昨夜は、前夜と同じようにお風呂から戻ってすぐに寝支度をしたのだけれど、夫と母に挟まれ、先を越されてしまって、あらら、寝付けない。いつもと同じ1時近くまで時計を覚えている。この頃は母の鼾に悩まされていた。そして2時間ほどして、今度は夫が冷房リモコンをピッピッピッピッさせていて目が覚めてしまう。2時間寝たかどうか。
何とか寝付いたと思ったら5時前に母がお手洗いに起き、足場が悪いからと電気をつけたまま襖を開けて出入りをして目が覚めてしまう。2時間毎に分断される眠り。その後もう2時間寝ていて良かったのだけれど、残念ながら眠れずじまい。流石に2日連続8時間睡眠とはならなかった。
夫が部屋の露天風呂で汗を流すようなので、私もさっと入浴。外は雨が止み、ちょっと青空が出てきている。また富士山が頭を雲の上からのぞかせた。それでも、相変わらず帰路の高速道路はある部分が通行止め。迂回をして帰るのだろうけれど、どうなることか気が気ではない。
もし今日中に家に帰れなかったらどうしたものか。明日は午前、午後と予定が入っているのだ。とはいえ、新幹線も在来線も通行止めだったり様子見だったり、でひとまず運航予定というバスが一番便利だし、これに頼るしかない。
汗を流してさっぱりして着替えを済ませる。今朝は朝ドラ復習を視るのを諦めて、昨日より40分ほど早く朝食会場へと向かった。バイキングの内容は昨日とほぼ同じ。あまり食べたいものがない。母には昨日と被らないものを選んで用意した。食事を終え、部屋に戻る。
チェックアウトまではたっぷり1時間以上ある。2人は食休みで何となくウトウトしている。
台風情報を横目に見ながら、パッキングを済ませ、フロントに降りる。チェックアウトを済ませ、ロビーで時間潰し。
それにしても、帰路のバスまで4時間半ある。だからといってタクシーで駅前まで行ってもあまり時間潰し出来そうにない。
雨が止んで日が出てきたので、全く見ていなかったホテル内の日本庭園を散策することにした。
母は足場が悪そうだし、疲れそうなので、と荷物番。歩き始めると、石階段やら坂道やらでなかなか大変だった。なるほど景色はとても良く、プールあり、足湯あり、太鼓橋あり。雨上がりで緑が美しい。広い庭園には点々と離れの部屋が並んでおり、某有名野球選手が昔、家族連れで定宿にしていたという部屋の前で記念撮影。
雨は止んでいるとはいってもまるでサウナの中にいるような湿気。一周20分ほど歩いてすっかり汗ばんでロビーに戻った。
夫はPCを出して仕事を始めるというので、母の相手もせずに持ってきた文庫を読み始める。
湊かなえさんの「残照の頂 続・山女日記」(幻冬舎文庫)。山女日記はNHKでもドラマ化された。今日は最初の「後立山連峰」の部分だけ読んだ。私自身、山登りなど体力的にとてもとても、だけれど、本を読んで雰囲気を味わうだけならできる。
読書をしていると、なんと予定より1時間早く出前のお寿司が届いてしまった。あまり長くおいておけないし、とお昼丁度にロビーで頂く。夫はちらしを、私と母は握りを。 早々と昼食が終わってしまい、まだ出発まで2時間弱。さて、どうする、ということで、カラオケルームを借りることに。行ってみれば貸し切りだ。
カラオケは、2月に息子夫婦たちと温泉に行って以来。その時は母は疲れたから、と部屋で留守番をしていた。今日も聞いているだけだが、なんとなく知っている歌は口ずさんでいる。カラオケは聞いていてもつまらないから、歌わなければ!としつこく背中を押して、91歳カラオケ初体験と相成った。選んだのは「長崎の鐘」と「高校三年生」。弱々しく元気なく、助け船を出しまくりだったけれど、母の歌声を初めて聞いた。
私も2月には咳込んだり、息が続かなかったりと情けない体だったが、今日は廻りに誰もいないのをいいことに、随分調子に乗って夫と交代であれこれ歌った。たっぷり1時間半ほど楽しみ、出発まであと30分。
アイスクリームを調達して小休止していると、帰りのバスが10分以上早く到着した。乗客が揃ったら出発するという。慌てて乗り込んだ。
来た時と逆の順番でホテルに寄ってピックアップ。ほどなくして最初のお手洗い休憩場所であるドライブインに到着する。お土産は既に購入済みだし、お手洗いのみだから30分も不要だった。降りる時はパラパラと小雨だったが、乗り込む時には土砂降り。いや、大変なお天気である。
本来は東名高速に乗る予定が、通行止めが解除されず、別道で行くという。外は真っ黒な雲が立ち込めている。寝不足な私はあっという間に船を漕ぐどころか、頭をガンガンぶつけそうになりながら小一時間爆睡した。
