昨夜はブログアップ後にそのままベッドにもぐりこみ、殆ど正体不明で消灯。スマホアラームが鳴るまで一度も目覚めることなく8時間半近く眠れた。どれだけ寝不足でどれだけ疲労困憊していたのか、と改めて思い知らされる。
夫に「おはよう」スタンプを送る。昨夜、帰りのライナー予約を頼まれたが、言ってきた時間はもう過ぎた時間の電車だったので、次の号を予約したが音沙汰なく、どうしたかと思ったら、さらに1時間遅い号が良かったようで、結局私が予約したものは無駄になってしまったようだ。夫も疲労困憊、私も疲労困憊、トホホである。
朝風呂に行く。お一人出てきたところで、今朝も貸し切り。ささっと入ってあがる時には、何人も入っていらした。
部屋に戻って着替えを済ませ、身支度を整えてから朝食ラウンジに降りる。そこそこの混雑だが、テーブル席を確保。昨夜下痢をしたので、今日は控えめに。グレープフルーツジュースとクリームチャウダー、焼きたてデニッシュ、有機野菜のサラダに野菜のおかずをほんの一口ずつ。
夫は今日は変則で休務日。少し寝坊が出来たようで何より。生協のお届け物が来たら取り入れ宜しくとLINEでお願いする。
紅茶は部屋に戻って朝ドラを視ながらゆっくり頂く。今日は検査を昨日済ませたので、直ぐに診察だ。診察前に血圧だけ測れば良いから、いつもより遅い出発だ。
母にMeet通話。昨夜は草臥れ果てて連絡出来なかった。割とすぐに出たが、今起きたところということで、なんだかぼーっとした顔だ。昨日は、腰が痛くてマッサージに行ったのだけれど、タイミングが悪くて満席でやってもらえなかったという。そのまま帰るのも、とお昼は勇気を出して(!)ファミレスでランチをしたそうな。
外食はいつも私達と一緒で、一人で行くことはない。水もお手拭きも全てセルフで取ってこないといけないのだが、注文しただけで精一杯で、水も飲まずに出て来たという。はあ。一言店員さんに頼めばいいのに。
それでもヘルパーさんがお嬢さんの車で実家のダイニングの椅子やら布団やら絨毯やらを取りに来てくれて・・・と要領の得ない話が続く。
さすがに15分ほど相手をしたところで、私も病院に行かなければいけないので、と通話を切った。
フロントで荷物を預け、身軽になって病院を目指す。昨日の強風と低温もきつかったが、今朝も冷え込んでいる。
予約の15分前に病院に到着する。受付のIDカード機で少し並んだが、腫瘍内科受付へ直行。
待合い椅子は既にかなり埋まっている。定位置は確保出来ずに受付に並ぶ。いつものコロナ関連問診票を頂き、今回は咳、鼻水、息切れに“ときどき”を追加せずに〇をした。態勢を整えてから血圧測定。107-67、脈拍が100。
昨日の原田ひ香さんの「古本食堂」を再開したが、それほど読む時間もなく「中待合にどうぞ」に番号が出たのは、予約時間を10分ほど過ぎた頃。そのまま中廊下に行くと、扉が全開しており、私が一番だった。
荷物をまとめ「今年もよろしくお願いします。」とご挨拶をして入室する。
「さて、では、まず」と体温計を頂く。診察室での体温は37度。やはり話すとすぐに咳が出てしまう。「やっぱり咳が出ますね~。」と。「はい、年末治療後は1日3回コデインを欠かさず飲んでいますが、それでもこんな感じです。そのおかげで酷い痛みは出ていません。また頓服の時には便秘になっていましたが、それもなく下痢をすることすらあります。昨夜も下痢でした。一昨日母のサ高住引っ越しが終わり、年末年始はその準備でかなり無理をしたのも事実です。月初めには久しぶりに嘔吐もありました。」とご報告。
SpO2は95くらいをウロウロしていたが、ようやく97%になった。脈拍は98。
