、今日はラッキーにもお天気が回復してきているそうだ。外気温は25度。東京にいることを思えば夢のように涼しい。青空が広がり出して幸先の良いスタートである。時間短縮のためにバスの中で早めにオプションで頼んだお弁当を頂く。秋田駅の名物駅弁だというあきたこまち弁当はメインがご飯なのか、確かに美味しいごはんだったけれど、おかずが品数も内容も控えめでちょっと哀しかった。

 今日の旅のスタートは、いつか訪れてみたいと子供の頃から思っていた辰子姫の像のある田沢湖から。
 何故に十和田湖ではなく田沢湖なのか、自分でも不思議なのだが、確か小さい頃、キャラメルに入っていた小さなカードを集めていて、それに辰子姫のイラストとちょっとしたエピソードが書いたものがあり、とても心惹かれたと記憶している。

 実際に数十年を経てこの目に映った辰子姫は、湖水浴後の恥じらうような姿で、青い湖面をバックに金色に輝き、思った通りの美しい姿だった。尤も、伝説自体は結構おどろおどろしいものだ、と後で知ったのだけれど。

 そんな辰子姫伝説に彩られ神秘的な美しさをたたえる田沢湖は、深い緑と真っ青な空、コバルトブルーの湖面が波間に光が煌めいてなんとも綺麗だ。水深423m、日本一の深さを誇るカルデラ湖だ。
 湖を半周し、車窓から御座石神社、蓬莱の松等を見ながら、手に取れば水晶のように煌めく砂だという白浜で小休止。湖水浴をする家族連れで賑やかだ。天然記念物である秋田犬は残念ながら暑さのせいかお昼寝中。

 名物の稲庭うどんを試食したり、お薦めのババヘラ(彩り豊かなパラソルの下で、おばあさんがヘラで苺とバナナ味のアイスクリームをコーンに盛り、薔薇の花びらの形に仕立ててくれる)を頂いたり。旅の楽しみは味の楽しみである。繁忙期にはジジヘラも出現するというが、薔薇の形にヘラを使えるのは熟練のおばあさんたちだけの技だけだそう。しっかりツーショットを撮ってから湖面を散策する。

 続いてバスは湖畔から山道に入り、秘湯へ移動。全国に数ある秘湯の中でも屈指の人気を誇るこの乳頭温泉郷は、雪景色がよく似合う鶴の湯温泉が最古で有名だが、今日は廃校になった小学校を移築したという趣のある宿、大釜温泉にお世話になった。お風呂嫌いの夫(なのになぜ温泉ツアーに参加するのか・・・)は足湯だけでいいかな~などとのたまうが、とんでもない、もう一生来ることはないのだろうから絶対に入らないと、とけしかける。

 そして入った内湯の熱いこと熱いこと。いつも自宅で41,2度のお湯に入っている私だが、これは熱くて入れない。44,5度はありそうである。皆さん足だけ入れて、これは無理・・・と露天風呂に移動する。こちらの方が少しぬるいかも、と、内湯を諦めた方たちがどんどん露天風呂になだれ込んでくる。その露天風呂だってずっと肩まで浸かっていたら茹蛸になりそうだ。足湯だけにして身体をさます。隣にもう一つ小さなお風呂があったので、こちらは、と思うと更に熱い。道理でどなたも入っていないわけだ。

 それでも見上げればブナやダケカンバの木々の緑と空の青、小人の傘にもなりそうな大きなツワブキの葉にはシオカラトンボやマダラ蝶が舞い、なんとも静かで長閑な贅沢な風景だ。30分ほど過ごして上がったのだが、とにかく汗が引かない。夫はどうなっていることやら、と思ってロビーに行ったらシャツ一枚。汗で色が変わっている。頭にはタオル鉢巻、どこかで見たタレントさんのようである。それでも内湯、外湯全部制覇して入ったと豪語していた。見れば源泉は94.2度とか。それは熱い筈である。乳白色というよりもベージュ色が濃く硫黄臭で、湯の花が舞うお風呂の後はかかとも肘もツルツルである。

