ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.7.16 リフレでメンテ、その後久々に合唱練習へ

2017-07-16 21:49:22 | 合唱
 まだ梅雨明け宣言はないのだろうかと思うくらい、今日も灼熱の1日。言っても詮無きことだけれど、朝から暑い。
 今日は母の84歳の誕生日。思えば昨年の今日は、10日に急逝した父の通夜だった。この1年、思い返せば本当に色々あったので、あっという間だったとは言えないけれど、とにかく何とか無事に母の一人暮らしが続いていることを喜ばなければなるまい。朝はお誕生日おめでとうとご機嫌伺いの電話を入れた。

 勤務する大学では恒例の大学説明会である。私は出番ではないが、この暑さの中、気分の悪い人が出なければよいと思いつつ駅に向かう。途中、なぜか道に迷っている、大学説明会に向かう途中と思しきご家族連れから道を聞かれ、会場にご案内した。
 とにかく、駅から電車が到着する度に凄い人数が吐き出されてくる。その流れに乗ってしまえばそのまま会場に到着するのだけれど、少しでも空いた道からショートカット出来るのでは、と思ったようだった。しかし、この辺りには近道出来るような脇道がなく、そのつもりで別の道を選ぶと、全く見当違いの方向に行ってしまうのだ。

 さて、今日は1か月ぶりのお楽しみ、リフレクソロジーの日だ。いつものようにオーナーに迎えに来て頂き、車内でこの1か月の体調報告から。サロンに入ると、夏の元気チャージ期間という新しいキャンペーン中で、いつもとは異なるエッセンシャルオイルが選べた。3つの中から好きな香りを直感で選んでくださいとのこと。
 ペパーミント、スペアミント、ユーカリのブレンドされたブルーのボトルが夏らしく爽やかで気に入った。喉や肺のチャクラに効くという。なんとこれは私向きではないか、直感は正しかったと思う。胸から上にスプレーして頂き、好きな香りに癒されていい気分。

 それとは別に、脚から下の施術用オイルはローズマリー、ベルガモット、ゼラニウムブレンドの白のリラックスオイルがペアになっていた。後からこちらの香りもかがせて頂いたが、穏やかで幸福な気分に浸りたいときにお薦めというだけあって、とても深く良い香りだった。

 このところの暑さで早くも夏バテしているし、昨朝は左足が、今朝は右足が酷く攣って大変だった。胸のあたりにホットパックを置いて頂いた後は、目を閉じて身を任せる。ハンドリフレと頭皮と鼠径部を重点的にほぐして頂いた後はフルリフレ。いつものように、あっという間にウトウト。腕は左手が、足は右脚が、凝っていたそうだ。それでも、施術後は嘘のように浮腫みもとれて痺れもなんとなく収まって足がスッキリした。

 施術後は、“胃腸はお元気ですか”ブレンドの温かいハーブティを頂き、ほっと和む。今月のプレゼントはエッセンシャルオイルブレンドの虫よけスプレー。これからの季節に大活躍だ。次回の予約を済ませ、今日の限定オイルのミニサイズを6種類購入して再び最寄り駅まで送って頂いた。

 お昼はエキナカで簡単に済ませる。
 その後、都心までOB・OG合唱団の練習に出向く。昨年は申し込んだと思ったら父の入院、急逝と続き、秋までとても練習には参加出来そうにないということで舞台に乗るのを断念した。
 一昨年は、1度は練習に出かけたものの、秋に母の直腸がんの手術が決まり、その後のスケジュールを思うととても本番に乗れないということが分かって、参加を取りやめた。そんなわけで、2009年から2014年まで、団として不参加だった2013年を除き、5回連続皆勤で参加してきた大学のOB・OG合唱団だが、この2年間は残念ながら参加が叶わなかった。

 今年は分子標的治療薬カドサイラから抗がん剤ジェムザールに治療が変わり、自分の体調そのものが心配なことはあるが、ひとまず参加させて頂くことにし、早手回しに本番前日のホテル泊も予約済みだ。初回の練習は一周忌翌日でバテバテだったので、今回が初めての参加である。

 開始時間より少し遅れて練習場に到着。ホールのドアを開けると、ソプラノが3名、アルトが3名、男性は合わせて10人足らずである。男性は大先輩ばかりだが、女性を見ると、1期から3期上の、学生時代にご一緒させて頂いた年回りの方たちばかり。数十年ぶりとはいえ、お顔が分かる方ばかりで、びっくり。2年間お休みした間に代替わりしたのだろうか。相変わらず同期はいなく寂しい限りだが、参加申込者は20名ほど、現役の助けも借りて40人ほどの団に仕立て上げたいそうである。

 既に発声練習が終わり、譜読みが始まっていた。そーっと後ろから入って机の上に並んでいた楽譜と音源を頂き、出席簿に名前を書いて参加費をお支払いし、後ろの席に座る。

 ああ、忘れていたこの雰囲気。発声練習もなく、いきなり初見で参加したのだから、とても歌えるわけもないのだけれど、少しずつ歌詞とリズムを確認し、音を取りながら小さな声で参加する。まだまだハモルという状況ではないけれど、たまにメロディーラインが美しく奏でられると、とても幸せな気分になる。

 今日はひとまず4曲のうち外国曲2曲と邦人曲1曲の3曲だけ、2人の先輩指揮者の指導のもと、3時間ほど練習した。当然喉はガラガラ、見事に声が出なくなってしまった。

 練習後は事務連絡の後、片づけを済ませ時間通りに撤収。外は少し日が陰ってはいるが、身体に絡みつくようなむわっとした暑さが残っている。
 ちょうど私の練習が終わった時間とほぼ同じ時刻に、息子の父母会総会に出席していた夫の会合も無事終了。今年度で夫もお役御免、次の若い回生の保護者の方たちにバトンタッチの年だ。去年までは2人揃って参加していたが、今回は特に気になる話題もないし、夫が「今年は自分だけでよいから」とのことで私はパスさせて頂いた。
 乗り換え駅で夫と合流し、ひとまず最寄り駅まで戻り、駅前で夕食を摂って帰宅した。

 そんなわけで暑かった一日、朝から晩までフル回転。ようやく食欲も戻ってお腹が空いてたまらない。明日からはドンペリドンも飲まずに済みそうだ。
 本当なら今日頂いた音源を聴きながら譜読みの復習をすればよいのだけれど、明日はまたお出かけの予定なので、今日は疲れを残さないように早めに休まなくては。

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