気づけば、降車駅にあと30分というパーキングエリアで最後のお手洗い休憩。ここでも雨が止んでいると傘を持たずに出たら、帰りには降り出してカツラを濡らしてしまった。
その後、雨は強くなる一方。渋滞もあり、あと少しなのになかなか到着しなかった。そしてバスが降車駅に着いたのは予定より15分ほど早かったか。バスが停車した場所はびしょびしょで足場が悪く、傘を差してもびしょ濡れ。大変だった。母には可哀想だったが、おんぶするわけにもいかず、励ましつつ頑張って歩いてもらった。
私鉄は平常通り動いており、特急に乗って一駅、最寄り駅に到着する。このままタクシーで母を送り届けられれば良かったのだけれど、まだミッションが残っていた。
母の結婚式用の衣装等の調達だ。目を付けていたジャケットをフォーマルショップで試着に。やはり袖丈が長い。詰めないととても無理。それ以外はなんとかなりそうだったし、日を改めて百貨店に連れていくのもいつになるかわからないので、これに決めることにした。
合わせてコサージュとバッグも買う。先日から何度か顔を合わせていた店員さんが親切にしてくださった。同じアウトレットモール内にあるリフォームショップに電話で問い合わせた後、実際に現物を持ち込んでお直しが出来るかどうか、値段と期日まで確認してくださった。
夫と母にはフォーマルショップ前で待っていてもらい、私はリフォームショップにジャケットを持ち込み、支払を済ませる。だんだん足が痛くなってくる。雨も止まない。お直しには2週間かかるとのこと、とりあえず余裕をもって出せたのでほっとした。イベントはずっと先だと思っていると、あっという間にやってくる。
すっかりガス欠。駅前のレストランで3人で食事を済ませ、タクシーで母のサ高住まで向かう。20分もかからずに順調に到着。荷物を置いて、お手洗いを済ませ、再びタクシーを呼んで自宅まで戻ってきた。これまた順調で往復1時間で済んだ。
帰宅後は母に到着の連絡を済ませ、夫と手分けをして洗濯物を畳み、収納し、キャリーケースの中を空っぽにして、とやることは目白押し。葉月晦日もドタバタの1日だった。
明日から9月長月スタート。防災の日であるが、台風は相変わらず居座っているのだろうか。
午前中は瞑想ヨーガのクラス、午後はWさんサロンへマッサージの予定である。
何とか寝付いたと思ったら5時前に母がお手洗いに起き、足場が悪いからと電気をつけたまま襖を開けて出入りをして目が覚めてしまう。2時間毎に分断される眠り。その後もう2時間寝ていて良かったのだけれど、残念ながら眠れずじまい。流石に2日連続8時間睡眠とはならなかった。
夫が部屋の露天風呂で汗を流すようなので、私もさっと入浴。外は雨が止み、ちょっと青空が出てきている。また富士山が頭を雲の上からのぞかせた。それでも、相変わらず帰路の高速道路はある部分が通行止め。迂回をして帰るのだろうけれど、どうなることか気が気ではない。
もし今日中に家に帰れなかったらどうしたものか。明日は午前、午後と予定が入っているのだ。とはいえ、新幹線も在来線も通行止めだったり様子見だったり、でひとまず運航予定というバスが一番便利だし、これに頼るしかない。
汗を流してさっぱりして着替えを済ませる。今朝は朝ドラ復習を視るのを諦めて、昨日より40分ほど早く朝食会場へと向かった。バイキングの内容は昨日とほぼ同じ。あまり食べたいものがない。母には昨日と被らないものを選んで用意した。食事を終え、部屋に戻る。
チェックアウトまではたっぷり1時間以上ある。2人は食休みで何となくウトウトしている。
台風情報を横目に見ながら、パッキングを済ませ、フロントに降りる。チェックアウトを済ませ、ロビーで時間潰し。
それにしても、帰路のバスまで4時間半ある。だからといってタクシーで駅前まで行ってもあまり時間潰し出来そうにない。
雨が止んで日が出てきたので、全く見ていなかったホテル内の日本庭園を散策することにした。
母は足場が悪そうだし、疲れそうなので、と荷物番。歩き始めると、石階段やら坂道やらでなかなか大変だった。なるほど景色はとても良く、プールあり、足湯あり、太鼓橋あり。雨上がりで緑が美しい。広い庭園には点々と離れの部屋が並んでおり、某有名野球選手が昔、家族連れで定宿にしていたという部屋の前で記念撮影。
雨は止んでいるとはいってもまるでサウナの中にいるような湿気。一周20分ほど歩いてすっかり汗ばんでロビーに戻った。