 こうしてあわや茹蛸状態でお風呂を出ると、外は天然クーラーのごとくである。本当にいい景色、いい空気、幸せな午後である。今日はこれにて観光終了。早めにホテルにチェックインである。

 朝が早く、しかもいつになく熱いお風呂で長湯した夫は、部屋に入っておやつを食べるなりお昼寝としゃれ込んでいる。一方、私は窓の外のせせらぎの音に聞き入りつつ、こうしてブログを綴っている。なんと幸せなことか。

 この後、夕食前に大浴場で再び旅の汗を流し(夫はパス、だそうだ、何のために温泉旅館に泊まっているのか)、きりたんぽ鍋や稲庭うどん等の郷土会席を愉しんでから、全国唯一というホテル自慢のヒノキ酵素風呂で免疫力アップを体験することになっている。
 明日はローカル線に乗ったり、世界遺産の土地を訪れたりして夕方には帰京の予定である。


 
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2017.7.16 リフレでメンテ、その後久々に合唱練習へ

2017-07-16 21:49:22 | 合唱
 まだ梅雨明け宣言はないのだろうかと思うくらい、今日も灼熱の1日。言っても詮無きことだけれど、朝から暑い。
 今日は母の84歳の誕生日。思えば昨年の今日は、10日に急逝した父の通夜だった。この1年、思い返せば本当に色々あったので、あっという間だったとは言えないけれど、とにかく何とか無事に母の一人暮らしが続いていることを喜ばなければなるまい。朝はお誕生日おめでとうとご機嫌伺いの電話を入れた。

 勤務する大学では恒例の大学説明会である。私は出番ではないが、この暑さの中、気分の悪い人が出なければよいと思いつつ駅に向かう。途中、なぜか道に迷っている、大学説明会に向かう途中と思しきご家族連れから道を聞かれ、会場にご案内した。
 とにかく、駅から電車が到着する度に凄い人数が吐き出されてくる。その流れに乗ってしまえばそのまま会場に到着するのだけれど、少しでも空いた道からショートカット出来るのでは、と思ったようだった。しかし、この辺りには近道出来るような脇道がなく、そのつもりで別の道を選ぶと、全く見当違いの方向に行ってしまうのだ。

 さて、今日は1か月ぶりのお楽しみ、リフレクソロジーの日だ。いつものようにオーナーに迎えに来て頂き、車内でこの1か月の体調報告から。サロンに入ると、夏の元気チャージ期間という新しいキャンペーン中で、いつもとは異なるエッセンシャルオイルが選べた。3つの中から好きな香りを直感で選んでくださいとのこと。
 ペパーミント、スペアミント、ユーカリのブレンドされたブルーのボトルが夏らしく爽やかで気に入った。喉や肺のチャクラに効くという。なんとこれは私向きではないか、直感は正しかったと思う。胸から上にスプレーして頂き、好きな香りに癒されていい気分。

 それとは別に、脚から下の施術用オイルはローズマリー、ベルガモット、ゼラニウムブレンドの白のリラックスオイルがペアになっていた。後からこちらの香りもかがせて頂いたが、穏やかで幸福な気分に浸りたいときにお薦めというだけあって、とても深く良い香りだった。

 このところの暑さで早くも夏バテしているし、昨朝は左足が、今朝は右足が酷く攣って大変だった。胸のあたりにホットパックを置いて頂いた後は、目を閉じて身を任せる。ハンドリフレと頭皮と鼠径部を重点的にほぐして頂いた後はフルリフレ。いつものように、あっという間にウトウト。腕は左手が、足は右脚が、凝っていたそうだ。それでも、施術後は嘘のように浮腫みもとれて痺れもなんとなく収まって足がスッキリした。

 施術後は、“胃腸はお元気ですか”ブレンドの温かいハーブティを頂き、ほっと和む。今月のプレゼントはエッセンシャルオイルブレンドの虫よけスプレー。これからの季節に大活躍だ。次回の予約を済ませ、今日の限定オイルのミニサイズを6種類購入して再び最寄り駅まで送って頂いた。

