ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.9.25 長月最後の日曜日も合唱練習

2022-09-25 22:13:50 | 合唱

 昨夜はドラマの最終回の録画を視たりしてまったり過ごし、入浴を終えてなんとか日付が変わらないうちにベッドに入った。

 今朝もいつもと同じ時間に目覚ましが鳴るが、まだまだ眠り足りない感じで、往生際悪く二度寝。日曜日仕様の目覚ましが鳴る前になんとか起きた。外は爽やかな秋晴れだ。昨日お天気が悪いことを理由に掃除を後回しにしたので、合唱練習に出かける前に済ませていかねばならない。

 朝食を摂り、一休みしてから夫が掃除機担当、私は拭き掃除担当。随分涼しくなったけれど、動くとまだ汗が滲む。今日は最高気温が29度まで上がるという。

 今日は、10月のホームカミングデーで3年ぶりに小さな舞台を持つOB・OG合唱団の練習日だ。
 2週間前の練習日は、夫の誕生日旅行で北海道にいたので、若手指揮者I氏の最後の練習に出ることが叶わなかった。今日は朝食が遅かったし、掃除をしているうちに時間がギリギリになってしまったので、ゼリーだけお腹に入れて、途中でランチ、は諦める。
 練習開始5分前には練習場所に到着する筈のお昼過ぎの特急に乗っていくことにした。

 相変わらずお腹が緩い。夫は2日間籠城蟄居だったので、今日はちょっとスーパーやらDIYのお店にでも行ってくるか、とまずは自転車で駅までお供するというので、荷物を前籠に入れてもらう。楽譜やら飲み物やら何やらでショルダーバッグが結構重いので助かった。

 駅に到着し、しっかり席を確保して、iPodで今日の練習曲を流す。4週間ぶりなので忘れているかな~と思うが、それほどでもない。4週間後は本番だ。残すところ練習は2回だが、そのうちの1回、来週の日曜日は治療後の体調不良のため、出席が叶わないことが確定している。これはもう自分で頑張らなければまずいのである。

 練習場に行く途中の信号を過ぎたところで、ソプラノの2期上のA先輩と合流し、練習場迄ご一緒する。気づけば後ろから沢山の先輩や初めて見る若手の姿も。エレベーターでホール迄上がり、お手洗いを済ませ、入室。出席簿に丸を付ける。

 今日は、本番で指揮を担当されるM氏と初めまして、である。15期下で我が団が50周年(1998年)を迎えた時の学生指揮者を務め、今は色々な合唱団で指揮者を本業とされている。
 準備体操と発声練習で40分弱。カデンツァでハモるとやっぱり楽しい。
 
 ソプラノは、なんと2002年生まれ(!)という現役2年生が初参加で、70期の若手がお休み、±で7名。アルトには現役4年生が加わり、先輩が一人お休みで4名。
 男性は8名、こちらにも現役73期だという4年生と大先輩がおひとり加わっている。今日からのニューフェイスが4名加わったことになる。全員集合すると20名ちょっとになるのだろう。

 最初に「初心のうた」と「泉のうた」を1回通して聞いて頂き、続いて1曲ずつ丁寧にご指導頂く。これまでの練習の成果があったようで、お褒めの言葉も頂く。M氏もI氏と同じく話術が巧みで、アクションや比喩も楽しく、ついつい引き込まれてしまう。
 それにしても指揮者というのは芸達者な人たちであるなぁ、と改めて思う。
 「初心のうた」が終わったところで若干の休憩を挟み、「泉のうた」を終えて、小休止。後半は「永遠の花」、最後に「さびしいカシの木」と全4曲ご指導頂く。最後の曲はフレーズが長いこともあって、ちょっと息切れを感じる。
 普段3時間がこれほど短く感じることはないけれど、発声練習の後は座っている練習だったが、これで今日の練習は最後、というタイミングでは現役の隣で自然と立ち上がって歌っていた。
  
 パンクチュアルに本日の練習は終了。1回の練習で4曲全て歌ったのは初めてだ。事務局のS先輩から次回の練習や当日の情報等を頂く。本番は不織布マスクが必須だそうだ。苦しいけれど、やむなし、である。
 7月から開始した今年の練習も、本番まであと4週間。残すところ次週と3週間後の2回の練習のみになった。次週は治療後の体調不良で寝たきりのタイミングに当たり、3週間後の最後の練習まで空いてしまう。ますます真面目に自主練習をしなくては、である。

 皆で片付けを終え、2期上のA先輩とツーショットの後は、女性全員集合の写真を撮って頂く。上は80代、下は20歳が一堂に会して、凄いなあとしみじみ。この年になって、「先パ~イ」などとココロは10代の頃に戻って甘えられる集団の居心地の良さは他にはあり得ない。先輩方と駅までなんとなく固まってぶらぶらと歩く。
 電車でも皆さんとご一緒に。今日は買い物をする予定もあり、ライナーは1台後を予約していたので、お手洗いを済ませてから百貨店の目的地3か所に寄り、予定の買い物を全て終えてライナーの席に座った。

 予定通りのライナーに乗り込む。帰りも口パクでiPodでもよかったのだけれど、気分転換のため、車内のお供は山本文緒さんの「残されたつぶやき」(角川文庫)。
 昨年秋、膵臓がんのため59歳直前で他界された山本さん。うつ病の治療のため執筆活動を中断されたが、約6年の闘病を経て、復帰され2021年には7年ぶりの小説『自転しながら公転する』で受賞も続いた矢先の訃報だった。帯には「文緒さんの言葉が、生き生きとあふれ出す 書籍未収録&本人撮影写真多数!オールカラーのエッセイ集」とあり、思わず手に取った。一言一言、しみじみと読みふけっているうちに最寄り駅に到着した。

 今日は息子が夜遅く旅行から戻り、1泊していく。
 夕食は2人だけだし、夫と今月初めに駅前にオープンした回るお寿司屋さん(これで最寄り駅前には2軒の回転寿司店が競うことになった。)に行ってみることに。
 ちょっと雰囲気は違ったけれど、内容は今までのお店とどっこいどっこいかな、という感じ。1時間も経たずにお腹一杯になってお店を後にした。

 帰路はドラッグストアで赤青ヨーグルトを買って帰宅。母にMeet通話で回転寿司に行ったことを話したら、「私も行ってみたい」とのこと。来月父の墓参帰りにでも寄ってみることにしよう。

 夫は明日午前中休みにするのだそうだ。息子を送っていくことは出来なくとも、朝3人でゆっくり朝食が摂れるだろう、ということだそうだ。
コメント
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