夫はPCを出して仕事を始めるというので、母の相手もせずに持ってきた文庫を読み始める。
湊かなえさんの「残照の頂 続・山女日記」(幻冬舎文庫)。山女日記はNHKでもドラマ化された。今日は最初の「後立山連峰」の部分だけ読んだ。私自身、山登りなど体力的にとてもとても、だけれど、本を読んで雰囲気を味わうだけならできる。
読書をしていると、なんと予定より1時間早く出前のお寿司が届いてしまった。あまり長くおいておけないし、とお昼丁度にロビーで頂く。夫はちらしを、私と母は握りを。 早々と昼食が終わってしまい、まだ出発まで2時間弱。さて、どうする、ということで、カラオケルームを借りることに。行ってみれば貸し切りだ。
カラオケは、2月に息子夫婦たちと温泉に行って以来。その時は母は疲れたから、と部屋で留守番をしていた。今日も聞いているだけだが、なんとなく知っている歌は口ずさんでいる。カラオケは聞いていてもつまらないから、歌わなければ!としつこく背中を押して、91歳カラオケ初体験と相成った。選んだのは「長崎の鐘」と「高校三年生」。弱々しく元気なく、助け船を出しまくりだったけれど、母の歌声を初めて聞いた。
私も2月には咳込んだり、息が続かなかったりと情けない体だったが、今日は廻りに誰もいないのをいいことに、随分調子に乗って夫と交代であれこれ歌った。たっぷり1時間半ほど楽しみ、出発まであと30分。
アイスクリームを調達して小休止していると、帰りのバスが10分以上早く到着した。乗客が揃ったら出発するという。慌てて乗り込んだ。
来た時と逆の順番でホテルに寄ってピックアップ。ほどなくして最初のお手洗い休憩場所であるドライブインに到着する。お土産は既に購入済みだし、お手洗いのみだから30分も不要だった。降りる時はパラパラと小雨だったが、乗り込む時には土砂降り。いや、大変なお天気である。
本来は東名高速に乗る予定が、通行止めが解除されず、別道で行くという。外は真っ黒な雲が立ち込めている。寝不足な私はあっという間に船を漕ぐどころか、頭をガンガンぶつけそうになりながら小一時間爆睡した。
気づけば、降車駅にあと30分というパーキングエリアで最後のお手洗い休憩。ここでも雨が止んでいると傘を持たずに出たら、帰りには降り出してカツラを濡らしてしまった。
その後、雨は強くなる一方。渋滞もあり、あと少しなのになかなか到着しなかった。そしてバスが降車駅に着いたのは予定より15分ほど早かったか。バスが停車した場所はびしょびしょで足場が悪く、傘を差してもびしょ濡れ。大変だった。母には可哀想だったが、おんぶするわけにもいかず、励ましつつ頑張って歩いてもらった。
私鉄は平常通り動いており、特急に乗って一駅、最寄り駅に到着する。このままタクシーで母を送り届けられれば良かったのだけれど、まだミッションが残っていた。
母の結婚式用の衣装等の調達だ。目を付けていたジャケットをフォーマルショップで試着に。やはり袖丈が長い。詰めないととても無理。それ以外はなんとかなりそうだったし、日を改めて百貨店に連れていくのもいつになるかわからないので、これに決めることにした。
合わせてコサージュとバッグも買う。先日から何度か顔を合わせていた店員さんが親切にしてくださった。同じアウトレットモール内にあるリフォームショップに電話で問い合わせた後、実際に現物を持ち込んでお直しが出来るかどうか、値段と期日まで確認してくださった。
夫と母にはフォーマルショップ前で待っていてもらい、私はリフォームショップにジャケットを持ち込み、支払を済ませる。だんだん足が痛くなってくる。雨も止まない。お直しには2週間かかるとのこと、とりあえず余裕をもって出せたのでほっとした。イベントはずっと先だと思っていると、あっという間にやってくる。
すっかりガス欠。駅前のレストランで3人で食事を済ませ、タクシーで母のサ高住まで向かう。20分もかからずに順調に到着。荷物を置いて、お手洗いを済ませ、再びタクシーを呼んで自宅まで戻ってきた。これまた順調で往復1時間で済んだ。
帰宅後は母に到着の連絡を済ませ、夫と手分けをして洗濯物を畳み、収納し、キャリーケースの中を空っぽにして、とやることは目白押し。葉月晦日もドタバタの1日だった。
明日から9月長月スタート。防災の日であるが、台風は相変わらず居座っているのだろうか。
午前中は瞑想ヨーガのクラス、午後はWさんサロンへマッサージの予定である。