 お昼はエキナカで簡単に済ませる。
 その後、都心までOB・OG合唱団の練習に出向く。昨年は申し込んだと思ったら父の入院、急逝と続き、秋までとても練習には参加出来そうにないということで舞台に乗るのを断念した。
 一昨年は、1度は練習に出かけたものの、秋に母の直腸がんの手術が決まり、その後のスケジュールを思うととても本番に乗れないということが分かって、参加を取りやめた。そんなわけで、2009年から2014年まで、団として不参加だった2013年を除き、5回連続皆勤で参加してきた大学のOB・OG合唱団だが、この2年間は残念ながら参加が叶わなかった。

 今年は分子標的治療薬カドサイラから抗がん剤ジェムザールに治療が変わり、自分の体調そのものが心配なことはあるが、ひとまず参加させて頂くことにし、早手回しに本番前日のホテル泊も予約済みだ。初回の練習は一周忌翌日でバテバテだったので、今回が初めての参加である。

 開始時間より少し遅れて練習場に到着。ホールのドアを開けると、ソプラノが3名、アルトが3名、男性は合わせて10人足らずである。男性は大先輩ばかりだが、女性を見ると、1期から3期上の、学生時代にご一緒させて頂いた年回りの方たちばかり。数十年ぶりとはいえ、お顔が分かる方ばかりで、びっくり。2年間お休みした間に代替わりしたのだろうか。相変わらず同期はいなく寂しい限りだが、参加申込者は20名ほど、現役の助けも借りて40人ほどの団に仕立て上げたいそうである。

 既に発声練習が終わり、譜読みが始まっていた。そーっと後ろから入って机の上に並んでいた楽譜と音源を頂き、出席簿に名前を書いて参加費をお支払いし、後ろの席に座る。

 ああ、忘れていたこの雰囲気。発声練習もなく、いきなり初見で参加したのだから、とても歌えるわけもないのだけれど、少しずつ歌詞とリズムを確認し、音を取りながら小さな声で参加する。まだまだハモルという状況ではないけれど、たまにメロディーラインが美しく奏でられると、とても幸せな気分になる。

 今日はひとまず4曲のうち外国曲2曲と邦人曲1曲の3曲だけ、2人の先輩指揮者の指導のもと、3時間ほど練習した。当然喉はガラガラ、見事に声が出なくなってしまった。

 練習後は事務連絡の後、片づけを済ませ時間通りに撤収。外は少し日が陰ってはいるが、身体に絡みつくようなむわっとした暑さが残っている。
 ちょうど私の練習が終わった時間とほぼ同じ時刻に、息子の父母会総会に出席していた夫の会合も無事終了。今年度で夫もお役御免、次の若い回生の保護者の方たちにバトンタッチの年だ。去年までは2人揃って参加していたが、今回は特に気になる話題もないし、夫が「今年は自分だけでよいから」とのことで私はパスさせて頂いた。
 乗り換え駅で夫と合流し、ひとまず最寄り駅まで戻り、駅前で夕食を摂って帰宅した。

 そんなわけで暑かった一日、朝から晩までフル回転。ようやく食欲も戻ってお腹が空いてたまらない。明日からはドンペリドンも飲まずに済みそうだ。
 本当なら今日頂いた音源を聴きながら譜読みの復習をすればよいのだけれど、明日はまたお出かけの予定なので、今日は疲れを残さないように早めに休まなくては。

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2017.7.13-15 新盆でお墓参り、少しずつ復調の土曜日を迎えるまでのこと

2017-07-15 22:14:18 | 日記
 木曜日。気持ち悪さと怠さ、容赦ない暑さと日差しで朝から絶不調。這う這うの体で東京横断出張から戻り、今度は夕方からの会議。この会議が押して、前日・当日の溜まった仕事が片付かず、結局残業。夫が一泊で地方出張だったのを良いことに、スーパーで夕飯を調達し、もそもそと流し込む。録り溜めたビデオをなんとなく見始めたものの、気づけばソファでウトウト。諦めて早々にベッドへ。