「咳もそうですが、息切れもあり、坂道や階段を上ったり、何か作業をするとしんどいです。息を吸ったり吐いたりするときにゼイゼイヒューヒューと変な音がします。また、乾燥しているせいか鼻血も出やすいです。涙目は、ステロイドを塗って大分落ち着いています。抗アレルギー点眼薬のせいか、涙が刺激性でなくなりチリチリしなくなりました。あと、たまにですが、顔の左側でフラッシュをたかれたように光ることがあります。疲れでしょうか。」とお話する。
「そうですか。で、採血結果ですが・・・」とデータをご覧になりつつ、「マーカーやはり上がっていますね。あとは肝臓の値はカドサイラのせいで上がっています。」とこれまでのグラフを遡ってチェックされる。マーカーは年末に正常値ギリギリだったが、今回また2割ちょっと上がったのでHマークがついている。この咳の出方等を考えると十分想定内の結果だ。
「(マーカーは)上がってもこのまま頭打ちならいいのですが、上がり続けると・・・」と仰る。なるほど今まで上がったり下がったりということはよくあったが、2回続けて上がることはあまりなく、3回続けて上がったことはここ数年なかったと記憶している。
「まぁ来月初めのCTを見てから方針を相談しましょう」と仰る。
「レントゲンはどうでしたか」と訊くと、画像を出して「右のポート下あたりが白くなっていますが、この辺りは無気肺があるようです。」と説明される。「胸水が溜まっていることはありますか」と問うと、「下の部分が両肺ともシャープなので、水が溜まっているようではない。今日の治療は予定通りやりましょう。」と仰る。
「2月7日にCTの結果によっては治療中止になりますか、それともそこでカドサイラ最後の投与になりますか」と訊くと「あまり時間を空けない方がいいなら翌週かよく翌週に別の治療をする、ということになりますが、現実的には化学療法室の空があるかどうか・・・。」
なるほど、最近の混雑はかなりのもので、今の段階では3週間毎の3月まで予約して頂いているが、治療がずれると話が変わってくる。
まぁ、不確定な先のことを考えてみても仕方がない。次回は前日採血を済ませるように予約して頂く。そしてこのまま治療続行として、5月まで3週間毎の化学療法室の予約を入れてくださった。ダメ元で「3月末から4年半以上ぶりで海外旅行を予約しているのです・・・治療の様子で無理なら仕方ないのですが・・・」と言ってみた。
先生は「そうですね。コロナも収まってきて、皆さん海外に行き始めてますよね。どちらへ~?」と律儀にカルテに入力してくださっている。
薬はコデインを1日3回追加処方して頂き、「1日3回で問題ないでしょうか」と確認すると、痛み止めとしては1日4回もありなので問題なしとのこと。ご挨拶をして部屋を出た。
化学療法室へ移動。まだ早いと思ったが、受付番号は4番だった。門前薬局にLINEで処方箋の写真を送り、待合席に座る。10分ほどで席に案内される。内側だったけれど、割と奥の席で足も伸ばせて有難かった。お手洗いを済ませ、態勢を整え、夫やお友達に報告LINE。早くも薬局からは薬の準備が出来ました、とLINE連絡が入る。
読書を再開しようとすると、Sさんが針刺しに見えた。全然痛まず、ラッキー。「咳が出ますね」と言われ、「年末年始は母の引越しで大変でした」と話すと「○○さんはいつも引っ越しをしているイメージがあります」と言われてしまった。確かに。
ほどなくして薬が届き、別の看護師さんからセットしてくださる。「初めましてですね?」と声をかけると、12月半ばに異動していらしたそうでSiさんと仰るそうだ。「咳が出ますね」とSpO2をチェック。「安静にして95%だと、動くとしんどいかな」と言われる。最初人差し指だったが、小指に替えてみても同じようなものだった。
