ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.7.29 エンハーツ43クール目 さらに減量39回目投与後3日目のこと ほぼソファと一体化の一日

2023-07-29 23:00:35 | 日記

 昨夜は息子が帰宅した時点で入浴すればよいのに、ついドラマの録画を視てしまう。今日が土曜日ということもあって気が緩み、すっかり夜更かし。
 宴会から帰ってご馳走を食べてきた筈の夫は、ご飯っぽいものが何もなかったといってカップラーメンを作っている。それを横目で見ていた息子は、しっかりコース料理を食べてきたのに味見をしている。
 「注意一秒デブ一生」、「ちょっと待て、その一口が豚になる」と若い頃に使った標語を思い出して口に出すが、2人ともどこ吹く風である。
 まぁ、「今日も元気だ、ご飯が美味い」2人が羨ましい。治療後の食欲不振で冴えない私である。
 入浴してベッドに入ったのは1時半近かった。

 今朝はいつもの時間に目覚ましが鳴り、土曜使用のスマホアラームを消して寝たら、二度寝をしてしまい、朝ドラ復習編が終わっていた。その後は、気持ち悪さでウトウトしながらなかなか起き上がれない。

 1時間ほどグズグズしてからノロノロ起きてリビングへ移動。
 3人分のシーツや枕カバーを剥がし、パジャマやタオル等もどんどん放り込んで洗濯機を廻す。遅くなってしまったけれど、カンカン照りなのですぐ乾くだろう。
 夫が用意してくれた朝食を3人で頂く。胃は重く、食欲がない。昨日まで食べられたバタースティックを温めてくれたけれど、欲しくない。お腹に入れられたのはバナナ半分、初物のシャインマスカット2粒、幸水とプラム1かけ。青いアロエヨーグルトも食べられず、冷蔵庫に仕舞った。水分は青森ねぶた祭マークのストレートリンゴジュースをグラスに半分。紅茶を淹れてくれたけれど、味が分からない。

 今朝からは、朝食後吐き気止めカイトリルと毎食後疲労止めのエルカルチン2錠が追加。今日、明日はデカドロン0.5㎎を4錠で2㎎(昨日までの半分量)だ。デカドロンはとても小さい五角形の粒だ。(今は、昨日まで飲んでいた1粒4mgが出来たけれど、昔は0.5㎎錠しかなく1回で16錠飲んだこともあり、大変だった。)。ミヤBM錠とタケプロンを入れて全部で9錠。イメンドがないものの結構な量である。
 待っていた速達郵便が無事届いたので、到着のお礼のLINEをする。
 食後、出来上がった洗濯物を夫と一緒に干す。べランダは一杯だ。それだけでもうぐったり。

 息子は既に暑くなってくる中、デートに出かけていった。
 昨日までに空にしたアルバム5冊組の中身をもう一度点検して(写真1枚とネガが出て来た、危ない危ない)、処分。

 夫は和室のPCで仕事をするというので、私は氷珈琲を飲んでからソファと一体化。撮り貯めたドラマを視る。昨日、薬局のIさんからLINEで「制吐剤を点滴アロカリスに替えて吐き気はどうですか」とお尋ねがあったが、吐き気は相変わらず。一方、眠気はそれほど酷くない感じで、何度も寝落ちすることはなかった。
 お昼は抜き。空腹を全く感じないかといえば嘘になるが、欲しくない。ゼリーでも食べようかな、と思っても、冷蔵庫まで行く元気がなくゴロゴロ。
 夕方前、夫に洗濯物を取り込んでもらい、畳んで収納する。下向きで作業しているとやはり気持ち悪い。
 お手洗いに起きるのもついつい我慢しがちだ。

 夫は、何も食べようとしない私につられたのか、何か食べた様子はなく、お昼抜き。良くないなぁと思う。暑いわ空腹状態だわ、でイライラしている。ちょっとしたことで口喧嘩になる。そのままジムに出かけて行った。

 夫が出かけている間、ソファで寝落ちしてしまった。1時間半くらいか、と思ったら2時間半近く経っていた。テレビでは4年ぶりの開催となった隅田川花火大会の中継中。息子は少し離れた所から観ると言っていたが、凄い混雑だろう。お行儀悪く寝っ転がってテレビで観るのが快適だ。
 今日は市内の花火大会もあるようで、夫が遠くに見えた花火の写真をLINEで送ってきた。

 夕食に冷やし中華を作ってくれたので、有難く頂く。完食は出来なかったけれど、ほぼお腹に入れられた。何かやけに甘く感じる。羅漢果茶も薬を飲むだけの量しか飲めない。
 朝、花の水替えを怠ったら、随分お花が萎んでしまった。慌てて水切り。

 昨夜は寝る前にうさぎさん便が少々が排出出来たが、今日も同じくらい申し訳程度の量。あれだけ快調だったのにあっという間に便秘に転落だ。数種類の吐き気止め副作用プラス圧倒的に水分不足だから当然だ。尿の色も大分濃い。

 母にMeet通話。今日は午前中、整体へマッサージに行ってきたそうだ。疲れたけれど気持ち良かったとのこと。昨日は一歩も出なかったので、夕方もスーパーまで行ってぐるりと散歩して涼んできたという。誰とも喋らなかったと言っていたけれど滑舌はよく、元気にしていたので良かった。

 籠城蟄居の土曜日。やれた家事は洗濯と寝具の取り換えだけ。
 顔が浮腫んで、頭はぼーっと霞がかかったようだ。お腹はモタモタ、口の中も苦くて生唾が出て、味が分からない。まぁ、治療週末、想定内なのだけれど。

 21時を廻る頃に、籠城蟄居打破のため、思い切ってドラッグストアまで買い出しに行った。足が萎えていて力が入らない。息が切れて、荷物も持たずに身体一つだというのに持て余す。まっすぐ帰宅出来ず、駅前カフェで夕涼みがてらお茶休憩。皆、風があって涼しいと言いながら通り過ぎていた。花火帰りの浴衣姿の若い女性が眩しい。
 階段やら坂道やらで、息が切れてしんどい。マスクを外していても歩きながら喋ることが出来ない。夫が話しかけてくるが、聞き流すだけ。這う這うの体で帰宅した。

 明日は午前中、ハーブ講習会。何もなければまた寝ている日だからこそ、有難いイベントである。
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