 金曜日。またしても暑い。夫の出張先もピーカンのお天気の様子。朝食は適当に食べられるものだけで済ませ、出勤。自席に到着するや否や、炎天下を歩いてきた勲章のように汗が噴き出す。今日も昼前には「電力使用制限値に達しそうです、節電を。」の放送が入り、皆でげんなり。なんとかやり過ごして帰宅。
 タッチの差で夫の方が早い帰宅で、生協のお届け品を取り入れてくれている最中だった。食欲はないし、疲れたし、火も使いたくないし・・・で、夫が素麺を茹でてくれるのを横目で見ながら横にならせてもらう。

 土曜日。ようやくの土曜日。今日も暑い。梅雨明けは本当にまだなのだろうかと疑ってしまうほど、太陽燦燦である。朝の連続テレビ小説をベッドで見終え、二度寝しようと思ったら、早朝から目覚めて録画した映画を1本見終わったという夫が、朝ごはんにしようと起こしに来る。諦めて起床。

 お天気が良いので寝具等大物の洗濯。ドンペリドンは手放せないが、気持ち悪さが随分楽になってきたようだ。マグラックスのおかげでそれほど酷い便秘でもないためか。
 今日は父の新盆だ。夫が「貴女が具合悪いようなら一人でお墓参りに行ってくるよ」と言ってくれたけれど、さすがにそれは申し訳ない、と夕方少しでも涼しくなる頃に一緒に行くことにする。
 何といっても夏の墓地の暑さといったら、ない。石が太陽に反射して、四方八方それはそれは大変なものだ。とはいえ、5時には完全閉園してしまうので、最後のシャトルバス便は3時台。

 午前中はダラダラとビデオを見たりして過ごし、駅前のスーパーで供花を買い求め、家からラベンダーの香りのお線香を持参して公園墓地に向かった。
 納骨から半月。お盆と春秋のお彼岸にお掃除をお願いしたので、その確認もしたかった。
 最寄り駅前から定刻にバスが出発して、5分ほどで到着。さすがにお盆なのであちこちのお墓に綺麗なお花が供えられている。墓前に出向くと、2週間前に供えたお花やお線香等も綺麗に掃除されていた。買ってきたお花を供え、お線香に火をつけ、墓石に水をかけ、しばしお参り。母は先週、提灯を準備したら安心してしまったようで、今日のお墓参りのことは特に何も言っていなかった。落ち着いて涼しくなれば来ればいいとこちらも特に誘いもしなかったのだが。

 ついでに、同じ公園墓地にある我が家のお墓も8年目にして初めてお掃除をお願いしたので、併せてチェック。
 自分たちのお墓が出来上がったのを目にした時に、やっぱりまだここには入りたくないと思った。その一念でここまで頑張ってきたのだ、と改めて思う。そう思えば、お墓を早々に準備したのは却って縁起が良かったのかもしれない。

 まだ墓石があるだけで開眼供養も何もしていないのだが、夫が「今度は至近距離でお父さんが睨みを利かしているのでますます入りたくなくなったでしょう」とのたまう。仰る通り、である。ちょうど斜め向かいなので目が合ってしまうのだ。当分ごめんこうむりたいと早々に墓地を後にした。

 そんなわけで最終バスに乗り込む。墓地にいた時間は僅か30分ほどだったけれど、往復40分。これだけ近ければ、祥月命日ごとに来ることもなんら負担ではないだろう。やはり近くに建てられてよかったし、両親のお墓もここにしてもらって良かったと思う。

 せっかく出かけてきたので夫と2人で買い物。思いもよらず好きなショップでセール開催中だったので、調子に乗ってあれこれお買い物。珍しく息子ともリアルタイムで連絡がついてLINEで写真を送って、欲しいという靴やシャツを買い込んだ。

 その後、とても久しぶりに肩こり改善ヨガのクラスに参加してきた。ここのところ、寝ポーズと座りポーズだけのリラックスヨガ専門だったが、肩こり改善ヨガのクラスもOさんの優しい声に癒されてとてもいい気分になった。シャワーで汗を流してスッキリして、家の仏壇用の御花も調達して帰宅。

 土用の丑の日には少し早いけれど、この暑さの中元気をつけなくてはということで、夕食には鰻を頂いた。母には電話で熱中症にならないように、水分塩分をしっかり摂るようにと言いつつお墓参りをしてきたことを報告。