ポートの逆血をチェックした後、カドサイラ開始。15分経ってチェックの後、少し残っているとのことで延長して40分弱で終了した。最後の生食が5分ちょっとで45分強で終了。
最後の血圧測定と抜針もSiさん。108-72、脈拍は72。殆ど衝撃もなかった。
「お疲れ様でした」と言われたけれど薬剤師さんのインタビューがないので確認すると、「言って頂いて良かった、これから来るそうなので暫くお待ちください」と言われる。ほどなくして久しぶりに男性薬剤師のKさんが見える。
「体調いかがですか」と言われ「あまり良くないです」と言っているうちに咳込む。コデイン1日3回の話やそれに伴う痛みや便秘等の話、目薬の話などもして10分ほどで終了。いつも門前薬局に提出する情報提供書をプリントアウトして頂き、お礼を言って化学療法室を後にした。
受付票を戻し、会計待合いに移動する。朝、病院に入ってからまだ2時間半ほど。あれこれLINE連絡をしたりインタビューに対応したりで読書は殆ど出来ず。10分待ったところで自動支払機にアクセスし15万円弱をカード払い。
外に出ると、昨日より日差しが大分暖かい感じ。薬局へ移動すると、担当のIさんは別の方の対応中。暫しお待ちして「○○様~」と声がかかった。咳が酷いのでコデインが追加されたことはLINEで報告していたので、3つの飲み薬に加え、4種類の薬に2,500円弱を電子マネーでお支払い。「今日もマーカーが上昇しており、2月のCT結果により薬変更かもしれません。」と報告して薬局を後にした。
今日の病院と薬局での滞在時間は、前日検査のおかげで3時間弱。ホテルに戻って預けた荷物を受け取る。荷物を整理して昼前ギリギリの快速電車に間に合い、席を確保して文庫の続きを読んだ。途中で眠くなり、本を閉じたらすぐに乗り換え駅に到着した。
駅ビルの紅茶専門店でランチ。そこそこ混んでいたが、なんとか待たずに席に着けた。ゆっくり食事を摂り、私鉄に乗り、最寄り駅からもぶらぶら歩きながら帰宅した。途中の急な坂を避けて階段からの回り道にしてみたが、やはりきつく、その後は息が上がってしまった。
帰宅すると、夫はリビングでお昼寝中。いきなり咳き込んでしまって、涙、涙。話が出来ない。息切れしながら薬やらお泊り道具等を片付けて、漸くリビングに座る。
夫が駅前まで用足しに出かけた間に、母のケアマネSさんに今回の引越しに伴うあれこれのアレンジについてのお礼の電話。途中で咳込んでしまったが、20分ほど話が出来た。気になっていたので電話出来て良かった。
夫が帰宅し、一緒に視られそうな録画したドラマをウトウトしながら視たが、途中であまりに眠くなり、そのままうたた寝。気づいたら2時間以上経っていた。
寝ぼけ眼で母にMeet通話。さすがにまだ起きているかと思ったが(8時台)、映像が真っ暗だ。明日はデイサービスなのでもうベッドに入ったところだという。枕元に携帯を置いていることは進歩したと思う。
起こしてごめんね、と言ったが、色々話したかったようで、要領を得ない話を聞きながら結構な長電話になってしまった。ケアマネさんに電話をしたこと等を報告。今日は、トイレのリモコンの電池が外れていたのを直してもらったり、緊急放送が入るように工事の人が3人くらい来てくれて、とあれこれ助けてもらいながら過ごせた模様。昨日から生協のお弁当も無事に届いており、食事は摂れたようだ。
それから夫と生協から届いたお蕎麦やサンドイッチで遅い夕食。なんとなくお腹が緩いが、サンドイッチを半分頂いた。
明日は夫が変則で出勤。寝坊はしていられないし、Sさんの瞑想ヨーガクラス1月1回目もある。自覚しているより更に疲れているようだ。今日も早く休みたい。