 昨日一昨日と絶不調だったけれど、今晩は随分食欲が戻ってきた。もちろん吐き気止めの力も借りているけれど、ジェムザール5割隔週ペースに身体が慣れてきたのだろうか。
 明日は、夫も私もお互いあれこれ予定があり、都心に出向くも別行動。しっかり睡眠をとって暑さにめげず乗り切らなくては。
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2017.7.12採血後診察、ジェムザール(5割減)10クール1回目)

2017-07-12 22:43:40 | 治療日記
 昨夜は仕事を終えてからSさんの瞑想ヨーガのクラスに参加した。4週間ぶりだ。先々週は、ぶり返した風邪のせいで微熱があり、翌日の治療に備えて当日朝泣く泣くキャンセルをしたのだった。久しぶりに、指導者養成コースでご一緒したKさんやTさんにお会いできた。
 Kさんは既にコンスタントにクラスを持っている。Tさんも月末いよいよデビューされるということで、今日はクラス開始を前に、Sさんから直前のチェックを受けておられたそうだ。皆、それぞれ素晴らしいチャレンジを続けていて眩しい。
 1時間半のクラスはとても幸せな時間で、チャクラハミングやハヌマーンのキールタンで、少しざわついていた心がとても穏やかに静かになった。ああ、スタジオが近ければ本当に毎日でも通いたいほどだ。Sさんにお礼を言ってクラスを後にした。

 クラス後、私鉄とJRを乗り継いでいつものホテルにチェックイン。夜遅くなっても、昼の暑さと熱気がまだ残っていて蒸し暑い。ゆっくり入浴して、ベッドに入った。夜中に一度目覚めたが、とてもよく眠れた。

 今朝は、夫にモーニングLINEと電話をしてから、熱めの浴槽足湯を済ませる。今日も暑さ厳しい予報だ。この2週間は風邪と口内炎で散々だったが、昨夜は瞑想ヨーガのクラスにも出てようやく元気になった。と、そこでまたしても投与のタイミングなのである。
 それを続けなければならないことは十分わかってはいるが、やはりテンションが下がる。とにかく、瞑想の力を借りて今のままの自分を心穏やかに受け入れ、気を取り直して病院へ向かった。

 IDカードを通してから採血受付機へ。ピンクの番号札を見ると10人近く待っており、13分待ちとあった。汗を拭き態勢を整え、ほどなくして採血室へ入った。今日は白血球のみのチェックだから1本だけ。担当は、初めての若い男性。名札をしておられなかったのでお名前を呼んでのご挨拶が出来なかったけれど、紙テープにして頂くようリクエストして無事クリア。

 止血しながら腫瘍内科受付に移動。病院に到着してからまだ30分も経っていない。
 待合椅子の指定席を確保してまずは1時間ほど読書。今日のお伴は湊かなえさんの「豆の上で眠る」(新潮文庫)。帯には「お姉ちゃん、あなたは本物なの?幼いころに誘拐され二年後に帰還した姉―妹だけが感じる違和感。衝撃の姉妹ミステリー」とある。
 表題は、この物語がアンデルセンの童話をモチーフとしているためだが、湊さんのお話が面白くないわけがない。頁を繰る手が止まらない。解説でときわ書房本店の宇田川さんが書いておられる通り、小学生ならではの感受性を表現するその筆致には舌を巻く。本当にどこもかしこも巧いのだ。
 しばしといえど、本を置くのももったいないような感じで途中血圧測定。105-64、脈は79。そそくさと席に戻って読書続行。

 30分ほどして中待合へどうぞ、と番号が出たが、それから待つこと1時間以上。おひとりで車椅子に乗って待っておられた方が「息苦しい」と仰っていて先に呼ばれる。看護師のOkさんと中待合の廊下を歩いて、酸素量を測ったりしておられるのを見たが、先生からすぐにCT撮影の指示が出たようだった。

 本を読んでいられたので待ち時間も苦にならなかったのだけれど、気づけば病院に入ってから既に3時間以上が経過。
 先生にご挨拶して、この2週間の様子をご報告。咳止め、痰切りの薬を出して頂いて良かったこと、投与2日後の金曜日の朝、8度3分発熱があったので、3日間クラビットを飲んだこと。頭痛も続き頂いた咳、痰の薬は5日間飲み切ったこと。週が明けて下唇に口内炎が出てとても往生したこと。ケナログを塗ってもあまり改善しなかったが、患者会の知人で同じように口内炎に悩んでいた方がレーザー治療でとても楽になったと教えてくださったので、次回口腔外科で近所のクリニックで治療してよいものか相談してみたいこと、などをお話した。

 先生は「前回は白血球も好中球もとても高かったので、2日くらいで好中球減少による発熱はないと思いますが・・・」と首を傾げられた。やはり風邪による発熱だったのだろう。今回は、白血球は4,100、好中球が1,500で通常の値に戻っている。やはり前回の数値は炎症反応によるものだったとのご判断だ。診察室での検温は6度7分。「レーザー治療については是非聞いてみてください」とのこと。

 気になるCTの結果は、既に半年前と今回の画像がPCに並んでいる。「予想通りですね」とのこと。6センチ以上ある一番大きな腫瘍から小さいものでも3センチくらいまでの、目立った両肺の4つの腫瘍はどれもみな一回り大きく濃くなっている。ジェムザールに治療変更して初めてのCTなので(ジェムザールは)病状を食い止めてはいない、スローペースで進行しているという読影の結果だ。

 それでも、心配していた新規の病変はないということで、レントゲンでわかっている情報以上ではないとのこと。ただし、やっと隔週で、という方法が見つかったのでもう少し粘ることにしましょう、となった。さすがに今暑い時期にドタバタと新しい治療にして体調管理をするのは大変だし、夏休みの予定も既に決まっているから、とてもほっとした。

 それにしても、3センチ以上6センチほどの腫瘍が4つもあるというのに、こうして普通の生活をしているのだから、人間というのは大したものだとなんとなく自分をヨシヨシしてしまった。まあ、悪い細胞といいながらも所詮自分の細胞であることに違いない。 
「今日は薬を出して頂かなくとも大丈夫ですが、次回クラビットの補充をお願いします」とご挨拶して化学療法室へ向かった。

 化学療法室へ移動。それほど人は待っていないがなかなか呼ばれない。看護師さんは皆忙しそうに動きまわっている。見かけたことのない方もフォローに入っているようだ。30分ほど待って、ようやくKrさんから内側のリクライニング椅子に案内された。待ち時間はいつものように夫やお友達に報告LINEやメールを打って過ごす。

 15分ほどして初めてお目にかかるFさんが針刺しに見える。初めましてのご挨拶をすると、今日はこちらがとても忙しくてヘルプに入っています、とのこと。ベテランの方のようで、びっくりするほどなんの衝撃もなく、痛みもなく針刺し名人Oさんを彷彿とさせるものだった。「痛いですよね」と問われ、「とんでもない、全く痛みがありませんでした。素晴らしいです。ありがとうございます。」とお礼を言う。薬が届くのに20分ほど待つ。

 今日は、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の3本だ。Okさんが点滴を始めてくださり、この2週間の体調報告。吐き気止めは15分。

 湊さんの1冊は読み終わり、2冊目に梨木果歩さんの「冬虫夏草」(新潮文庫)を読み始めたけれど、結局読み終わらなかった。それでもこの本は大切に時間をかけて読みたい感じの1冊だ。

 ジェムザールは30分ちょっとかけて、最後の生理食塩水に入ったところで携帯が鳴る。普段なら病院での電話は一切取らないのだが、見ると母がお世話になっている市の福祉サービスセンターからだ。何かあったのだろうか・・・「今、病院で点滴中なのですが、何かありましたか」と仕方なく取ると、「お母さまが家にいらっしゃらないので・・・」とのこと。

 今日はヘルパーさんが来る日だった。看護師さんが飛んできて“電話は×”というポーズをされる。事情を話していったん切ると、ショートメールが飛んできた。「今日は訪問時間が繰り上がっているのだけれど、在宅されていないので、母の携帯を教えてほしい」とのこと。

 「今日は病院に行っていると思うが、携帯は不携帯かもしれない」と返事をする。暫くして「今お帰りになりました。無事でよかったです」とのこと。「ご心配おかけしました。申し訳ありません」とひとまずやりとりを終える。最後の血圧測定に見えた看護師さんに待って頂いて申し訳ないことをした。今日はランマークもお休みで、治療はこの3本のみ。

 始まって1時間強で終了。抜針はOkさん。あれっと思う間もなく抜けていて、衝撃は全くない。今日は針刺、抜針ともラッキーだった。電話だのメールだのとバタバタしていたけれど、血圧は109-60、脈拍は68。Okさんに「さすが、動じないわね~」とからかわれる。看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。

 計算時間を見計らって自動支払機へ移動したが、まだ出来ておらず、窓口へ戻って支払となった。採血と点滴の3割負担で1万円強をカードで支払う。ジェムザール半分だとこんなものなのだ、とすっかり金銭感覚が麻痺している。

 外に出ると溶けそうな暑さ。日傘をさしていてもクラクラする。今日は点滴が少ないし、うまくすれば、早く帰れるかもと捕らぬ狸の皮算用をしたが、結局病院の滞在時間は5時間半を超えた。
 お昼はまだ吐き気止めが強力に効いているし、夜はどうせ食べられないので、時間をかけて駅ビルで野菜たっぷりの冷やしちゃんぽんを頂いてきた。

 電車で席も無事確保したら、暑さ負けした感じで、いつのまにかウトウト。乗換駅では、既に夫に了解を得ていたので迷うことなくお弁当などを調達。大荷物だったのでタクシーに乗ろうと最寄り駅を降りたところ、あいにくタクシーがいない。しかも考えることは皆同じで、暑さの中歩きたくないという方が並んでいた。待っていて茹で上がりそうなので、諦めて歩いて帰宅した。しかしグッタリ顎が出た。

 帰宅後、母に電話。母は福祉サービスの方が私に電話したことも知らず、無事外科の経過観察が終わり、次回は2年検診で内視鏡とCTだ、と能天気なお返事。かくかくしかじかと状況を話し、出かける時はきちんと携帯を持つこと、自分の携帯番号をサービスの方に教えることなどをお願いして電話を切って、横になった。
 気持ち悪くて横になっているのにほどなくして電話が鳴る。「自分の携帯番号がわからないのだけれど・・・」と。脱力する。確かにワンタッチボタンで自分がかけるか私からの電話を取るだけだから、自分の番号などメモしていなくても十分なのだけれど、トホホである。

 夫が帰ってきた時も寝込んでいた。毎度のことだけれど、夜には気持ち悪さで食欲がすっかりなくなっている。買ってきたお弁当をちょっぴりつまんで、夫が作ってくれた味噌汁を半分ほど頂いて終了。とにかく暑くてグッタリなのだけれど、冷房が効いた室内にほぼ一日いたので、身体がだるくて仕方ない。

 思えば9年半前、化学療法を始めた頃には3度3度の食事を作り、息子にお弁当まで持たせていたのに、もはやそんな気力も体力も全くない。加齢もさることながら、絶え間なく治療をしている身体は、やはり相当痛んできているのだと思う。
 まあ致し方ないことではあるが、今までの10年の重みとこれからの10年の重みは全く違うのだろう、と改めて思う。

 明日は、朝から東京横断の会議だ。帰ってからもまた会議。治療翌日は正直しんどい。それでもお給料を頂いているのだから、そして仕事のおかげで支えてもらっているのだから、なんとか乗り切らなくては。とにかくお風呂に入って少しでも早く休みたい。
 
 記録のために。
 昨日届いた今月初めてのお花は、夏らしく元気が出そうな黄色の濃淡の向日葵が4本、紫色のリアトリスが2本、淡い黄色のソリダコが1本、そしてアワが3本。花言葉はそれぞれ「あこがれ」、「燃える思い」、「永遠の少年」、「調和」だという。ガラスの花瓶に夫が投げ入れて玄関に飾っておいてくれた。今日も、お花にただいま、である。
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